今回はクレーを得意とし、何人ものトップ5選手にも勝っているスペインのパブロ・アンドゥハル選手についてのプレースタイルやランキング、ツアーの成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2021,5,31更新)
プロフィール
年齢 | 35歳 |
国 | スペイン |
身長 | 180cm |
体重 | 80kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
ラケット | prince |
ウェア | ラコステ |
好きなショット | バック |
好きなコート | クレー |
好きな大会 | バルセロナ |
趣味 | サッカー |
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タイトル
シングルスタイトル|4勝
初タイトルは2011年、25歳の時に優勝したATP250カサブランカ。
カテゴリー別 | |
ATP250 | 4 |
サーフェス別 | |
クレー | 4 |
グランドスラムの成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 4回戦 |
- グランドスラムの最高成績は4回戦
- 2019年の全米オープンで初の4回戦進出を達成。
- 2015年の全仏オープンで11回目の2回戦にしてついに勝利し初の3回戦進出
- 初の初戦突破となったのは初めて本戦入りした2008年の全仏オープン
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 4回戦(ベスト16) |
マイアミ | 3回戦 |
モンテカルロ | 2回戦 |
マドリード | ベスト4 |
ローマ | 1回戦 |
カナダ | 2回戦 |
シンシナティ | 3回戦(ベスト16) |
上海 | 2回戦 |
パリ | 2回戦 |
- マスターズの最高成績はベスト4
- 2013年のマドリードでベスト4入りを達成。この時はワイルドカードでの出場でしたが、チリッチ選手や錦織選手に勝利してベスト4まで勝ち上がっています。
- マスターズの本戦初勝利は2011年のマイアミ。この時一気に3回戦まで勝ち上がり。
ランキングの推移
ランキングの推移 | |
トップ100 | 2008年(22歳) |
トップ50 | 2011年(25歳) |
キャリアハイ|32位 | 2015年(29歳) |
年末ランキングの推移 | |
2003 | – |
2004 | 972 |
2005 | 361 |
2006 | 215 |
2007 | 146 |
2008 | 101 |
2009 | 160 |
2010 | 71 |
2011 | 46 |
2012 | 42 |
2013 | 48 |
2014 | 41 |
2015 | 64 |
2016 | 432 |
2017 | 1694 |
2018 | 82 |
2019 | 64 |
2020 | 60 |
プレースタイル
アンドゥハル選手のプレースタイルはバランス型のベースライナーで、武器は精度の高いバックハンドです。
フォアも安定感があり素晴らしいですが、バックハンドは安定かつ打ち分ける時の精度が凄いです。パワーはそんなに無いですが、この精度の高さによりウィナーも結構な数を取っていきます。
またアンドゥハル選手はベースライナーですが、たまに見せるネットプレーのレベルも高いです。
経歴
2011年にツアー初タイトル
プロ転向後時間をかけて少しずつランキングをあげていたアンドゥハル選手でしたが、ついにカサブランカのATP250で初タイトルを獲得します。トップ50の選手2人を破っての優勝でした。
さらに翌年の同大会でも優勝し、初タイトルからの2連覇を達成する事になります。
この頃から安定してトップ100を維持する事ができるようになり、6年間続けて年末ランキングではトップ100を維持しました。
2015年以降は怪我によるツアーの長期離脱
アンドゥハル選手は2015年頃から右ひじの怪我に悩まされ、2016年には手術をしました。
この怪我により、2016年は年間の半分ほどの大会しか出場できなかったのと、2017年は下部大会のフューチャーズ2大会のみの出場となり一時はランキングを圏外まで落としてしまいます。
しかし2018年シーズンから本格的に復帰を果たし、最初の数大会こそ初戦負けがありましたが4月に入ってからはチャレンジャーで優勝。
さらにATP250でもタイトルを獲得という凄い勢いでポイントを稼ぎ、ランキングも100位台前半まで上昇させました。
クレーではかなりの強さを発揮するアンドゥハル選手ですので、今後のクレーシーズンでは要注目の存在になりそうですね!
各シーズンの主な成績
2008 | グランドスラム|全仏(2回戦) |
2009 | グランドスラム|全仏(2回戦) |
2010 | グランドスラム|全仏(2回戦) ATP250|ブカレスト(準優勝) |
2011 | グランドスラム|全仏(2回戦) マスターズ|マイアミ(3回戦) ATP250|カサブランカ(優勝) ブカレスト、シュツットガルト(準優勝) |
2012 | グランドスラム|全米、全仏、全豪(2回戦) マスターズ|インディアンウェルズ、シンシナティ(ベスト16) ATP500|アカプルコ(ベスト8) ATP250|カサブランカ(優勝) ベオグラード(ベスト4) |
2013 | グランドスラム|全米(2回戦) マスターズ|マドリード(ベスト4) ATP250|ニース(ベスト4) |
2014 | グランドスラム|全米、全豪(2回戦) ATP500|リオ(ベスト4) ハンブルク、バレンシア(ベスト8) ATP250|グシュタード(優勝) |
2015 | グランドスラム|全仏、ウィンブルドン(3回戦) ATP500|バルセロナ(準優勝) ATP250|グシュタード(優勝) |
2016 | – |
2017 | – |
2018 | ATP250|マラケシュ(優勝) チャレンジャー|3大会(優勝) |
2019 | グランドスラム|全米(ベスト16) ATP250|マラケシュ(準優勝) グシュタード(ベスト4) チャレンジャー|3大会(優勝) |
2020 | チャレンジャー|1大会(準優勝) |
ではパブロ・アンドゥハル選手のプレースタイル、ランキング、ツアーでの成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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