現在ビッグ3を追いかける多くの選手の中で先頭にいるといっても良いドミニク・ティエム選手とダニール・メドベージェフ選手。
2人ともマスターズ優勝に加えグランドスラムの決勝も経験しているトッププレイヤー。
今回はそんな時期NO.1候補の2人の対戦成績をまとめていきます。
(2020,11,22更新)
メドベージェフ選手とティエム選手のプロフィール比較
メドベージェフ | ティエム | |
身長 | 198cm | 185cm |
体重 | 83kg | 79kg |
BMI | 21.2 | 23.1 |
プロ入り | 2014年(18歳) | 2011年(17歳) |
ツアー初タイトル | 2018年(21歳) | 2015年(21歳) |
マスターズ初タイトル | 2019年(23歳) | 2019年(25歳) |
グランドスラム初タイトル | – | 2020年(26歳) |
トップ10入り | 2019年(23歳) | 2016年(23歳) |
トップ5入り | 2019年(23歳) | 2017年(24歳) |
1位達成 | – | – |
グランドスラム 最高成績 |
準優勝(1回) | 優勝(1回) |
マスターズ 優勝回数 |
優勝(3回) | 優勝(1回) |
身長、体重共にメドベージェフ選手の方が上ですが、BMIはティエム選手の方が上なので体格はティエム選手の方ががっちりしています。
プロ入り、初タイトル獲得は同じ年齢で達成していますが、マスターズの初タイトル獲得についてはメドベージェフ選手が2歳若い段階で獲得。
ランキングはトップ10入りは同じ23歳、トップ5入りではメドベージェフ選手が1年早いです。
グランドスラムについてはティエム選手が優勝経験が有るため一歩リード、対してマスターズの成績についてはメドベージェフ選手が3つのタイトルを獲得しているためリードしています。
メドベージェフ選手とティエム選手の対戦成績
対戦成績
メドベージェフ
1勝(25%)
ティエム
3勝(75%)
過去の対戦一覧
年 | 大会 (グレード・コート) |
勝者 | スコア |
2018 | サンクトペテルブルグ (ATP250・ハード) |
ティエム | 62 36 76 |
2019 | バルセロナ (ATP500・クレー) |
ティエム | 64 60 |
2019 | カナダ (マスターズ・ハード) |
メドベージェフ | 63 61 |
2020 | 全米オープン (グランドスラム・ハード) |
ティエム | 62 76 76 |
初対戦は2018年のATP250サンクトペテルブルグ
初対戦は2018年のATP250サンクトペテルブルグ準々決勝で、大会第1シードのティエム選手と第8シードのメドベージェフ選手の対戦。
全体的にティエム選手が押している展開の試合内容でしたが、重要なポイントをメドベージェフ選手がしっかりと取ってフルセットに。
最終的にはティエム選手がタイブレークを取りましたが、2時間を超える激戦となりました。
メドベージェフ選手の初勝利は2019年のマスターズ・カナダ準々決勝
メドベージェフ選手が初めて勝ったのは2019年のマスターズ・カナダ準々決勝。
この時のメドベージェフ選手は非常に好調でこの大会を含めて、後に5大会連続のツアー決勝進出を果たしています。
実際にこの試合もメドベージェフ選手はティエム選手に一度もブレークチャンスを与えることなくわずか57分で圧倒。
サーフェス別の対戦成績と勝率
次にコートサーフェス別の対戦成績と勝率を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
メドベージェフ | 1 (33%) |
0 (0%) |
0 (-%) |
ティエム | 2 (67%) |
1 (100%) |
0 (-%) |
ここまではハード、クレーでティエム選手の勝ち越しとなっています。
ティエム選手は次のクレーキングと言われるほどクレーを最も得意とする選手なので、この成績は理解できます。
まだ対戦が無いグラスですが、これに関しては2人ともそこまで得意としている印象が無いので全く想像がつきません。
マッチセット数別の対戦成績と勝率
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
メドベージェフ | 0 (0%) |
1 (33%) |
ティエム | 1 (100%) |
2 (67%) |
5セット、3セットマッチともにティエム選手が勝ち越し。
プレッシャーのかかる状況別の対戦成績と勝率
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦での対戦成績と勝率を調べていきます。
タイブレーク取得数 | フルセットマッチ | 決勝・準決勝での対戦 | |
メドベージェフ | 0回 (0%) |
0 (0%) |
0 (0%) |
ティエム | 1回 (100%) |
1 (100%) |
2 (100%) |
プレッシャーのかかる状況での成績はティエム選手がリード。
全ての数字でティエム選手の勝ち越しとなっていて、この2人の対戦では現状の成績から見ると接戦になった場合や大きな大会での準決勝・決勝などのプレッシャーのかかる試合ではティエム選手の方が有利と言えそうです。
ではメドベージェフ選手とティエム選手の対戦成績や勝率については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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