2018年のウィンブルドンで3回戦進出を果たしたオーストリアのデニス・ノバク(Dennis Novak)選手。
今回はノバク選手のプレースタイル、ランキング、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。
(2020,8,1更新)
プロフィール
年齢 | 26歳 |
国 | オーストリア |
身長 | 183cm |
体重 | 80kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2011年(17歳) |
好きなコート | グラス |
好きなショット | バックハンド |
好きな大会 | キッツビュール |
憧れだった選手 | ロジャー・フェデラー |
趣味 | サッカー ゲーム |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ギュンター・ブレスニク ウォルフガング・ティエム |
(参照 atptour.com)
ノバク選手は8歳でテニスを始めて、2011年に17歳でプロに転向。
ツアー大会本戦デビューとなったのは地元開催の2013年キッツビュール(ATP250)。
この時は予選のWCを貰って、そのチャンスを生かして予選を勝ち上がり本戦入りを果たしています。
現在のコーチは、少し前まで同じオーストリアで親友のドミニク・ティエム選手のコーチをしていたギュンター・ブレスニクコーチと、そのティエム選手の父親であるウォルフガング・ティエムコーチ。
獲得タイトル
シングルス
シングルスでのタイトル獲得はまだありません。
チャレンジャーだと2つのタイトルを獲得しています。
カテゴリー別 | |
サーフェス別 | |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 1回戦 |
全仏オープン | 予選3回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 1回戦 |
グランドスラムでの最高成績は3回戦。この記録は2018年のウィンブルドンで達成。
グランドスラムで初めて本戦に出場したのは2018年の全豪オープン。4度目のグランドスラム予選に挑戦して初の本戦入りとなりました。
ちなみにこの時の予選決勝の相手は日本の添田豪選手で、ノバク選手が1セットダウンから逆転で勝利を収めました。
そして2018年のウィンブルドンでは、予選を勝ち上がり1回戦でカナダのポランスキー選手に勝利してグランドスラム本戦初勝利。
そして2回戦では大会17シードのリュカ・プイユ選手にフルセットで勝利して3回戦に進出しました。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | |
マイアミ | |
モンテカルロ | |
マドリード | |
ローマ | |
カナダ | |
シンシナティ | |
上海 | |
パリ |
まだマスターズの本戦に出場した経験はありません。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2020年(26歳) |
キャリアハイ|85位 | 2020年(26歳) |
年末ランキングの推移 | |
2012 | 713 |
2013 | 367 |
2014 | 319 |
2015 | 211 |
2016 | 250 |
2017 | 226 |
2018 | 143 |
2019 | 108 |
プレースタイルと主なスタッツ
バレール選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器はサーブとバックハンド。
身長は183cmと男子選手としてはそれほど大柄ではありませんが、バレール選手は非常に強力なファーストサーブを持っています。
サービスエースもかなり多い選手で、ベースライナーですがビッグサーバーに近いです。
ストロークはフォア、バックともにフラット系でかなりスピードが出ます。
特にバックハンドはバレール選手自身も好きなショットに挙げているという事もあり強力なショットを持っています。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ノバク | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 210本 (1試合平均:5.4本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
68% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
49% | 53% | 57% |
キープ率 | 75% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
25% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
51% | 53% | 51% |
ブレーク率 | 19% | 27% | 27% |
ノバク選手は相手の2ndサーブの時のポイント獲得率が高いです。
この数字を見た限りでは相手の2ndサーブをかなり積極的に攻撃できている印象があります。
ただブレーク率はそこまで高くないので、リターンゲームでポイントは取れていますがブレークまでは繋がらない事が多いようです。
勝敗と賞金
勝敗
15勝25敗(勝率37%)
【試合形式別】
- 3セットマッチ|12勝18敗(勝率40%)
- 5セットマッチ|3勝7敗(勝率30%)
【サーフェス別】
- クレー|7勝8敗(勝率46%)
- グラス|2勝2敗(勝率50%)
- ハード|6勝15敗(勝率28%)
ノバク選手はハードでの勝率がそこまで高くありませんが、グラス、クレーでの勝率が高め。
ノバク選手はサーブが凄く強いというわけでは無いので、それにも関わらずグラスを得意としているのはかなり技術力が高い選手と言えます。
賞金
キャリア通算の獲得賞金は約94万ドル(約9800万円)
1シーズン平均(プロ転向10年目)にすると約980万円になります。
各シーズンの主な成績
(表の黄色マーカーは280ポイント以上、黄色太字は1000ポイント以上)
年 | 主な成績 |
2018 |
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2019 |
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