今回は2015年の全豪オープンでフェデラー選手に勝利した時に話題になった、イタリアのベテラン選手であるアンドレアス・セッピ選手についての情報をまとめていこうと思います。
(2018,10,27更新)
プロフィール
| 年齢 | 34歳 |
| 国 | イタリア |
| 身長 | 191cm |
| 体重 | 75kg |
| 利き手 | 右 |
| バックハンド | 両手 |
| ウェア | FILA |
| 好きなコート | グラス |
| 好きなショット | フォア |
| 趣味 | サッカー、スキー |
| ATP公式サイト | 選手ページ |
| プロ転向 | 2002年(18歳) |
タイトル・グランドスラムの成績
| タイトル | 3勝 |
| ATP250 | 3 |
| ハード | 1 |
| グラス | 1 |
| クレー | 1 |
| 初タイトル | 2011年(27歳) |
初タイトルは2011年に27歳で優勝したイーストボーン(ATP250・グラス)です。
タイトル獲得数は3ですが、すでに全てのサーフェスでタイトルを獲得しています。
| グランドスラムの最高成績 | |
| 全豪オープン | 4回戦 |
| 全仏オープン | 4回戦 |
| ウィンブルドン | 4回戦 |
| 全米オープン | 3回戦 |
グランドスラムの最高成績は全豪、全仏、ウィンブルドンの4回戦進出です。
獲得タイトルでも全サーフェス制覇をしていましたが、グランドスラムでも全てのサーフェスでベスト16入りを果たしています。
セッピ選手はどんなサーフェスでも高いパフォーマンスを発揮できる選手ですね。
キャリアハイやランキングの推移
| ランキングの推移 | |
| トップ100 | 2005年(21歳) |
| トップ50 | 2007年(23歳) |
| トップ20 | 2013年(29歳) |
| キャリアハイ|18位 | 2013年(29歳) |
| 年末ランキングの推移 | |
| 2002 | 353 |
| 2003 | 240 |
| 2004 | 146 |
| 2005 | 68 |
| 2006 | 74 |
| 2007 | 50 |
| 2008 | 35 |
| 2009 | 49 |
| 2010 | 52 |
| 2011 | 38 |
| 2012 | 23 |
| 2013 | 25 |
| 2014 | 45 |
| 2015 | 29 |
| 2016 | 87 |
| 2017 | 86 |
プレースタイルや強さ
セッピ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器は安定感のあるストロークです。
派手なショットは無いですが、コントロール重視の安定したストロークでラリー戦の多い選手。バックハンドの精度が高く、ダウンザラインへの展開も上手いです。
190cmという高身長ですがサーブはスピードよりコントロール重視でスライスサーブを使うことも多いです。
| フォアハンド | 8 |
| バックハンド | 7 |
| サーブ | 6 |
| リターン | 7 |
| ボレー | 6 |
| テクニック | 7 |
| メンタル | 8 |
| フットワーク | 7 |
| 攻撃力 | 7 |
| 守備力 | 7 |
総合力|70
2008年にハンブルクマスターズでベスト4
セッピ選手が上位に進出するきっかけになった大会の一つが2008年のハンブルクマスターズです。
ハンブルクの大会は現在はマスターズからATP500にグレード変更され、今も開催されています。
この大会でセッピ選手は当時15位のモナコ選手、9位のガスケ選手ら強敵を破りフェデラー選手との準決勝まで勝ち上がります。
トップ50に入ったばかりの時期だったのでこの大会での活躍は大きな自信になったと思います。
2011年にイーストボーンで初タイトル
ランキングもトップ50に定着してきて、2011年についにATP250のイーストボーン大会でツアー初タイトルを獲得します。
その後翌年2012年にも2つのタイトルを獲得するわけですが、なんと3つの大会が全て違うサーフェストいうことで、セッピ選手はツアー3勝ながらすでに全てのサーフェスでツアータイトルを獲得したことになっています。
全てのサーフェスでタイトルを取るのは非常に難しく、特にグラスとクレーでは全くボールの速さが変わってくるのでグラスとクレー両方で活躍できる選手は少ないです。
錦織圭やその他選手との対戦成績
錦織選手との対戦成績
| アンドレアス・セッピ | 2勝 |
| 錦織圭 | 3勝 |
セッピ選手の錦織選手との対戦成績は2勝3敗です。
サーフェス別だとハードで0勝2敗、グラスで2勝0敗、クレーで0勝1敗。
グランドスラムの5セットマッチでは1勝0敗。
| 年 | 大会 | コート | スコア |
| 2018 | モンテカルロ (マスターズ) |
クレー | 錦織選手 60 26 63 |
| 2013 | カナダ (マスターズ) |
ハード | 錦織選手 46,75,61 |
| 2015 | ハレ (ATP500) |
グラス | セッピ選手 41 RET |
| 2013 | ウィンブルドン (グランドスラム) |
グラス | セッピ選手 36,62,67,61,64 |
| 2011 | バーゼル (ATP500) |
ハード | 錦織選手 63,76 |
杉田選手との対戦成績
| アンドレアス・セッピ | 1勝 |
| 杉田祐一 | 1勝 |
セッピ選手の杉田選手との対戦成績は1勝1敗です。
サーフェス別だとハードで0勝1敗、グラスで1勝0敗。
5セットマッチでは0勝1敗。
| 年 | 大会 | コート | スコア |
| 2018 | デビスカップ (WG1回戦) |
ハード | 杉田選手 46,62,64,46,76(1) |
| 2016 | ハレ (ATP500) |
グラス | セッピ選手 63,60 |
ビッグ4との対戦成績
| アンドレアス・セッピ | 3勝 |
| ビッグ4 | 42勝 |
セッピ選手のビッグ4との対戦成績は3勝42敗で勝率は6%です。
フェデラー選手とジョコビッチ選手には大きく負け越しています。ただビッグ4とこれだけ多く対戦している選手も現役ではかなり少なく、それだけツアーレベルで長い間戦い続けていることになるので、それは凄いことです。
トップ選手との対戦成績
| アンドレアス・セッピ | 14勝 |
| トップ選手 | 48勝 |
セッピ選手のビッグ4との対戦成績は14勝48敗で勝率は22%です。
多く負け越しているのは、ワウリンカ選手、フェレール選手、ベルディヒ選手。
| S・ワウリンカ | 3勝9敗 | 25% |
| M・チリッチ | 4勝6敗 | 40% |
| G・ディミトロフ | 0勝0敗 | -% |
| D・フェレール | 1勝9敗 | 10% |
| A・ズベレフ | 1勝1敗 | 50% |
| M・ラオニッチ | 0勝2敗 | 0% |
| J・M・デルポトロ | 0勝4敗 | 0% |
| 錦織圭 | 2勝3敗 | 40% |
| T・ベルディヒ | 2勝8敗 | 20% |
| D・ティエム | 0勝1敗 | 0% |
| J・W・ツォンガ | 1勝3敗 | 25% |
| K・アンダーソン | 0勝2敗 | 0% |
ではセッピ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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