今回はウィンブルドンでフェデラー選手に勝ったことでも有名なウクライナのベテラン選手である、セルゲイ・スタコフスキー選手についての情報をまとめていこうと思います。
スタコフスキー選手は、スタコウスキーやスタホフスキーなどと書かれることもありますが、この記事ではスタコフスキーと書くことにしています。
(2018,10,27更新)
プロフィール
年齢 | 32歳 |
国 | ウクライナ |
身長 | 193cm |
体重 | 80kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 片手 |
ラケット | HEAD |
好きな選手 | P・ラフター P・サンプラス |
趣味 | 読書 |
プロ転向 | 2003年(17歳) |
タイトル・グランドスラムの成績
タイトル | 4勝 |
ATP250 | 4 |
ハード | 3 |
グラス | 1 |
プロ転向 | 2003年(17歳) |
グランドスラムの最高成績 | |
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2008年(22歳) |
トップ50 | 2010年(24歳) |
キャリアハイ|31位 | |
年末ランキングの推移 | |
2003 | 533 |
2004 | 335 |
2005 | 184 |
2006 | 195 |
2007 | 199 |
2008 | 92 |
2009 | 60 |
2010 | 46 |
2011 | 62 |
2012 | 103 |
2013 | 98 |
2014 | 58 |
2015 | 62 |
2016 | 109 |
2017 | 122 |
プレースタイルや強さ
スタコフスキー選手のプレータイルは攻撃型オールラウンダーで、武器は洗練されたネットプレーです。
ダブルスの名手ということもあり、ボレーのスキルが高いです。しかしストロークもなかなかで、特に片手バックハンドのダウンザラインの精度が良いです。
ベテランにもなりややパワーが落ちてきていますが、早めにネットに出てポイントをとったり、ラリー戦ではコースをついてポイントを取ったりしてテクニックでうまく補っています。
フォアハンド | 6 |
バックハンド | 6 |
サーブ | 7 |
リターン | 6 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 6 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 6 |
総合力|65
2003年に17歳でプロ転向
スタコフスキー選手は17歳でプロに転向します。
その後はしばらくの間下部大会を回ることになります。今までたくさんの選手を紹介してきましたが、このようにプロ転向後しばらくは下部大会で下積みをするというのは多くの選手に共通していますよね。
中にはプロ転向直後に3段飛ばしくらいで駆け上がっていく選手もいますけどね 笑
初タイトルとトップ100入り
しかしスタコフスキー選手は下部大会からなかなか抜け出せなかった中、ラッキルーザーで本戦入りしたグレード250の大会で優勝を果たします。
なんと初タイトルがランキング200位くらいの時だったわけです。
そしてそのシーズンではランキングトップ100入りも果たすことに。スタコフスキー選手にとって最初の飛躍となったのが2008年シーズンだったということになります。
2009年終盤から1年間で3つのタイトル獲得
トップ100入りをしてからしばらくはランキングも停滞していたのですが、2009年シーズン終盤頃から一気に飛躍をします。
なんと約1年間の間にグレード250の大会の3つで優勝。ここでランキングもキャリアハイの31位を記録します。
この時のスタコフスキー選手の勢いはとんでもなかったですね!。
その後現在にかけてはタイトルがありませんが、未だにグラスコートでは驚異的なテニスを見せているので今後も気になる選手です。
錦織選手やその他選手との対戦成績
錦織選手との対戦成績
セルゲイ・スタコフキー | 2勝 |
錦織圭 | 1勝 |
スタコフスキー選手と錦織選手の対戦成績は2勝1敗です。
全てのサーフェスで対戦があり、クレー、ハードでは1勝0敗、グラスでは0勝1敗となっています。
グランドスラムの5セットマッチでは1勝1敗。
年 | 大会 | コート | スコア |
2011 | 全仏オープン (グランドスラム) |
クレー | スタコフスキー 61 36 63 76 |
2011 | パリ (マスターズ) |
ハード | スタコフスキー 64 63 |
2017 | ウィンブルドン (グランドスラム) |
グラス | 錦織圭 64 67 61 76 |
ビッグ4との対戦成績
セルゲイ・スタコフキー | 1勝 |
ビッグ4 | 11勝 |
スタコフスキー選手とビッグ4の対戦成績は1勝11敗で勝率は9%です。
勝ったことがあるのはフェデラー選手。
負け越しが多いのはジョコビッチ選手とマレー選手。
R・フェデラー | 1勝1敗 | 50% |
R・ナダル | 0勝2敗 | 0% |
N・ジョコビッチ | 0勝4敗 | 0% |
A・マレー | 0勝4敗 | 0% |
トップ選手との対戦成績
セルゲイ・スタコフキー | 5勝 |
トップ選手 | 31勝 |
スタコフスキー選手とトップ選手(キャリアハイが5位以上)の対戦成績は5勝31敗で勝率は13%です。
対戦成績が良いのは錦織選手とティエム選手。
悪いのはベルディヒ選手、チリッチ選手、ツォンガ選手。
S・ワウリンカ | 1勝3敗 | 25% |
M・チリッチ | 0勝5敗 | 0% |
G・ディミトロフ | 1勝2敗 | 33% |
A・ズベレフ | 0勝0敗 | -% |
D・フェレール | 0勝4敗 | 0% |
M・ラオニッチ | 0勝3敗 | 0% |
J・M・デルポトロ | 0勝1敗 | 0% |
錦織圭 | 2勝1敗 | 67% |
T・ベルディヒ | 0勝7敗 | 0% |
D・ティエム | 1勝0敗 | 100% |
J・W・ツォンガ | 0勝5敗 | 0% |
ではスタコフスキー選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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