A・ダビドビッチ・フォキナ|プレースタイルや使用しているラケット【テニス】

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スペインの男子プロテニスプレイヤーであるアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina)選手。

2019年にプロに転向したばかりの若手選手ですが、たった1年間で200位台だったランキングからトップ100まで上げて、シーズン終盤の21歳以下のツアーファイナルである「NEXT GEN ATP FINALS」にも出場しました。

この記事ではダビドビッチ・フォキナ選手のプロフィール、プレースタイル、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、錦織圭との対戦成績などをまとめていきます。

(2024,4更新)

プロフィール

 年齢 24歳
生年月日 1999年6月5日
 国 スペイン
 身長  183cm
 体重  80kg
 利き手
 バックハンド 両手
 プロ転向  2019年(20歳)
コーチ ホルヘ・アギレ

テニスを始めたのは3歳の頃。

ジュニア時代の憧れだった選手はフェデラー選手。

他のスポーツだとサッカーやボクシングなども好きで、趣味は料理や映画鑑賞。

 

使用しているラケットやウェア

Head Extereme Team

【市販されているモデルのスペック】

重さ 289g
スウィングウェイト 302g
ヘッドサイズ 100
ガットパターン 16本×19本

ExtremeシリーズはHEADのラケットの中でもパワーとスピン性能が高めのラケット。

以前はテク二ファイバーのラケットを使用していたこともありましたが、2018年頃からHEADのラケットを使用。

Head Graphene 360 Extereme

【市販されているモデルのスペック】

重さ 318g
スウィングウェイト 325g
ヘッドサイズ 100
推奨テンション 52-62ポンド
ガットパターン 16本×19本

DIADORA

現在のウェアとシューズは「DIADORA」

以前はシューズについてはプリンス、ウェアについてはハイドロゲンを使用していました。

基本的にヘッドタイを着用している事が多いです。

ツアーでの成績

シングルスのキャリアタイトル

シングルスでのキャリアタイトルはまだありません。

下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに2度のタイトルを獲得。

グランドスラムの最高成績

 全豪オープン 2回戦
 全仏オープン ベスト8
 ウィンブルドン 3回戦
 全米オープン 4回戦
  • グランドスラムの最高成績はベスト8
  • 2021年の全仏オープンで3回戦では15シードのルード選手に勝利し、4回戦も突破してグランドスラム初のベスト8入り
  • 2020年の全米オープンでは2回戦で24シードのホルカシュ選手に勝利し、初の4回戦進出達成
  • 2020年の全豪オープンでグランドスラム本戦初勝利
  • 2019年の全仏オープンで予選決勝で敗退したもののラッキールーザーで初のグランドスラム本戦入り

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ ベスト8
 マイアミ 3回戦
 モンテカルロ 準優勝
 マドリード ベスト16
 ローマ ベスト16
 カナダ ベスト4
 シンシナティ 2回戦
 上海 1回戦
 パリ ベスト16
  • マスターズの最高成績は準優勝
  • 2022年のモンテカルロでマスターズ初の準優勝。2回戦ではジョコビッチ選手に勝利。
  • 2021年のモンテカルロでは2回戦で8シードのベレッティーニ選手に勝利してマスターズ初のベスト8入りを達成
  • 2019年のマドリードでワイルドカードによりマスターズ初の本戦入り

キャリアハイランキングの推移

キャリアハイの推移
 トップ100  2019年(21歳)
トップ50 2021年(22歳)
トップ30
2023年(22歳)
 キャリアハイ|26位 2023年(22歳)

プレースタイルや強さ

ダビドビッチ・フォキナ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、強みはストロークとドロップショットです。

ストロークの安定感が高く、フォアもバックもどちらも良いショットを持っています。

さらにドロップショットを多く使う選手で、相手が下がっているときはすかさずドロップを使ってリズムを変えてきます。

さらに時にはリターンからドロップを使うこともあるくらいです。

安定したストローク力に加えて、トリッキーな面もある面白い選手。

スタッツ

(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)

ダビドビッチフォキナ 錦織圭 フェデラー
エースの数 417本
(1試合平均:2.5本)
1851本
(1試合平均:3.2本)
10865本
(1試合平均:7.5本)
ファーストサーブ
ポイント獲得率
67% 71% 77%
セカンドサーブ
ポイント獲得率
50% 53% 57%
キープ率 71% 80% 89%
ファーストサーブ
リターンポイント獲得率
32% 30% 33%
セカンドサーブ
リターンポイント獲得率
51% 53% 51%
ブレーク率 26% 27% 27%

ダビドビッチ・フォキナ選手はサーブのスタッツは低めですが、リターンのスタッツが世界でもトップクラスに良いです。

錦織選手やフェデラー選手と比べても分かるように、ダビドビッチフォキナ選手の28%というブレーク率がいかに高いものか分かると思います。

現時点でも強い選手であることは間違いないですが、サーブの伸びしろがまだまだあるので今後サーブが良くなってきた時にどこまで強くなるのか想像できません。

 

ではアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ選手のプレースタイルやランキング、使用ラケットやウェア、ツアーでの成績については以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました。

 

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