こんにちは、ケイです。今回は元世界ランク12位でスペインのベテランテニス選手であるフェリシアーノ・ロペス選手のプレースタイルやランキング、錦織選手・杉田選手・ビッグ4との対戦成績などの情報をまとめていこうと思います!
(2018,5,12更新)
プロフィール
| 年齢 | 36歳 |
| 国 | スペイン |
| 身長 | 188cm |
| 体重 | 85kg |
| 利き手 | 左 |
| バックハンド | 片手 |
| プロ転向 | 1997年(15歳) |
| ウェア | エレッセ |
| ラケット | ウィルソン |
| 好きなコート | ハード |
| 好きなショット | サーブ |
| ATP公式サイト | 選手ページ |
| コーチ | ジョーズ・クラビ |
タイトル
| タイトルとキャリアハイ | |
| タイトル | 6勝 |
| ATP500 | 2 |
| ATP250 | 4 |
| グラス | 3 |
| ハード | 2 |
| クレー | 1 |
| 初タイトル | 2004年(22歳) |
グランドスラム・マスターズの最高成績
| グランドスラムの最高成績 | ||
| 全豪オープン | 4回戦 | ハード |
| 全仏オープン | 4回戦 | クレー |
| ウィンブルドン | ベスト8 | グラス |
| 全米オープン | ベスト8 | ハード |
| マスターズの最高成績 | ||
| インディアンウェルズ | ベスト8 | ハード |
| マイアミ | 4回戦 | ハード |
| モンテカルロ | 2回戦 | クレー |
| マドリード | ベスト8 | クレー |
| ローマ | ベスト8 | クレー |
| カナダ | ベスト4 | ハード |
| シンシナティ | ベスト8 | ハード |
| 上海 | ベスト4 | ハード |
| パリ | 3回戦 | ハード |
ランキングの推移
| キャリアハイの推移 | |
| トップ100 | 2002年(20歳) |
| トップ50 | 2003年(21歳) |
| トップ20 | 2011年(29歳) |
| キャリアハイ | 12位 |
| 年末ランキングの推移 | |
| 1997 | 570 |
| 1998 | 546 |
| 1999 | 279 |
| 2000 | 271 |
| 2001 | 159 |
| 2002 | 62 |
| 2003 | 28 |
| 2004 | 25 |
| 2005 | 33 |
| 2006 | 79 |
| 2007 | 35 |
| 2008 | 30 |
| 2009 | 47 |
| 2010 | 32 |
| 2011 | 20 |
| 2012 | 40 |
| 2013 | 28 |
| 2014 | 14 |
| 2015 | 17 |
| 2016 | 28 |
| 2017 | 36 |
動画
戦力分析
| フォアハンド | 7 |
| バックハンド | 8 |
| サーブ | 9 |
| リターン | 7 |
| ボレー | 9 |
| テクニック | 9 |
| メンタル | 8 |
| フットワーク | 7 |
| 攻撃力 | 7 |
| 守備力 | 8 |
総合力|79
プレースタイル
ロペス選手のプレースタイルはバランス型オールラウンダーで、武器はキレのあるサーブとバックハンドのスライスです。
スペイン人選手では非常に珍しいプレースタイルで、クレーよりも球足の早いグラスやハードを得意とする選手です。特に左利きでとてもキレのいいスライスサーブや、バックのスライスショットはとても大きな武器になり、グラスコートとの相性が抜群です。
ダブルスでも活躍しているため、ボレーのレベルが非常に高くサーブアンドボレーを使うこともあります。ベテランになりショットのパワーは落ちてきましたが、依然として技術力は高い選手です。
各シーズンの主な成績と獲得賞金
2002年
獲得賞金|約23万ドル
- ブエノスアイレスのATP250でベスト4、その他3大会でもベスト8に進出。
- 香港の大会では当時4位のサフィン選手から勝利。
2003年
獲得賞金|約56万ドル
- ウィンブルドンで4回戦に進出。
- カナダとマドリードのマスターズでベスト8に進出。
- ランキング30位前後ながらこのシーズン3人のトップ10選手から勝利。
2004年
獲得賞金|約64万ドル
タイトル|1
- 全仏で4回戦進出
- ウィーンのATP250でツアー初タイトルを獲得
- パリのマスターズでベスト8
2005年
獲得賞金|約55万ドル
- ニューヘイブンのATP250で準優勝
2006年
獲得賞金|約36万ドル
- グスタッドのATP250で準優勝
- 早期敗退が続きこのシーズン一時ランキング80位台まで後退
2007年
獲得賞金|約42万ドル
- マドリードのマスターズでベスト8に進出。2回戦では当時7位のフェレール選手に勝利。
- 全米でベスト16
- ランキングも30位台まで戻る
2008年
獲得賞金|約75万ドル
- ウィンブルドンでグランドスラム初のベスト8。
- ドバイのATP250で準優勝。2回戦から10位のベルディヒ選手、4位のフェレール選手、5位のダビデンコ選手らトップ10選手から立て続けに勝利し、決勝では6位のロディック選手に負けはしたもののフルセットの接戦。
- マドリードのマスターズでベスト8に進出。2回戦では5位のフェレール選手、3回戦では12位のワウリンカ選手に勝利。
2009年
獲得賞金|約50万ドル
- 上海のマスターズでベスト4に進出。
2010年
獲得賞金|約64万ドル
タイトル|1
- 全米でベスト16
- ヨハネスブルグの250で2つ目のタイトルを獲得
- ロンドンのATP250で1位のナダル選手から勝利
2011年
獲得賞金|約92万ドル
- ウィンブルドンでベスト8。3回戦では元世界1位で当時10位のロディック選手から勝利。
- 上海のマスターズでベスト4に進出。3回戦では7位のベルディヒ選手から勝利。
2012年
獲得賞金|約68万ドル
- 全豪でベスト16
- ATP500の北京、ATP250のヒューストン、ミュンヘンでベスト4。
2013年
獲得賞金|約81万ドル
タイトル|1
- ATP250のイーストボーンでツアー3つ目のタイトル獲得。メンフィスでは準優勝
2014年
獲得賞金|約130万ドル
タイトル|1
- マスターズの上海でベスト4。2回戦で当時2位のナダル選手から勝利。カナダではベスト8で5位のベルディヒ選手、6位のラオニッチ選手から勝利。
- ATP250のイーストボーンで連覇。ATP250のロンドンでも準優勝し、準々決勝では6位のベルディヒ選手に勝利。
2015年
獲得賞金|約135万ドル
- 全米でベスト8
- マスターズではインディアンウェルズとシンシナティでベスト8。インディアンウェルズでは5位の錦織選手、シンシナティでは10位のラオニッチ選手、8位のナダル選手ら何人ものトップ10選手から勝利。
- ATP250のキトとクアラルンプールで準優勝。
2016年
獲得賞金|約100万ドル
タイトル|1
- ATP250のグスタッドで優勝、その次に出場したロスカボスでも準優勝。
2017年
獲得賞金|約130万ドル
タイトル|1
長いプロ生活でも大きな怪我が無い
フェリシアーノ・ロペス選手は15歳という若さでプロに転向しました。15歳でプロ転向ということは、もうプロの世界で戦い始めてから20年経つということになりますね。。
しかもランキングも100位以内を長い間キープしていて、ほとんどが50位以内です。それだけ長期にわたってツアー周っているのにも関わらず大きな怪我をしずにこれだけ上位をキープできるのは本当に凄いことですよね。
トップ選手からの勝利が非常に多い
ロペス選手の特徴としてトップ選手相手からの勝利が多いという点があります。キャリアハイでトップ10に入っていないロペス選手ですが、昔からトップ選手から頻繁に勝利しているイメージがあります。
実際に下記にまとめてあるトップ5入りを達成したトップ選手との対戦成績を見てもらっても分かるようにほぼ互角の対戦成績になっています。
強い選手と対戦する時はモチベーションが大きく上がったりするタイプの選手なのか、強い選手に共通する弱点のようなものを知っているのか、その辺りは分かりませんがとにかくトップ選手との試合ではかなりプレーのレベルが上がる印象が強いです。
錦織選手・杉田選手との対戦成績
| 年 | 大会 | コート | スコア |
| 2011 | バルセロナ (ATP500) |
クレー | ロペス選手 64,76(5) |
| 2012 | メンフィス (ATP250) |
ハード | 錦織選手 62,63 |
| 2013 | シンシナティ (マスターズ) |
ハード | ロペス選手 64,76(4) |
| 2013 | 東京 (ATP500) |
ハード | 錦織選手 76(4),60 |
| 2014 | マドリード (マスターズ) |
クレー | 錦織選手 64,64 |
| 2015 | インディアンウェルズ (マスターズ) |
ハード | ロペス選手 64,76(2) |
錦織選手|3勝3敗
| 年 | 大会 | コート | スコア |
| 2014 | ウィンブルドン (グランドスラム) |
グラス | ロペス選手 76(6),76(6),76(7) |
杉田選手|1勝0敗
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
| 名前 | 最高ランク | 対戦成績 | |
| R・フェデラー | 1 | 0勝13敗 | 0% |
| R・ナダル | 1 | 4勝9敗 | 31% |
| N・ジョコビッチ | 1 | 1勝9敗 | 10% |
| A・マレー | 1 | 0勝11敗 | 0% |
| S・ワウリンカ | 3 | 3勝4敗 | 43% |
| M・チリッチ | 3 | 3勝5敗 | 38% |
| G・ディミトロフ | 3 | 2勝3敗 | 40% |
| A・ズベレフ | 3 | 0勝1敗 | 0% |
| D・フェレール | 3 | 8勝11敗 | 42% |
| M・ラオニッチ | 3 | 4勝3敗 | 57% |
| J・M・デルポトロ | 4 | 3勝4敗 | 43% |
| 錦織圭 | 4 | 3勝3敗 | 50% |
| T・ベルディヒ | 4 | 8勝6敗 | 57% |
| D・ティエム | 4 | 1勝3敗 | 25% |
| J・W・ツォンガ | 5 | 0勝5敗 | 0% |
ビッグ4|5勝42敗(勝率10%)
ではロペス選手のプレースタイル、ランキング、錦織選手・杉田選手・ビッグ4との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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