錦織圭とクロアチアのボルナ・チョリッチ(Borna Coric)選手の対戦成績や勝率をまとめていきます。
チョリッチ選手はプロ入り後すぐにトップ100入りを果たし、現在はトップ10目前の位置までランキングを上げてきているクロアチアの若手選手。
(2021,3月更新)
ツアーの成績やプロフィールの比較
錦織圭 | チョリッチ | |
身長 | 178cm | 188cm |
体重 | 73kg | 85kg |
プロ入り | 2007年(17歳) | 2013年(17歳) |
初タイトル | 2008年(18歳) | 2017年(20歳) |
トップ10入り | 2014年(24歳) | – |
トップ5入り | 2014年(24歳) | – |
グランドスラム全体 の最高成績 |
準優勝 | ベスト8 |
マスターズ全体の 最高成績 |
準優勝(4回) | 準優勝 |
錦織圭とチョリッチの対戦成績や勝率
VS
錦織圭 1勝(50%)
【過去の対戦一覧】
年.月 | 大会 | 勝者 | スコア |
2021.3 | ロッテルダム (ATP500・ハード) |
チョリッチ | 76 76 |
2015.10 | 東京 (ATP500・ハード) |
錦織圭 | 26 61 62 |
初対戦は錦織選手が勝利
初対戦は楽天ジャパンオープンの1回戦で、1セットダウンから錦織選手が逆転で勝利。
母国開催のプレッシャーもあってか序盤は錦織選手のサーブがかなり不調で、2度のブレークを許してしまいあっさりセットを落としてしまいます。
しかし徐々に調子を取り戻し、2セット目以降は圧倒し逆転で勝利。試合時間は2時間8分。
2戦目でチョリッチ選手が初白星
2戦目となったのは1回目の対戦から5年半後の2021年ATP500ロッテルダム準々決勝。
この試合は2セット連続のタイブレークという事もあり、かなりの激戦となりました。
第1セットは錦織選手がリードするもすぐにチョリッチ選手が追いつき、逆に第2セットはチョリッチ選手が先行しますが、錦織選手がすぐにブレークバック。
最終的にはタイブレークを2つとも取ったチョリッチ選手が勝利し、リベンジを果たしています。
状況別の対戦成績と勝率
コートサーフェス別
次にコートサーフェス別の対戦成績と勝率を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
錦織圭 |
1 | 0 | 0 |
チョリッチ | 1 | 0 | 0 |
対戦があるのはハードのみなので対戦成績通り互角の成績。
お互いに得意なクレーコートでの対戦がまだなく、今後クレーコートでの対戦は特に注目です。
ただ錦織選手はグラスでタイトルを獲得できていませんが、チョリッチ選手はハレ(ATP500)で獲得しており、これだけを考えるとグラスではチョリッチ選手がやや優位だと思われます。
マッチセット数別
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
錦織圭 | 0 | 1 |
チョリッチ | 0 | 1 |
対戦があるのは3セットマッチのみで、対戦成績通りここまでは五分の成績。
グランドスラムでの成績を見てもチョリッチ選手は特別5セットマッチが得意というわけでもなさそうなので、5セットだと経験の多い錦織選手がやや有利そうです。
タイブレーク、フルセット、決勝・準決勝など状況別
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦での対戦成績と勝率を調べていきます。
タイブレークを 取った回数 |
フルセットマッチ | 決勝・準決勝 での対戦 |
|
錦織圭 | 0回 | 1 | 0 |
チョリッチ | 2回 | 0 | 0 |
今のところ、タイブレークはチョリッチ選手、フルセットマッチは錦織選手がそれぞれリードしています。
錦織選手はフルセットにもつれ込む試合で歴代でもトップクラスの成績を残していますが、チョリッチ選手もこれまでフルセットの試合が56%の勝率と高いので今後もフルセットマッチになった時は注目です。
まとめ
- 錦織選手とチョリッチ選手の対戦成績は互角
- ハードで互角。今後クレーでの対戦に特に注目
- プレッシャーのかかる状況でもほぼ互角
チョリッチ選手も最近はランキングも上げて上位をキープしているので、今後この2人の対戦が増えていく可能性は高いです。
調子が良ければビッグ4すら圧倒してしまうほどの力を秘めているチョリッチ選手ですので、これからが非常に楽しみです。
では錦織選手とチョリッチ選手の対戦成績や勝率については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!