2019年の全米オープン決勝でフルセットの大激闘を演じたラファエル・ナダル選手とダニール・メドベージェフ選手。
今回はこの2人の対戦成績について、過去の結果や勝率などについての情報をまとめていきます。
(2021,4,10更新)
メドベージェフ選手とナダル選手のプロフィール比較
メドベージェフ | ナダル | |
身長 | 198cm | 185cm |
体重 | 83kg | 85kg |
BMI | 21.2 | 24.8 |
プロ入り | 2014年(18歳) | 2001年(15歳) |
ツアー初タイトル | 2018年(21歳) | 2004年(17歳) |
マスターズ初タイトル | 2019年(23歳) | 2005年(18歳) |
グランドスラム初タイトル | – | 2005年(19歳) |
トップ10入り | 2019年(23歳) | 2005年(19歳) |
トップ5入り | 2019年(23歳) | 2005年(19歳) |
1位達成 | – | 2008年(22歳) |
グランドスラム 最高成績 |
準優勝 | 優勝 (20回) |
マスターズ 優勝回数 |
優勝 (3回) |
優勝 (35回) |
メドベージェフ選手はナダル選手より13㎝身長が高くかなりの身長差となっています。
ただ体格はナダル選手の方が断然がっちりしていて明らかに筋肉量が違います。
ナダル選手はプロ入りの年齢も早く、それだけ初タイトルやビッグタイトル獲得もかなり若い時点で獲得しています。
メドベージェフ選手とナダル選手の対戦成績
対戦成績
メドベージェフ | ナダル |
1勝 (25%) |
3勝 (75%) |
過去の対戦一覧
年 | 大会 (グレード) |
勝者 | スコア |
2020 | NITTO ATP FINALS (ファイナル・ハード) |
メドベージェフ | 36 76 63 |
2019 | NITTO ATP FINALS (ファイナル・ハード) |
ナダル | 67 63 76 |
2019 | 全米オープン (グランドスラム・ハード) |
ナダル | 75 63 57 46 64 |
2019 | カナダ (マスターズ・ハード) |
ナダル | 63 60 |
初対戦は2019年のマスターズ・カナダの決勝で、この試合はメドベージェフ選手のミスも多かったですが、ナダル選手がリターンゲームで質の高いプレーをして、リターンにもかかわらず50%近くポイントを獲得し圧倒してストレートで勝利。
2019年の全米オープンでは決勝で対戦。歴史に残る名勝負となった試合で試合時間も4時間51分と5時間に迫るほどでした。ナダル選手が2セット連取でそのままいくだろうとほとんどの人が思った中で、まさかのメドベージェフ選手が2セットを取り返してフルセットマッチになりました。
ここまでは、初対戦からナダル選手が3連勝したのちに4戦目でメドベージェフ選手が初勝利を挙げています。
サーフェス別の対戦成績と勝率
次にコートサーフェス別の対戦成績と勝率を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
メドベージェフ | 1 (25%) |
0 (-%) |
0 (-%) |
ナダル | 3 (75%) |
0 (-%) |
0 (-%) |
これまでの対戦は全てハードコートでの対戦となっています。
メドベージェフ選手はキャリア通算の成績を見る限りではハードコートを最も得意としていますが、その得意としているハードコートでも負け越しとなっています。
マッチセット数別の対戦成績と勝率
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
メドベージェフ | 0 (0%) |
1 (33%) |
ナダル | 1 (100%) |
2 (67%) |
5セット、3セット両方の対戦があり、どちらもナダル選手の勝ち越し。
とは言え、短期決戦の3セットマッチについてはメドベージェフ選手が勝つ可能性もかなり高いと思います。
初対戦のカナダマスターズこそナダル選手のストレート勝利でしたが、その後の2019年、2020年のツアーファイナルではお互いに1勝ずつ、しかも2試合ともフルセットでどちらが勝ってもおかしくない展開でした。
また5セットに関してはまだ1試合しか無いので何とも言えませんが、2019年の全米ではフィジカル・メンタル面においてナダル選手が有利と思われていましたが、メドベージェフ選手は互角の試合を見せています。
プレッシャーのかかる状況別の対戦成績と勝率
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦での対戦成績と勝率を調べていきます。
タイブレーク取得数 | フルセットマッチ | 決勝・準決勝での対戦 | |
メドベージェフ | 2回 (67%) |
1 (33%) |
1 (33%) |
ナダル | 1回 (33%) |
2 (67%) |
2 (67%) |
プレッシャーのかかる状況での成績はナダル選手が少しリード。
しかし対戦成績ではナダル選手の勝ち越しが多くなっていますが、プレッシャーのかかる状況での成績を見てみると、そこまで大きな差はありません。
メンタル・フィジカルともに世界トップクラスのナダル選手とここまで戦えているというのは相当凄い事です。
ではメドベージェフ選手とナダル選手の対戦成績や勝率については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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