錦織選手がマスターズやグランドスラムといったビッグタイトルを獲得するために避けては通れない存在であるジョコビッチ選手。
そこで今回は錦織選手ジョコビッチ選手の対戦成績や勝率について調べていきます。
(2021,8,31更新)
錦織圭とノバク・ジョコビッチの対戦成績や勝率
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通算対戦成績と過去の対戦の結果
ジョコビッチ | 錦織圭 |
17勝 (89%) |
2勝 (11%) |
初めて対戦したのは2010年の全仏オープンの2回戦で、この時はストレートで破れています。
しかし2011年のバーゼルで初勝利をあげ、2014年の全米でも勝利し一時はジョコビッチ選手に対して2勝1敗で勝ち越していた時期もありました。
ただ現在は錦織選手が大きく負け越しており、現在2014年の全米オープン以降ジョコビッチ選手が連勝を続けています。
【過去の対戦一覧】
年 | 大会 (グレード) |
勝者 | スコア |
2010 | 全仏オープン (グランドスラム・クレー) |
ジョコビッチ | 61 64 64 |
2011 | バーゼル (ATP500・ハード) |
錦織圭 | 26 764 60 |
2014 | マイアミ (マスターズ・ハード) |
– | 錦織選手の棄権 |
2014 | 全米オープン (グランドスラム・ハード) |
錦織圭 | 64 16 764 63 |
2014 | パリ (マスターズ・ハード) |
ジョコビッチ | 62 63 |
2014 | ロンドン (ツアーファイナル・ハード) |
ジョコビッチ | 61 36 60 |
2015 | ローマ (マスターズ・クレー) |
ジョコビッチ | 63 36 61 |
2015 | ロンドン (ツアーファイナル・ハード) |
ジョコビッチ | 61 61 |
2016 | 全豪オープン (グランドスラム・ハード) |
ジョコビッチ | 63 62 64 |
2016 | マイアミ (マスターズ・ハード) |
ジョコビッチ | 63 63 |
2016 | マドリード (マスターズ・クレー) |
ジョコビッチ | 63 764 |
2016 | ローマ (マスターズ・クレー) |
ジョコビッチ | 26 64 765 |
2016 | カナダ (マスターズ・ハード) |
ジョコビッチ | 63 75 |
2016 | ロンドン (ツアーファイナル・ハード) |
ジョコビッチ | 61 61 |
2017 | マドリード (マスターズ・クレー) |
– | 錦織選手の棄権 |
2018 | マドリード (マスターズ・クレー) |
ジョコビッチ | 75 64 |
2018 | ローマ (マスターズ・クレー) |
ジョコビッチ | 26 61 63 |
2018 | ウィンブルドン (グランドスラム・グラス) |
ジョコビッチ | 63 36 62 62 |
2018 | 全米オープン (グランドスラム・ハード) |
ジョコビッチ | 63 64 62 |
2019 | 全豪オープン (グランドスラム・ハード) |
ジョコビッチ | 61 41 RET |
2021 | 東京五輪 (オリンピック・ハード) |
ジョコビッチ | 62 60 |
サーフェス別の対戦成績と勝率
次にコートサーフェス別の対戦成績と勝率を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
ジョコビッチ | 9 | 6 | 1 |
錦織圭 | 2 | 0 | 0 |
サーフェス別で見ても全てのサーフェスにおいてジョコビッチ選手が上回っています。
クレーやグラスではまだ錦織選手はジョコビッチ選手に一度も勝利ができておらず、唯一勝利できているハードでも大きく負け越し。
ただクレーについてはこれまであった6度の対戦のうち、半分の3回はフルセットになっているので、全く歯が立たないという感じではないです。
マッチセット数別の対戦成績と勝率
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
ジョコビッチ | 5 | 12 |
錦織圭 | 1 | 1 |
5セットマッチでは2014年の全米で勝利。
しかしそれ以降は途中棄権も含めると4連敗で取ったセットも2018年のウィンブルドンで1つのみという厳しい結果に。
その反面、3セットマッチは勝ち星こそグランドスラムと同じ1つのみですが内容を見るとかなり拮抗した展開になる試合もあるので5セットよりは勝てるチャンスが多いように感じます。
タイブレーク、フルセット、決勝戦など状況別の対戦成績と勝率
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦での対戦成績と勝率を調べていきます。
タイブレークを取った数 | フルセットマッチ | 決勝での対戦 | |
ジョコビッチ | 2回 | 4 | 2 |
錦織圭 | 2回 | 1 | 0 |
タイブレークに関しては試合の勝敗ではなくタイブレークを取ったかどうかになるので少し他の数字とは違ってきますが、ここの数ではお互いに2回ずつで並んでいます。
つまりタイブレークまで持っていければ、今の所は互角の戦いをしていることになりますね。
また、フルセットマッチで負けた4回のうち2回は、錦織選手が第1セットを先取してからジョコビッチ選手に逆転されています。
どちらもマスターズでの3セットマッチですが、ジョコビッチ選手相手だと1セット目を先取しても全く油断できませんね。
まとめ
- 錦織選手とジョコビッチ選手の通算対戦成績は錦織選手から見て2勝17敗と大きく負け越し
- サーフェス別やマッチセット別で見てもジョコビッチ選手が全てで勝ち越し
- プレッシャーのかかる状況では互角の部分もありましたが、やはりジョコビッチ選手が勝ち越し
大きくジョコビッチ選手が対戦成績で上回っている事もあり、状況を限定して見てもほとんど錦織選手が勝ち越しているものはありませんでした。
それほどジョコビッチ選手が高い壁であることは間違いないです。
ただ最近は、あっさりストレートで負けてしまう試合も少なくなってきている印象もありますし、特にクレーコートでの試合はかなり良い試合をすることが多いので、クレーでの勝利に期待したいですね!
では錦織選手とジョコビッチ選手の対戦成績や勝率については以上です。
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