リトアニアの男子プロテニスプレイヤーであるリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis)選手。
これまでにツアータイトルはありませんが、多くのチャレンジャータイトルを獲得しているリトアニアのNO.1プレイヤー。
この記事ではリカルド・ベランキス選手のプロフィール、プレースタイル、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、ツアーでの成績などをまとめていきます。
(2021,6,12更新)
プロフィール
年齢 | 30歳 |
生年月日 | 1990年6月21日 |
国 | リトアニア |
身長 | 175cm |
体重 | 77kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2007年(16歳) |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ヤンコ・ティプサレビッチ ダーク・ホルドルフ |
テニスを始めたのは2歳の頃。
ジュニア時代には全米ジュニアで優勝、その他3大会でもベスト8以上の成績を残しジュニアランキング1位も達成。
趣味は釣りや音楽鑑賞。
現在のコーチは2019年に引退したばかりでセルビアの元世界8位のティプサレビッチコーチとそのティプサレビッチ選手のコーチをしていたホルドルフコーチ。
使用しているラケット・ウェア・シューズ
Yonex VCORE 97
【市販されているモデルのスペック】
重さ | 326g |
スウィングウェイト | 320g |
ヘッドサイズ | 97インチ |
推奨テンション | 45-60ポンド |
ガットパターン | 16本×19本 |
ベランキス選手が使用しているラケットはYonexの「VCORE 97」。
トップスピンがかけやすいラケット。
ベランキス選手はプロ入り初期からYONEXを使用。
またこのラケットのシリーズは他にワウリンカ選手やティアフォー選手なども使用中。
シューズ・ウェア
現在のウェアとシューズはラケットと同じく「YONEX」。
試合の時はリストバンドを両手につけている事が多く、帽子も被ります。
最近はヘッドバンドを着けることもあります。
ツアーでの成績
シングルスのキャリアタイトル
シングルスでのキャリアタイトルはまだありません。
下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに11度のタイトルを獲得。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | 3回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
- グランドスラムの最高成績は3回戦進出。
- 全豪オープンでは2011年と13年と、2度の3回戦進出の経験があり、13年大会では予選を突破して本戦2回戦では25シードのマイヤー選手に勝利して3回戦まで勝ち上がりました。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 2回戦 |
マイアミ | 2回戦 |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | 2回戦 |
上海 | – |
パリ | 1回戦 |
- マスターズの最高成績は2回戦。
- 20歳の時に出場した2011年のインディアンウェルズでいきなりマスターズ本選初勝利。
勝敗
115勝130敗(勝率46%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|38勝35敗(勝率52%)
- 3セットマッチ|77勝95敗(勝率44%)
【サーフェス別】
- クレー|12勝26敗(勝率31%)
- グラス|4勝15敗(勝率21%)
- ハード|97勝89敗(勝率52%)
ベランキス選手の特徴として、5セットマッチを得意としサーフェスはハードが強いです。
つまりベランキス選手と相性が良いのは全豪オープンと全米オープンとなります。
それに対して相性が悪そうなのはグラスで、クレーもそこまで勝率は高くありませんがそれと比べてもグラスの勝率はかなり低くなっています。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約370万ドル(約4億円)
1シーズン平均(プロ転向15年)にすると約2600万円になります。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2010年(20歳) |
トップ50 | 2016年(26歳) |
キャリアハイ|50位 | 2016年(26歳) |
年末ランキングの推移 | |
2007 | 707 |
2008 | 450 |
2009 | 320 |
2010 | 87 |
2011 | 125 |
2012 | 113 |
2013 | 131 |
2014 | 86 |
2015 | 85 |
2016 | 92 |
2017 | 136 |
2018 | 117 |
2019 | 66 |
2020 | 69 |
プレースタイルや強さ
ベランキス選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、強みは精度の高いストロークです。
ストロークはパワーがあるわけではありませんが、フォームがコンパクトでどちらも安定感があり、特にバックハンドの精度が良いです。
またネットプレーの回数も多めで、いろんな展開でポイントを取っていきます。
ベランキス選手のプレースタイルはベースライナーとしましたが、オールラウンダーよりのベースライナーという感じです。
シーズン毎の主な成績
2010 |
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2011 |
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2012 |
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2013 |
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2014 |
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2015 |
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2016 |
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2017 |
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2018 |
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2019 |
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2020 |
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ではリカルダス・ベランキス選手のプレースタイルやランキング、使用ラケットやウェア、ツアーでの成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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