ライリー・オペルカ(Reilly Opelka)選手はアメリカ若手の男子プロテニスプレイヤー。
この記事ではオペルカ選手のプロフィール、プレースタイル、ランキング、錦織圭との対戦成績、ツアーでの獲得賞金や成績などをまとめていきます。
(2021,3,13更新)
プロフィール
年齢 | 23歳 |
生年月日 | 1997年8月28日 |
出身地 | アメリカ・ミシガン州 セントジョセフ群 |
身長 | 211cm |
体重 | 102kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2015年(18歳) |
好きなコート | クレー |
好きな大会 | 全米オープン |
好きなショット | スマッシュ |
憧れだった選手 | ファン・マルティン・デルポトロ |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | Jay Berger Jean-Yves Aubone |
【オペルカ選手のインスタ】
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は$2,231,165(約2億3400万円)
1シーズン平均にすると約3300万円になります。
勝敗
キャリア通算のツアーレベルでの勝敗は49勝49敗(勝率50%)
【サーフェス別】
- クレー|2勝9敗(勝率18%)
- グラス|2勝3敗(勝率40%)
- ハード|45勝37敗(勝率54%)
現状ではハードでの試合回数がダントツで多く、勝率も最も高いです。
ただビッグサーバーであるオペルカ選手はグラスコートでの成績が伸びてくる可能性が高いです。
逆にリターン側が有利になりやすいクレーコートでは勝率がかなり低くなっています。
スタッツ
エースの数 | 1856(1試合平均は約18) |
ファーストサーブポイント獲得率 | 80% |
セカンドサーブポイント獲得率 | 55% |
サービスゲーム取得率 | 91% |
リターンゲーム取得率 | 10% |
ファーストサーブのポイント獲得率、サービスゲーム取得率の高さ、サービスエースの本数など、サーブに関するスタッツは驚異的な数値。
特にサービスゲーム取得率に関しては9割近くキープできているという事になるので、単純に1セットのうちに1回ブレークされるかどうかという事になります。
しかしリターンゲームの取得率(ブレーク率)が非常に低く10%を切っています。
キープ率が高くてブレーク率が低いというのはビッグサーバーではよくある事ですが、オペルカ選手の場合はビッグサーバーの中でもこの数値が極端です。
逆に考えれば、このかなり低いリターンゲームの取得率が少しでも上がってこれば勝率がぐっと上がってきそうです。
シングルスキャリアタイトル
シングルスのタイトルは2勝。
2019年に21歳で優勝したニューヨーク(250)がツアー初タイトル。
下部大会のチャレンジャーでは4度の優勝を果たしています。
グレード別 | |
ATP250 | 2 |
サーフェス別 | |
ハード | 2 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 2回戦 |
グランドスラムでは3回戦が最高成績。
2019年のウィンブルドンで3回戦に進出。
この時は2回戦で22シードのワウリンカ選手にフルセットで勝利しています。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 1回戦 |
マイアミ | 3回戦 |
モンテカルロ | – |
マドリード | 3回戦 |
ローマ | 予選2回戦 |
カナダ | 1回戦 |
シンシナティ | ベスト8 |
上海 | 2回戦 |
パリ | – |
マスターズの最高成績はベスト8。
2016年のシンシナティで早くもマスターズ初勝利。
2019年のマドリードとマイアミで3回戦進出を果たしています。
ランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2018年(21歳) |
トップ50 | 2019年(22歳) |
キャリアハイ|31位 | 2019年(22歳) |
年末ランキングの推移 | |
2015 | 981 |
2016 | 204 |
2017 | 229 |
2018 | 100 |
2019 | 36 |
2020 | 39 |
動画
プレースタイル
オペルカ選手のプレースタイルは攻撃型ビッグサーバーで、非常に力のあるサーブとフォアハンドが強みです。
本人がジュニア時代から憧れていた選手としてデルポトロ選手を挙げていますが、プレースタイルが非常に良く似ており、強烈なサーブと一発で上から叩きつけるフラットのフォアハンドをオペルカ選手も武器としています。
ポテンシャルは非常に高くトップクラスのビッグサーバーになれる資質は十分にあると思います。
ただ、まだまだ粗い部分も多く特にリターンゲームに関しては伸びしろが多そうです。
主な経歴
2016年にワイルドカードで出場したアトランタでベスト4
プロ転向したばかりでチャレンジャーですらそこまで勝てていなかった時期にオペルカ選手はワイルドカードで出場したアトランタ(250)でツアー初のベスト4進出を果たします。
2回戦では当時28位で現在ではトップ5入りも果たした第3シードのアンダーソン選手に逆転勝ち。準決勝でも敗れはしたものの、第1シードのイズナー選手から第1セットを先取するなど大健闘を見せました。
ツアー初勝利から一気に駆け上がった形になり、大会前はランキングが857位でしたが大会終了後には300位台まで順位を上げています。
錦織圭との対戦成績
【対戦成績とサーフェス別の内訳】
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
ライリー・オペルカ | 0 | 0 | 0 | 0 |
錦織圭 | 0 | 0 | 0 | 0 |
【過去の対戦】
年 | 大会 | 勝者 | スコア |
ビッグ4との対戦成績
トップ選手との対戦成績
ダニル・メドベージェフ |
1勝2敗 | 33% |
スタン・ワウリンカ | 1勝1敗 | 50% |
ドミニク・ティエム | 0勝1敗 | 0% |
マリン・チリッチ | 0勝0敗 | -% |
グリゴール・ディミトロフ | 0勝0敗 | -% |
アレクサンダー・ズベレフ | 0勝0敗 | -% |
ミロシュ・ラオニッチ | 0勝1敗 | 0% |
ファン・マルティン・デルポトロ | 0勝1敗 | 0% |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 0勝1敗 | 0% |
ケビン・アンダーソン | 1勝0敗 | 100% |
ステファノス・チチパス |
0勝1敗 | 0% |
ではライリー・オペルカ選手のプレースタイル、ランキング、錦織選手との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!