リトアニアの男子プロテニスプレイヤーであるリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis)選手。
これまでにツアータイトルはありませんが、多くのチャレンジャータイトルを獲得しているリトアニアのNO.1プレイヤー。
この記事ではリカルド・ベランキス選手のプロフィール、プレースタイル、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、ツアーでの成績などをまとめていきます。
(2020,1,1更新)
プロフィール
年齢 | 29歳 |
生年月日 | 1990年6月21日 |
国 | リトアニア |
身長 | 175cm |
体重 | 77kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2007年(16歳) |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ヤンコ・ティプサレビッチ ダーク・ホルドルフ |
テニスを始めたのは2歳の頃。
ジュニア時代には全米ジュニアで優勝、その他3大会でもベスト8以上の成績を残しジュニアランキング1位も達成。
趣味は釣りや音楽鑑賞。
現在のコーチは2019年に引退したばかりでセルビアの元世界8位のティプサレビッチコーチとそのティプサレビッチ選手のコーチをしていたホルドルフコーチ。
使用しているラケット・ウェア・シューズ
Yonex VCORE 97
【市販されているモデルのスペック】
重さ | 326g |
スウィングウェイト | 320g |
ヘッドサイズ | 97インチ |
推奨テンション | 45-60ポンド |
フレームの硬さ | 64 |
ガットパターン | 16本×19本 |
ベランキス選手が使用しているラケットはYonexの「VCORE 97」。
トップスピンがかけやすいラケット。
ベランキス選手はプロ入り初期からYONEXを使用。
またこのラケットのシリーズは他にワウリンカ選手やティアフォー選手なども使用中。
YONEX
現在のウェアとシューズはラケットと同じく「YONEX」。
こちらもジュニア時代からAsicsのラケットを使用。
試合の時はリストバンドを両手につけている事が多く、帽子も被ります。
ツアーでの成績
シングルスのキャリアタイトル
シングルスでのキャリアタイトルはまだありません。
下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに11度のタイトルを獲得。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 2回戦 |
グランドスラムの最高成績は3回戦進出。
2011年と13年の全豪オープンで2度の3回戦進出の経験が有り、13年大会では予選から勝ち上がり本戦2回戦では25シードのマイヤー選手に勝利して3回戦まで勝ち上がりました。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 2回戦 |
マイアミ | 1回戦 |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | – |
上海 | – |
パリ | – |
マスターズの最高成績は2回戦。
インディアンウェルズで2度の2回戦進出を果たしています。
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は100勝116敗(勝率43%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|12勝26敗(勝率31%)
- 3セットマッチ|88勝90敗(勝率49%)
【サーフェス別】
- クレー|7勝20敗(勝率25%)
- グラス|4勝15敗(勝率21%)
- ハード|88勝81敗(勝率52%)
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約311万ドル(約3億3200万円)
1シーズン平均にすると約2200万円になります。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2010年(20歳) |
トップ50 | 2016年(26歳) |
キャリアハイ|50位 | 2016年(26歳) |
年末ランキングの推移 | |
2007 | 707 |
2008 | 450 |
2009 | 320 |
2010 | 87 |
2011 | 125 |
2012 | 113 |
2013 | 131 |
2014 | 86 |
2015 | 85 |
2016 | 92 |
2017 | 136 |
2018 | 117 |
2019 | 66 |
プレースタイルや強さ
ベランキス選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、強みは精度の高いストロークです。
ストロークはパワーがあるわけではありませんが、フォームがコンパクトでどちらも安定感があり、特にバックハンドの精度が良いです。
またネットプレーの回数も多めで、いろんな展開でポイントを取っていきます。
戦力分析
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 7 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 7 |
総合力 | 71 |
シーズン毎の主な成績
2010年
- グランドスラム|全米、ウィンブルドン(2回戦)
- ATP250|バーミンガム(ベスト8)
2011年
- グランドスラム|全豪(3回戦)
- ATP250|バーミンガム(ベスト8)
2012年
- ATP250|チェンナイ(準優勝) ヘルシンキ、ストックホルム、サンクトペテルブルグ(ベスト8)
2013年
- グランドスラム|全豪(3回戦)
- ATP250|ウィンストンセーラム、ヒューストン、デルレイビーチ(ベスト8)
2014年
- ATP250|ミュンヘン(ベスト8)
2015年
- グランドスラム|全米、ウィンブルドン、全豪(2回戦)
- ATP500|ワシントン(ベスト8)
- ATP250|アトランタ、ザグレブ(ベスト8)
2016年
- グランドスラム|全米(2回戦)
- ATP250|メンフィス(ベスト4)
2017年
- ATP250|モスクワ(準優勝) サンクトペテルブルグ(ベスト8)
2018年
- ATP250|モスクワ、メス(ベスト8)
2019年
- グランドスラム|全米、ウィンブルドン(2回戦)
- ATP500|ドバイ(ベスト8)
ではリカルダス・ベランキス選手のプレースタイルやランキング、使用ラケットやウェア、ツアーでの成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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