テニスの試合は試合時間が決まっていないスポーツで、さらに試合によってかなり時間に差が出てくるスポーツでもあるため試合時間を予想することが難しいです。
ただそうはいっても大雑把にはなりますが、ある程度の予想をすることはできます。
今回はテニスの試合時間がだいたいどれくらいなのか、シングルス、ダブルス、マッチセット数など試合形式に分けて簡単にまとめていきます。
テニス観戦をあまりした事が無い、初めてのテニス観戦をする、といった方の役に少しでもたてれば嬉しいです。
シングルスの試合時間
シングルスの試合は男子プロのツアー大会では大きく分けて3セットマッチと5セットマッチの試合があります。
現在では5セットマッチは男子のグランドスラム(4大大会)と呼ばれる、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープンの4大会のみで行われます。
テニスの試合の中でも特に試合時間が長くなるのがこの4大会となります。
女子は全ての大会が3セットマッチとなります。
5セットマッチ
5セットマッチの試合のだいたいの目安は1時間30分~5時間といったところ。
かなり幅がありますが、実際にこれくらいの差が出てきます。
ただこれは個人的な体感ではありますが、この中でも2時間~3時間あたりで終わる試合が多い印象はあります。
僕の中では2時間より早く終われば早い試合、3時間30分を超えると長い試合といった感じですね。
また少し前までは多くのグランドスラムでは5セットになった時にタイブレークを使用せず、2ゲーム差がつくまで試合が終わらないというフォーマットで行われていましたが、現在は全仏オープン以外はタイブレークを使用するルールに変更されているため、以前と比べれば試合時間が短くなるようになっています。
3セットマッチ
3セットマッチの試合だとだいたい40分~3時間程度の試合時間になります。
特に1時間~2時間で終わる試合が多い印象です。
1時間を切るような試合だと早い、2時間を超える試合だと長いといった感じになりますね。
3セットマッチは試合の流れが変わらず一気に決着まで行ってしまうといったスピーディな展開の試合になる事が5セットと比べると多いです。
ダブルスの試合時間
ダブルスの場合は基本的に3セットマッチとなります。
ただ同じ3セットマッチでも、グランドスラムでは通常の3セットマッチですが、それ以下のグレードのツアー大会になると、ノーアドバンテージ(40-40になってもデュースが無い)&セットカウント1-1になった場合のファイナルセットは10ポイント先取のタイブレークというフォーマットを採用しているため、試合時間は大きく変わってきます。
3セットマッチ(通常)
通常の3セットマッチではだいたい50分~2時間30分ほどで収まる事が多いです。
ダブルスの場合は実力差があっても、明らかに一方的な試合展開になる事はシングルスと比べると少ないですが、シングルスほどラリーが長くなるわけでは無いため、このような時間になっています。
3セットマッチ(ノーアド+10ポイントタイブレーク)
グランドスラム以外のツアー大会でノーアドや10ポイントタイブレークを採用している場合の3セットマッチの試合時間は40分~2時間程度の試合時間。
2セット連続でタイブレークからのファイナルセットで10ポイントタイブレークとなる最も接戦となった場合の試合でもそこまで長くはなりません。
試合時間まとめ
- シングルス(5セット) 1時間30分~5時間
- シングルス(3セット) 40分~3時間
- ダブルス(3セット) 50分~2時間30分
- ダブルス(3セット・ノーアド+10Pタイブレ) 40分~2時間
あくまでも目安ですが、テニスの試合時間はだいたいこんな感じになると思います。
しかしこうしてみるとシングルスの5セットマッチはかなり試合時間の幅が広く、試合時間を予想するのが非常に難しいです。
そのため初めてテニス観戦する場合は、まだ試合時間の目安がつきやすい3セットマッチの試合から見てみるというのもおすすめですね。
ではテニスの試合時間はどれくらいなのか、だいたいの目安についてまとめてみました!
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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