今回はカナダの若手で今注目のネクストジェンの一人でもある、デニス・シャポバロフ選手についてプレースタイルやランキング、ツアーでの成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2019,8,22更新)
プロフィール
| 年齢 | 20歳 |
| 国 | カナダ |
| 身長 | 185cm |
| 体重 | 75kg |
| 利き手 | 左 |
| バックハンド | 片手 |
| 好きなサーフェス | グラス |
| 好きなショット | スマッシュ |
| 好きな大会 | カナダ(マスターズ) |
| 憧れだった選手 | R・フェデラー |
| 趣味 | ゲーム 映画鑑賞 |
| ATP公式サイト | 選手ページ |
| コーチ | アドリアーノ・フォリヴィア テッサ・シャポバロフ |
| プロ転向 | 2016年(17歳) |
ツアーの成績
キャリアタイトル
| タイトル | 0勝 |
ツアーレベルでのタイトル獲得はまだありません。
下部ツアーのチャレンジャーでは2つのタイトルを獲得。
グランドスラムの最高成績
| 全豪オープン | 3回戦 |
| 全仏オープン | 2回戦 |
| ウィンブルドン | 2回戦 |
| 全米オープン | 4回戦 |
グランドスラムの最高成績は全米オープンの4回戦進出が最も良い成績となっています。
全ての大会で1回戦突破は達成。
マスターズの最高成績
| インディアンウェルズ | 4回戦 |
| マイアミ | ベスト4 |
| モンテカルロ | 1回戦 |
| マドリード | ベスト4 |
| ローマ | 3回戦 |
| カナダ | ベスト4 |
| シンシナティ | 3回戦 |
| 上海 | 1回戦 |
| パリ | 1回戦 |
マスターズではマドリード、カナダ、マイアミのベスト4が最高成績です。
すでに3つのマスターズでベスト4入りの経験がありますし、その他のマスターズでもこの若さにしてかなり勝利をあげることができています。
ランキングの推移
| キャリアハイの推移 | |
| トップ100 | 2017年(18歳) |
| トップ50 | 2017年(18歳) |
| トップ20 | 2019年(20歳) |
| キャリアハイ|20位 | 2019年(20歳) |
| 年末ランキングの推移 | |
| 2016 | 250 |
| 2017 | 51 |
| 2018 | 27 |
プロへ転向したその年に早くもトップ100入りを果たし、初開催のネクストジェンファイナルにも出場。
プレースタイル
今の若い選手にしては珍しい片手バックハンドですが、シャポバロフ選手はこの年齢にしてかなり高いレベルの片手バックハンドを持っています。またフォアも強力で威力が高いです。
200kmを超えるようなビッグサーブに対して、片手のバックハンドでは綺麗にリターンするのはかなり難しいことですが、シャポバロフ選手は軽々とブロックリターンを決めていきます。
さらに片手のバックハンドでは難易度がめちゃくちゃ高い、ジャックナイフまで使います。この若さでこのバックハンドのレベルは恐ろしいですね 笑
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
| フォアハンド | 8 |
| バックハンド | 8 |
| サーブ | 8 |
| リターン | 7 |
| ボレー | 7 |
| テクニック | 7 |
| メンタル | 8 |
| フットワーク | 8 |
| 攻撃力 | 8 |
| 守備力 | 7 |
| 総合力 | 76 |
主な経歴
プロ1年目でマスターズベスト4と全米でベスト16
シャポバロフ選手はプロ入りをした2017年シーズン、前半はチャレンジャーを中心にツアーを周り、少しずつランキングを上げていましたが、8月のロジャーズカップ(マスターズ・カナダ)で地元ということでワイルドカードを貰って出場したのですが、2回戦でデルポトロ選手(31位)、3回戦でナダル選手(2位)に勝利。
トップ選手2人を続けて破り、ベスト4まで勝ち上がり、これによりランキングを一気に80ほど上げ、60位台まで上昇。
そしてその次に予選から出場した全米オープンでは1回戦と3回戦で同じネクストジェンである、メドベデフ選手(54位)とエドモンド選手(42位)を破り、2回戦では元世界5位のツォンガ選手(12位)に勝利。
2017年の北米ハードコートシーズンで一気に飛躍を果たし、50位台までジャンプアップしました。
ムチュアマドリードオープンでベスト4
2018年のクレーコートシーズンでは、ムチュアマドリードオープン(マスターズ・マドリード)でベスト4。
3回戦では同じカナダで先輩であるビッグサーバーのラオニッチ選手(24位)に勝利、準々決勝ではネクストジェンのライバルであるエドモンド選手(22位)に勝利。
準決勝ではネクストジェンで頭一つ抜けているズベレフ選手に完敗しましたが、この年のマドリードオープンは次の男子テニス界を背負う存在が大きく活躍した大会にもなりました。
ではシャポバロフ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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