この記事ではこれまでにテニスの全米オープンに出場した主な日本人選手の最高成績を一覧にしてまとめていきます。
テニスはオープン化以前とオープン化以降では大きく状況が異なるため、オープン化以降(1968年以降)の日本人選手についての情報をまとめていきます。
(2023.8更新)
男子シングルスの最高成績
選手 | 最高成績 | 達成年 |
錦織圭 | 準優勝 | 2014 |
坂井利郎 | 3回戦 | 1971 |
松岡修造 | 2回戦 | 1988,90,93 |
西岡良仁 | 2回戦 | 2015,19 |
伊藤竜馬 | 2回戦 | 2014 |
ダニエル太郎 | 2回戦 | 2017 |
杉田祐一 | 2回戦 | 2017 |
添田豪 | 1回戦 | 2011,12,13,20 |
鈴木貴男 | 1回戦 | 1999,04 |
内山靖崇 | 1回戦 | 2020 |
守屋宏紀 | 1回戦 | 2012 |
オープン化以降にウィンブルドンで最も良い成績を残した日本人選手は錦織圭選手の準優勝。
現状ではオープン化以降は4回戦以上に進出できたのが錦織選手のみとなっています。
次いで成績が良いのは、すでに引退している坂井さんや松岡さんとなっていますが、その下を見ると西岡選手は若いながらもすでに2回戦に2度進出していますし、2回戦に進出したのは多くが現役選手となっています。
男子ダブルスの最高成績
選手 | 最高成績 | 達成年 |
マクラクラン勉 | ベスト8 | 2018 |
西岡良仁 | 2回戦 | 2018,22 |
トーマス嶋田 | 2回戦 | 2001 |
松岡修造 | 1回戦 | 1988 |
添田豪 | 1回戦 | 2012 |
伊藤竜馬 | 1回戦 | 2012 |
全豪オープン男子ダブルスでオープン化以降最も良い成績を残したのはマクラクラン勉選手で、2019年にイギリスのルーク・バンブリッジとのペアでベスト8進出。
それに続くのは、2度の2回戦進出を果たした西岡選手、そして2回戦進出を果たしたトーマス嶋田さんとなっています。
女子シングルスの最高成績
(3回戦以上に進出した選手のみまとめています)
選手 | 最高成績 | 達成年 |
大坂なおみ | 優勝 | 2018,20 |
伊達公子 | ベスト8 | 1993,94 |
沢松和子 | ベスト8 | 1975 |
浅越しのぶ | ベスト8 | 2004 |
杉山愛 | 4回戦 | 2003,04 |
沢松奈生子 | 3回戦 | 1992,95 |
奈良くるみ | 3回戦 | 2013,17 |
雉子牟田明子 | 3回戦 | 1987 |
神尾米 | 3回戦 | 1995 |
雉子牟田直子 | 3回戦 | 1996 |
日本人女子シングルスでの最高成績は大坂なおみ選手が達成した2018年、20年の2度の優勝。
それまでは歴代でも屈指の日本のトップ選手でもベスト8の壁をなかなか超えられない状況が続いていましたが、2018年に大坂選手がそれを一気に更新して、日本人選手初のグランドスラム優勝。
2位は2度のベスト8進出を果たした伊達さん。93年、94年と2年連続でベスト8まで勝ち上がっています。
3位はベスト8入りを果たした沢松さんと浅越さんとなっています。
女子ダブルスの最高成績
(3回戦以上に進出した選手のみまとめています)
選手 | 最高成績 | 達成年 |
杉山愛 | 優勝 | 2000 |
宮城ナナ | ベスト4 | 1993 |
伊達公子 | ベスト4 | 2014 |
佐伯美穂 | ベスト8 | 1998 |
吉田友佳 | ベスト8 | 1998 |
青山修子 | 3回戦 | 2017,21,22 |
沢松和子 | 3回戦 | 1973,75 |
平木理化 | 3回戦 | 1993,96 |
浅越しのぶ | 3回戦 | 2005,06 |
森上亜希子 | 3回戦 | 2006,07 |
柴原瑛菜 | 3回戦 | 2021,22 |
雉子牟田直子 | 3回戦 | 1997 |
長塚京子 | 3回戦 | 1995 |
藤原里華 | 3回戦 | 2005 |
加藤美唯 | 3回戦 | 2016 |
日比野菜緒 | 3回戦 | 2016 |
穂積絵莉 | 3回戦 | 2016 |
女子ダブルスで最も成績が良いのは杉山愛さんの優勝。
このダブルスのグランドスラム優勝は1975年に沢松さんが優勝したウィンブルドン以来、25年ぶりの偉業達成となりました。
2位は宮城さんと伊達さんのベスト4、3位は佐伯さん、吉田さんのベスト8と続きます。
では全米オープンの主な日本人選手の最高成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
【関連記事】