2023年に19歳でトップ100入りを果たしたアメリカのアレックス・ミケルセン(ALEX MICHELSEN)選手。
今回はミケルセン選手のプレースタイル、使用しているラケット、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。
(2023,12更新)
プロフィール
年齢 | 19歳 |
国 | アメリカ |
身長 | 193cm |
体重 | 79kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2023年 |
コーチ | Jay Leavitt Eric Diaz |
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ラケット・シューズ・ウェア
Babolat Pure Aero
【市販品のスペック】
ヘッドサイズ | 98インチ |
重さ | 323g |
スウィングウェイト | 327g |
ストリングパターン | 16×20 |
Pure Aeroシリーズはバボラのラケットの中でも特にスピンとコントロール性能に優れたラケットです。
そのため、元々パワーがある選手が、よりスピンやコントロールを向上させるための大きな手助けになるため、そういった選手との相性が抜群です。
シューズ
LOTTO MIRAGE シリーズ
ウェア
LOTTO
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獲得タイトル
ツアータイトル|0勝
- 18歳の時に190位で出場したATP250ニューポートでツアー初の決勝に進出し準優勝。
- 下部ツアーのチャレンジャーで2つのタイトルを獲得。チャレンジャー初優勝は2023年で当時18歳。
カテゴリー別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | – |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | – |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | – |
全仏オープン | – |
ウィンブルドン | – |
全米オープン | 2回戦 |
- グランドスラムの最高成績|2回戦
- グランドスラム初の本戦出場となったのが2023年の全米オープン。ワイルドカードでの本戦初出場でしたがいきなり1回戦を勝利してグランドスラム初勝利を達成。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | – |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | – |
上海 | – |
パリ | – |
- マスターズでの最高成績|–
キャリアハイランキングの推移
トップ300 | 2023年(18歳) |
トップ200 | 2023年(18歳) |
トップ100 | 2023年(19歳) |
キャリアハイ|94位 | 2023年(19歳) |
- 2023年シーズンでは、チャレンジャーでは4つの大会で決勝に進出し、そのうち2つで優勝。またATPツアーでも250のニューポートで準優勝し、プロ入り1年目にしていきなりトップ100入り。
プレースタイル
ミケルセン選手は身長が高く、一見すると最近のアメリカ選手に多いビッグサーブ、ビッグフォアハンドを持つ超攻撃型の選手に見えますが、実際はしっかりとラリー戦をするベースライナータイプです。
もちろんサーブも強いですが、積極的にエースを取りに行くわけではなく、コースを突いてチャンスになったボールをしっかりとストロークやネットプレーで決めるといったサーブの使い方が多い印象です。
そして大きな武器が精度の高いストロークで、特にバックハンドのレベルが非常に高く、ダウンザラインへのショットも凄く綺麗です。
またミケルセン選手は、ミスが少ない選手で、細かく足を動かすのではなく比較的大きなステップで一気にボールとの距離を詰めてのランニングショットや、追い込まれた時のスライスでのショット、ディフェンス力が高いことも特徴的です。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ミケルセン | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 (1試合平均) |
36本 (4.8本) |
2049本 (3.3本) |
11452本 (7.8本) |
1stサーブ ポイント獲得率 |
72% | 70% | 77% |
2ndサーブ ポイント獲得率 |
56% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
86% | 80% | 89% |
1stサーブリターン ポイント獲得率 |
28% | 31% | 32% |
2ndサーブリターン ポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
21% | 27% | 27% |
まだ試合数自体が少ないため、参考程度にはなりますがミケルセン選手はサーブのスタッツが非常に良いです。
ただエースを量産するようなビッグサーバータイプではなく、サーブで優位に立ちそこからの組み立てが凄い選手だと思います。
とはいえ身長も高いですし、今後サーブもさらに強くなりエースの数が増えてくるのは時間の問題だと思います。
今の時点でこれだけのキープ率があるため、ビッグサーブまで扱うようになったらサービスゲームはほとんど隙が無くなりそうです。
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