ファン・マルティン・デルポトロ|プレースタイル、対戦成績まとめ

 

こんにちは、ケイです。今回は2016年リオオリンピックで完全復活をとげた元世界ランク4位、2009年全米オープン覇者のデルポトロ選手についてプレースタイルやランキング、錦織選手やビッグ4との対戦成績などの情報をまとめていこうと思います。

 

(2018,7,10更新)

プロフィール

年齢29歳
アルゼンチン
身長198cm
体重97kg
ウェアNIKE
ラケットウィルソン
利き手
バックハンド片手
プロ転向2005年(16歳)
好きなショットフォア
好きなコートハード
趣味サッカー、釣り、料理
コーチセバスチャン・プリエト
ATP公式サイト選手情報

キャリアタイトル

シングルス
タイトル22勝
グランドスラム1
マスターズ1
ATP5009
ATP25011
ハード18
クレー4
初タイトル2008年(19歳)
初マスターズタイトル2018年(29歳)
初グランドスラムタイトル2009年(20歳)
ダブルス
タイトル1勝
ATP2501
ハード1
初タイトル2007年(18歳)

 

 

グランドスラム・マスターズの成績

 グランドスラムの最高成績
 全豪オープン ベスト8 ハード
 全仏オープン ベスト4 クレー
 ウィンブルドン ベスト4 グラス
 全米オープン 優勝 ハード
 マスターズの最高成績
 インディアンウェルズ 優勝 ハード
 マイアミ ベスト4 ハード 
 モンテカルロ 3回戦 クレー
 マドリード ベスト4 クレー
 ローマ ベスト8 クレー
 カナダ 準優勝 ハード
 シンシナティ ベスト4 ハード
 上海 準優勝 ハード
 パリ ベスト8 ハード

 

マスターズ以上のグレードの大会ではモンテカルロ以外全てでベスト8以上の成績を残しています。どのサーフェスでも勝ちあがれる事が証明されていますし、特に強いのはハードコートです。全米とインディアンウェルズでの優勝と、上海とカナダの準優勝から分かると思います。

 

キャリアハイやランキングの推移

キャリアハイの推移
トップ1002006年(17歳)
トップ502007年(18歳)
トップ202008年(19歳)
トップ102008年(19歳)
トップ52009年(20歳)
キャリアハイ4位(2010年|21歳)
年末ランキングの推移
2005157
200692
200744
20089
20095
2010258
201111
20127
20135
2014137
2015590
201638
201711

 

何度も手首の怪我によりランキングを大きく落としていますが、その度に再び強くなって戻ってくる事を繰り返しているのがランキングを見てもよく分かりますよね。

 

一度怪我でランキングを落として再びトップに上がってくるのは並大抵のことではないのですが、デルポトロ選手の場合はそれを3回やり遂げています。2008年の時点ですでにトップ10入りを果たしているので、怪我がなかったら今頃は1位になっていてもおかしくはなかったかもしれません。

フォア・バック・サーブなどの戦力分析

フォアハンド10
バックハンド7
サーブ10
リターン8
ボレー8
テクニック8
メンタル9
フットワーク7
攻撃力10
守備力8

総合力|85

デルポトロ選手のプレースタイル

デルポトロ選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器は世界トップクラスのフォアハンドです。

 

フォアハンドのパワーだけで言えば間違いなく世界トップです。それほどえげつない威力のボールが飛んでいきます。構えていても押し込まれるほどの威力です。

 

特に回り込んで逆クロスへ打つ時のフォアハンドは強烈で大抵の場合、エースで決まるか次にチャンスボールがきます。

 

サーブも凄まじく、ストロークが強いのでベースライナーとしていますがビッグサーバーでもあります。この2つの大きな武器で男子テニス選手の中でもトップクラスの攻撃力を誇っています。

 

左手首の怪我も影響してか、バックハンドはそれほど強く打てないようで少し弱点になってしまっています。スライスを多めに使ってとりあえず繋げるといった感じです。しかし復帰してしばらくたち、徐々にバックハンドも威力のあるショットを打ち始めている感じがあります。

2009年の全米OP覇者

この時デルポトロ選手はまだ20歳の若手でした。しかし前年度の2008年にはすでにATPツアーファイナルの出場も経験し、この時若手だった選手の中では群を抜いていました。

 

そして全米OPでは、ナダル選手、フェデラー選手を続けて破り見事に優勝。さらにこの年のツアーファイナルでは予選を突破、決勝まで勝ち上がり準優勝という成績を残しました。

 

当時はマレー選手やジョコビッチ選手も若手として名乗りを上げてきた時期でしたが、一番の注目はデルポトロ選手だったんです。

怪我による2度の長期ツアー離脱

しかし素晴らしい成績を残した2009年シーズンの次の年、2010年にデルポトロ選手は手首のケガによりツアーを長期にわたり離脱。

 

これからのテニス界を代表する選手になるだろうと期待されていたため、かなり残念な出来事でしたね・・・。

 

その後2011年に復帰。2012年は全豪オープンベスト8、ロンドンオリンピックで銅メダル。2013年にはウィンブルドンでベスト4という成績を残し、順調に回復しているようでしたが、手首の怪我が再発。

 

その後は2015年に一度復帰するがまたすぐにツアーを離脱し、結果2016年の最初までツアーを離脱することになり、ランキングも圏外まで落ちてしまいます。

2016年シーズンついに完全復活!!

長きにわたるツアー離脱からついに完全復活することになったのは2016年シーズンです。

 

春先からツアーに出場しはじめ、最初のうちはまだ思うように成績を残せていませんでしたが、復活の兆しを見せ始めたのが、2016年のウィンブルドンです。結果としては3回戦で負けてしまいましたが、2回戦で世界ランク5位のワウリンカ選手に勝利しました!!この勝利でやっと強いデルポトロ選手が戻ってきた!と思いましたね。

 

そして先日行われた2016年リオデジャネイロオリンピックでデルポトロ選手は完全復活を遂げます。1回戦はジョコビッチ選手との組み合わせ。いくらデルポトロ選手が復活したからと言って、さすがにまだジョコビッチ選手には勝てないだろうと思っていたのですが、ここでジョコビッチ選手を破る大金星!

 

おそらく大半の人が予想していなかった出来事だと思います。そしてジョコビッチ選手を破った後も快進撃は続きます。ついに準決勝まで勝ち進み相手はナダル選手。3セットマッチでしたが3時間を超える死闘となりました。そして勝ったのはなんとデルポトロ選手!

 

なんとオリンピックの決勝まで勝ち進んでしまいました。決勝では惜しくもマレー選手に敗れてしまいましたが、堂々の銀メダル!これはもう完全復活と言っても良いでしょう。

2018年のインディアンウェルズでマスターズ初タイトル

すでにグランドスラムタイトルを獲得していたデルポトロ選手でしたが、マスターズタイトルは獲得していませんでした。マスターズはグランドスラムより下のグレードですが、結局トップ選手はほとんど出てくるのでレベルは同じくらい高いです。

 

2016年に怪我から復帰して、2017年シーズンは順調にランキングを上げついにトップ10まで戻ってきました。そして8位で出場した2018年のインディアンウェルズ。

 

初戦である2回戦でオーストラリア期待の若手であるデミノー選手に完勝するとその勢いで続く3回戦、元世界3位のフェレール選手にもストレートで勝利。

 

続く4回戦、準々決勝は1セットダウンからの逆転勝利で、準決勝は怪我からの完全復活を目指すラオニッチ選手にストレートで勝利。

 

そして決勝は1位のフェデラー選手との対戦で、これは2時間30分越えの大激闘になりました。スコアは64,67,76でこの試合差が出たのは、デルポトロ選手のセカンドサーブでのポイント取得率です。7割近くポイントを取り、フェデラー選手に簡単にブレークをさせませんでした。

錦織選手・杉田選手との対戦成績

錦織選手との対戦|6勝2敗(勝率75%)

大会コートスコア
2008全米オープン
(グランドスラム)
ハードデルポトロ選手
63,64,63
2009サンノゼ
(ATP250)
ハードデルポトロ選手
62,62
2012ウィンブルドン
(グランドスラム)
グラスデルポトロ選手
63,76(73),61
2012ロンドン
(オリンピック)
ハードデルポトロ選手
64,76(74)
2016バーゼル
(ATP500)
ハード錦織選手
75,64
2017ローマ
(
マスターズ)
クレーデルポトロ選手
76(74),63
2017ワシントン
(ATP500)
ハード錦織選手
64,75
2018マイアミ
(
マスターズ)
ハードデルポトロ選手
62,62

杉田選手との対戦|2勝0敗(勝率100%)

大会コートスコア
2017エストリル
(
ATP250)
クレーデルポトロ選手
61,63
2017ストックホルム
(ATP250)
ハードデルポトロ選手
62,76(6)

ビッグ4・トップ選手との対戦成績

ビッグ4との対戦|19勝48敗(勝率28%)

名前最高ランク対戦成績勝率
R・フェデラー7勝18敗  28%
R・ナダル 1 5勝9敗 36%
N・ジョコビッチ4勝14敗 22%
A・マレー3勝7敗 30%

 

ビッグ4全員から3勝以上している選手は、確か現役ではデルポトロ選手の他はワウリンカ選手とベルディヒ選手だけです。

トップ選手との対戦|51勝23敗(勝率69%)

名前最高ランク対戦成績勝率
S・ワウリンカ4勝3敗 57%
M・チリッチ10勝2敗 83%
G・ディミトロフ6勝2敗  75%
A・ズベレフ2勝0敗 100%
D・フェレール7勝6敗 54%
M・ラオニッチ2勝2敗  50%
T・ベルディヒ5勝4敗  56%
錦織圭6勝2敗 75%
D・ティエム4勝0敗100%
J・W・ツォンガ5勝2敗 71%

 

トップ選手相手に大きく勝ち越しているのが分かりますね。おそらくキャリアハイが5位以内の選手の中で対戦成績だけで見れば一番ビッグ4に近い存在だと思います。

 

ではデルポトロ選手のプレースタイル、ランキング、対戦成績まとめについては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

 

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