バウティスタ・アグートの錦織圭やトップ選手との対戦成績

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ロベルト・バウティスタ・アグート(Roberto Bautista Agut)選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績や過去の対戦結果をまとめていきます。

バウティスタ・アグート選手はスペインのベテランテニスプレイヤーで、2016年の上海マスターズで準優勝した経験があります。

(2021,5月更新)

錦織圭とバウティスタアグートの成績やプロフィール比較

錦織圭 アグート
身長 178cm 183cm
体重 73kg 75kg
プロ入り 2007年(17歳) 2005年(17歳)
初タイトル 2008年(18歳) 2014年(26歳)
トップ10入り 2014年(24歳) 2019年(31歳)
トップ5入り 2014年(24歳)
グランドスラム
最高成績
準優勝 ベスト4
マスターズ
最高成績
準優勝(4回) 準優勝

錦織選手とバウティスタアグート選手は体格はややアグート選手の方が良いですが大きな差はありません。

プロ入りは同じ17歳頃ですが、初タイトル獲得までに錦織選手は約1年、アグート選手は約9年かかっています。

ランキングに関しても錦織選手の方が上がっていくのはかなり早かったですが、アグート選手も2019年に30歳を超えてトップ10入りを達成。

2人のより詳細な情報はこちらのページにまとめてあります。

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錦織圭とバウティスタアグートの対戦成績

対戦成績

バウティスタアグート 錦織圭
1勝
(20%)
4勝
(80%)

過去の対戦結果

大会 勝者 スコア
2014 バルセロナ
(ATP500・クレー)
錦織圭 61 46 63
2015 バルセロナ
(ATP500・クレー)
錦織圭 62 36 61
2015 マドリード
(マスターズ・クレー)
錦織圭 63 63
2016 マイアミ
(マスターズ・ハード)
錦織圭 62 64
2017 ウィンブルドン
(グランドスラム・グラス)
バウティスタアグート 64 763 36 63
  • 初対戦は2014年4月のATP500バルセロナ・2回戦
    リターンの良い選手同士の試合ということでこの試合は錦織選手が合計7回、アグート選手が4回のブレークを成功させるブレーク合戦に。アグート選手の1STサーブをより攻略していた錦織選手がフルセットで勝利。試合時間は1時間58分。
  • 2回目の対戦は2015年4月のATP500バルセロナ・準々決勝
    2年連続でこのバルセロナでの対戦となりましたが、再び錦織選手がフルセットで勝利。ただ初対戦の時とは違いこの試合はフルセットにはなりましたが、終始錦織選手の流れで試合が進み、トータルポイントでも30ポイント近くの差がつきました。試合時間は1時間41分。
  • 3回目の対戦は2015年の上海マスターズ・3回戦
    この試合錦織選手は1STの入る確率こそ低かったですが、安定したサービスゲームを展開しアグート選手に一度もブレークを許すことなくストレートで勝利。試合時間は1時間12分。
  • 4回目の対戦は2016年のマイアミマスターズ・4回戦
    錦織選手のリターンがかなり良く、試合を通して4度のブレークを成功させてストレートで勝利。ただアグート選手もテニスのレベルも高くスコア以上にタフな試合だった思います。試合時間は1時間24分。
  • 5回目の対戦は2017年のウィンブルドン・3回戦
    非常に接戦となったこの試合はお互いにそこそこブレークチャンスはありましたが、やはりグラスのサーフェスはサーバーが有利で結局試合を通してアグート選手が3回、錦織選手が2回のブレーク。チャンスをより多くものにしたアグート選手が激闘を制して対錦織選手で初勝利。試合時間は3時間21分。

コートサーフェス別

次にコートサーフェス別の対戦成績を見ていきます。

ハード クレー グラス
錦織圭
1 3 0
バウティスタアグート 0 0 1

全てのサーフェスで対戦があり、ハードとクレーでは錦織選手、グラスではアグート選手が勝ち越しています。

アグート選手はスペインの選手なのでクレーも強いですが、グラスでの成績も良いです。

理由としてはアグート選手はスペイン人選手に多いトップスピンを多く使うタイプではなく、ストロークもフラット気味でスライスを使うのも上手いです。

今の所の成績を見る限りでもハード・クレーは錦織選手が有利、グラスはバウティスタアグート選手が有利といった感じだと思います。

マッチセット数別

次はマッチセット数別の対戦成績。

5セット 3セット
錦織圭 0 4
バウティスタアグート 1 0

3セットマッチでは錦織選手が大きく勝ち越し。

逆に1回だけある5セットマッチはアグート選手が勝利しています。

タイブレーク、フルセット、決勝戦など

次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦成績を調べていきます。

タイブレークを
取った回数
フルセットマッチ 決勝での対戦
錦織圭 0回 2 0
バウティスタアグート 1回 0 0

タイブレークではアグート選手、フルセットマッチでは錦織選手の勝ち越しという結果に。

やはりフルセットマッチでの戦績が歴代でもトップクラスと言われている錦織選手ですから、対アグート選手でもそれが現れています。

しかしアグート選手も常に冷静で安定したプレーに定評があり、メンタルも簡単には崩れない選手なのでプレッシャーのかかる場面でもいつも通りの強さを発揮してくる選手です。

バウティスタアグートのビッグ4やトップ選手との対戦成績一覧

 

ビッグ4

ビッグ4 4勝24敗 14%
ロジャー・フェデラー 0勝9敗 0%
ラファエル・ナダル 0勝3敗 0%
ノバク・ジョコビッチ 3勝9敗 30%
アンディ・マレー 1勝3敗 25%

ビッグ4との対戦で最も成績が良いのは対ジョコビッチ選手。

特に2019年の対戦では1月のドーハ、3月のマイアミと2連続でバウティスタアグート選手が勝利。

ジョコビッチ選手にもアグート選手に対して苦手意識が出てきているかもしれません。

逆に相性が悪いのは対フェデラー選手でこれまでの対戦は全て負けています。

ビッグ4との対戦を見る限り、アグート選手は攻撃的なプレイヤーが苦手で、守備的なプレイヤーが得意という特徴がありそうです。

トップ選手(キャリアハイが5位以内)

ダニール・メドベージェフ 3勝0敗 100%
スタン・ワウリンカ 1勝1敗 50%
マリン・チリッチ 2勝5 28%
グリゴール・ディミトロフ 1勝3敗 25%
アレクサンダー・ズベレフ 2勝4敗 33%
ミロシュ・ラオニッチ 0勝5敗 0%
ファン・マルティン・デルポトロ 2勝3敗 40%
ドミニク・ティエム 4勝1敗 80%
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ 3勝2敗 60%
ケビン・アンダーソン 1勝0敗 100%
ステファノス・チチパス 0勝2敗 0%

トップ選手で特に負け越しているのはラオニッチ選手。

ただデルポトロ選手やチリッチ選手の対戦成績を見た感じビッグサーバーに特別弱いというわけでもなさそうです。

勝ち越しが多くなっているのはティエム選手とメドベージェフ選手。

しかし負け越しこそありますがキャリアハイ5位以内のトップ選手相手にこれだけ勝利できているのは驚きです。

最初にも言いましたが、やはりバウティスタアグート選手はトップ5入りしていてもおかしくない成績で、ランキング以上に実力のある選手ですね。

 

ではロベルト・バウティスタ・アグート選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績については以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

 

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