この記事ではルーマニアのシモナ・ハレプ選手と大坂なおみ選手やキャリアハイで1位を記録した事のあるトップ選手との対戦成績をまとめていきます。
(2019,7,10更新)
ハレプ選手と大坂なおみ選手のプロフィール比較
大坂なおみ | ハレプ | |
身長 | 178cm | 168cm |
プロ入り | 2013年(15歳) | 2006年(15歳) |
初タイトル | 2018年(20歳) | 2013年(21歳) |
トップ10入り | 2018年(20歳) | 2014年(23歳) |
トップ5入り | 2018年(20歳) | 2014年(23歳) |
1位 | 2019年(21歳) |
2017年(26歳) |
グランドスラム 最高成績 |
優勝(2回) | 優勝 |
プレミアマンダトリー 最高成績 |
優勝 | 優勝(3回) |
大坂選手とハレプ選手のプロ入りと初タイトルを獲得した年齢はほとんど同じ。
ただランキングの上がり方については大坂選手の場合は1位まで一気に駆け上がっています。
一方のハレプ選手は初めてトップ5入りをしてから1位になるまで約3年かかっています。ただこれはセレナ選手の存在も大きかったと思います。
ビッグタイトルはお互いに優勝経験があり、グランドスラムでは大阪選手、プレミアマンダトリーではハレプ選手が多く優勝を果たしています。
2人の詳しい情報はこちらへ。
ハレプ選手と大坂なおみ選手の対戦成績
対戦成績
- シモナ・ハレプ(4勝)
- 大坂なおみ(1勝)
この2人の対戦ではハレプ選手が4勝(勝率80%)、大坂選手が1勝(勝率20%)とハレプ選手が大きく勝ち越しています。
過去の対戦結果
年月 | 大会 (グレード・コート) |
勝者 | スコア |
2016年 | 全仏オープン (グランドスラム・クレー) |
ハレプ | 46 62 63 |
2017年 | マイアミ (プレミアマンダトリー・ハード) |
ハレプ | 64 26 63 |
2018年 | 全豪オープン (グランドスラム・ハード) |
ハレプ | 63 62 |
2018年 | インディアンウェルズ (プレミアマンダトリー・ハード) |
大坂なおみ | 63 60 |
2018年 | ローマ (プレミア5・クレー) |
ハレプ | 61 60 |
- 1回目|2016年5月の全仏オープン・3回戦。ハレプ選手が1セットダウンからの逆転で勝利。チャンスは大坂選手にもありましたが、ハレプ選手の方が大事なポイントで良いプレーを見せていました。試合時間は1時間44分。
- 2回目|2017年3月のマイアミ・2回戦。お互いにサーブの調子がいまいちでブレーク合戦に。しかし内容は非常に拮抗したものになりトータルポイントも79対77。ハレプ選手が接戦を制しています。試合時間は1時間55分。
- 3回目|2018年1月の全豪オープン・4回戦。この試合はハレプ選手が合計で6度のブレークを成功させる圧巻のプレー。第2セット初めにブレークに成功した大坂選手に流れが行きかけましたが、すぐにブレークバックされ、ハレプ選手の完勝となりました。試合時間は1時間18分。
- 4回目|2018年3月のインディアンウェルズ・準決勝。この試合は大坂選手が非常にレベルの高いプレーを見せ、ハレプ選手にも7回のブレークチャンスがありましたが、そのうち6回を大坂選手が凌ぎリターンの良いハレプ選手から許したブレークはわずか1回。逆に大坂選手は5度のブレークを成功させ、大会第1シードにストレートの完勝。試合時間は1時間4分。
- 5回目|2018年5月のローマ・2回戦。この試合はハレプ選手がレベルの高いプレーで圧倒し完勝。大坂選手も1STの入る確率は悪くなかったですが、それ以上にハレプ選手のリターンゲームが素晴らしく完敗。トータルポイントでも倍近くの差がつきました。試合時間は59分。
コートサーフェス別
コートサーフェス別の対戦成績を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
ハレプ | 2 | 2 | 0 |
大坂なおみ | 1 | 0 | 0 |
ここまでハードとクレーでの対戦がありますが、どちらもハレプ選手の勝ち越し。
タイブレーク、フルセット、決勝戦など
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦成績を調べていきます。
タイブレークを 取った回数 |
フルセットマッチ | 決勝での対戦 | |
ハレプ | 0回 | 2 | 0 |
大坂なおみ | 0回 | 0 | 0 |
これまであったのはフルセットマッチだけですが、2試合ともハレプ選手が勝利。
ただ最後にフルセットマッチを戦ったのは2017年で大坂選手がトップにくる前の事なので、このデータはあまり参考にならないかもしれません。
トップ選手との対戦成績一覧
以下はハレプ選手とキャリアハイが1位で現役のトップ選手との対戦成績と勝率の一覧です。
セレナ・ウィリアムズ | 1勝9敗 | 10% |
マリア・シャラポワ | 2勝7敗 | 22% |
アンゲリク・ケルバー | 5勝4敗 | 55% |
キャロライン・ウォズニアッキ | 2勝5敗 | 28% |
カロリーナ・プリスコバ |
7勝3敗 |
70% |
ガルビネ・ムグルッサ | 2勝2敗 | 50% |
ヴィーナス・ウィリアムズ | 4勝3敗 | 57% |
アシュリー・バーティ | 3勝1敗 | 75% |
ハレプ選手がランキングを上げてきた時期に上位にいたセレナ選手、シャラポワ選手、ウォズニアッキ選手には大きく負け越しており、特にセレナ選手に対してはまだ1回しか勝利がありません。
ただ同じくらいにランキングを上げてきた選手にはほとんど負け越しておらず、ケルバー選手やムグルッサ選手とはほぼ互角の対戦成績でプリスコバ選手には大きく勝ち越しています。
ではハレプ選手の大坂なおみ選手やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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