クリスチャン・ガリン選手はチリの若手テニスプレイヤーです。
この記事ではガリン選手のプロフィール、プレースタイル、ランキング、ツアーでの成績などをまとめていきます。
(2021,4,21更新)
プロフィール
年齢 | 24歳 |
生年月日 | 1996年5月30日 |
国 | チリ |
身長 | 185cm |
体重 | 85kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2011年(15歳) |
好きなコート | ハード |
好きなショット | フォア |
好きな大会 | 全米オープン |
憧れだった選手 | ロジャー・フェデラー マラト・サフィン カルロス・モヤ |
趣味 | NBA観戦 友人と遊ぶ |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | フランコ・ダビン |
ツアーでの成績
キャリアタイトル
シングルスタイトル | 5勝 |
カテゴリー別 | |
ATP500 | 1 |
ATP250 | 4 |
サーフェス別 | |
クレー | 5 |
キャリアタイトルは5勝。
2019年、22歳の時にATP250ヒューストンでツアー初タイトルを獲得。
2020年にはリオでATP500のグレードで初めてのタイトルを獲得。
下部大会のチャレンジャーでは4つのタイトルがあります。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 2回戦 |
- グランドスラムでは3回戦が最高成績。
- 2020年の全仏で初のグランドスラム2回戦突破。
- 2019年の全仏でグランドスラム本戦初勝利。同年の全米オープンでも1回戦突破を果たしています。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | 2回戦 |
モンテカルロ | 3回戦 |
マドリード | – |
ローマ | 1回戦 |
カナダ | 3回戦 |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | 2回戦 |
パリ | ベスト8 |
- マスターズの最高成績は2019年のパリでベスト8。
- マスターズの本戦初勝利は2019年8月のカナダ。この時一気に3回戦まで勝ち上がっています。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金|約260万ドル(約2億8000万円)
1シーズン平均(プロ入り9年目)|約3000万円
勝敗
キャリア通算の勝敗|66勝56敗(勝率54%)
【サーフェス別】
- クレー|49勝23敗(勝率68%)
- グラス|2勝5敗(勝率28%)
- ハード|15勝27敗(勝率35%)
サーフェス別で最も勝率が高いのはツアータイトルも獲得しているクレー。
6割越えの勝率でそれどころか7割にも届きそうな勢いです。
7割越えの勝率というのはトップ10クラスの成績です。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ガリン | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 521本 (1試合平均:4.2本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
69% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
49% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
76% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
30% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
24% | 27% | 27% |
ガリン選手のサーブのスタッツは錦織選手とかなり似ています。
サーブでエースをガンガン取ったり、3球目を叩いて決めるというよりはストロークを軸に戦うというスタイルも似ています。
サーブのスタッツがそこまで高く無いですが、その反面リターンのスタッツがかなり良いです。
ランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2018年(22歳) |
トップ50 | 2019年(22歳) |
トップ20 | 2020年(23歳) |
キャリアハイ|18位 | 2020年(23歳) |
年末ランキングの推移 | |
2012 | 923 |
2013 | 390 |
2014 | 268 |
2015 | 321 |
2016 | 212 |
2017 | 311 |
2018 | 85 |
2019 | 33 |
2020 | 22 |
動画
プレースタイル
ガリン選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、強みは鋭角に決まるフォアハンドです。
フォアハンドは攻撃力が高くリターンから叩きつけていくこともあります。さらにラリー中に見せる鋭角なクロスへのショットが強力で、リスクの高いショットですが入るとかなり強いです。
バックハンドは以前は浅めに入ってしまうことが多かったですが、最近では深さもあり左右の内訳の精度が上がって、かなりレベルが上がっています。
またそれほど多く見せませんが、ネットプレーのレベルも高いのでアプローチショットのレベルが上がればネットでの展開も増えてくるかもしれません。
主な経歴
2016年に20歳でチャレンジャー初優勝
プロ入りしたのが15歳と非常に若い年齢の時なので、2016年は5シーズン目の事になりますが20歳でチャレンジャー初優勝を果たします。
ノーシードで出場したペルーのチャレンジャーでしたが、決勝も1セットダウンからの逆転勝ち。
この活躍でトップ200の壁を超え100位台に初めて入りました。
2018年終盤にチャレンジャーで3週連続優勝
2016年にチャレンジャーで初タイトルを獲得して以降大きな成績は残せておらず、ランキングもトップ200から外れてしまっていました。
しかし2018年のシーズン終盤で怒涛の快進撃を見せます。
まずは10月第1週に開催されたブラジルのチャレンジャーで優勝。決勝では第2シードで81位のデルボニス選手に勝利。
そして翌週の10月第2週にドミニカで開催されたチャレンジャーで優勝。またしても決勝でデルボニス選手に勝利。
さらに10月の第4週に初めてチャレンジャータイトルを獲得したペルーのチャレンジャーで優勝。
この快進撃により初のトップ100入りを果たしました。
2020年にATP250コルドバ、ATP500リオで2大会連続優勝を果たしトップ20入り
2020年の2月に出場したATP250コルドバでは第3シードで出場し、準々決勝で第6シードのクエバス選手、決勝では第1シードのシュワルツマン選手に逆転で勝利して優勝。
さらに次に出場したATP500リオでも優勝し、グレード500で初優勝。
コルドバ前は30位台だったランキングも一気に18位まで上げてトップ20入りを達成。
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