ポーランド期待の若手選手であるホベルト・ホルカシュ(Hubert Hurkacz)選手について、プレースタイルやランキングの推移、ツアーでの成績をまとめていこうと思います。
(2021,8,11更新)
プロフィール
年齢 | 24歳 |
国 | ポーランド |
身長 | 196cm |
体重 | 81kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
好きなサーフェス | ハード |
趣味 | 車 読書 |
プロ転向 | – |
コーチ | クレイグ・ボイントン |
ATP公式サイト | 選手情報 |
キャリアタイトル
- シングルスでの獲得タイトルは3勝。
- 初タイトルは2019年に22歳で優勝したATP250ウィンストンセーラム。
- 2021年のマイアミオープンでマスターズ初タイトルを獲得。
- 下部ツアーのチャレンジャーでは3度の優勝経験があります。
グレード別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | 1 |
ATP500 | – |
ATP250 | 2 |
サーフェス別 | |
ハード | 3 |
クレー | – |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの最高成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 2回戦 |
ウィンブルドン | ベスト4 |
全米オープン | 2回戦 |
- グランドスラムでの最高成績は2021年ウィンブルドンのベスト4
- 2019年のウィンブルドンでグランドスラム初の3回戦進出
- 2020年の全豪オープンで2回戦進出を果たし、グランドスラム全てで1回戦突破。
マスターズ(ATP1000)の最高成績
インディアンウェルズ | べスト8 |
マイアミ | 優勝 |
モンテカルロ | 1回戦 |
マドリード | 3回戦 |
ローマ | 3回戦 |
カナダ | 3回戦 |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | 3回戦 |
パリ | 1回戦 |
- マスターズの最高成績は2021年マイアミの優勝。
- 2019年のマドリードでは予選から本戦の3回戦まで勝ち上がっています。
- 多くの大会で3回戦進出を果たしていてどの大会でも安定して成績を残しています。
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2018年(21歳) |
トップ50 | 2019年(22歳) |
トップ20 | 2021年(24歳) |
キャリアハイ|11位 | 2021年(24歳) |
年末ランキングの推移 | |
2015 | 620 |
2016 | 383 |
2017 | 238 |
2018 | 87 |
2019 | 34 |
2020 | 34 |
獲得賞金・スタッツ・勝敗
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上の本戦)での勝敗は68勝64敗(勝率51%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|11勝17敗(勝率39%)
- 3セットマッチ|57勝47敗(勝率54%)
【サーフェス別】
- クレー|9勝16敗(勝率36%)
- グラス|9勝7敗(勝率56%)
- ハード|50勝41敗(勝率54%)
ホルカシュ選手は若手ながらグラスコートでの勝率が高いのが特徴的。
また5セットよりも3セットマッチの方が勝率が10%以上高く、短期決戦を得意としています。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約380万ドル(約4億1000万円)
1シーズン平均にすると約5900万円。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ホルカシュ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 (1試合平均) |
952本 (7.7本) |
1851本 (3.2本) |
10865本 (7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
72% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
49% | 53% | 57% |
キープ率 | 80% | 81% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
27% | 31% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
48% | 53% | 51% |
ブレーク率 | 18% | 27% | 27% |
ホルカシュ選手はリターンよりもサーブに関するスタッツの方が良いです。
特に2ndサーブのポイント獲得率が良く、2ndサーブのレベルとその後のストロークでの展開が凄いようです。
エースの数でも1試合平均で7.6本とビッグサーバーとまではいかないかもしれませんがかなり高い数字。
プレースタイル
ホルカシュ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器は伸びのあるバックハンドです。
バックハンドのレベルが高く非常に伸びがあるフラットなバックハンドになっており、ダウンザラインとクロスの打ち分けの精度が高いのでバックハンドで相手を振ることができています。
サーブはそれほどレベルが高いわけでは無いですが、センターへのサーブは強烈です。200キロ超えのややスピンのかかったセンターへのサーブは大きな武器になっています。
主な経歴
2018年の全仏でグランドスラム初の本戦入りと勝利
ホルカシュ選手は2018年の全仏オープンで初のグランドスラム本戦入りを果たしました。グランドスラムの挑戦自体まだ2回目で、それで予選突破を果たす事だけでも十分凄いことですが同時に初勝利まで果たします。
1回戦ではサングレン選手(54位)を破って初勝利です。2回戦ではチリッチ選手(4位)に負けはしたものの1セットを取る奮闘。チャレンジャーでの優勝経験も無い200位前後の選手とは思えない戦いぶりでした。
全仏オープンで負けてすぐに、自国ポーランドのチャレンジャーに出場し、決勝では日本のダニエル太郎選手(81位)に61,61のストレートで完勝してチャレンジャー初タイトルを獲得。これによりランキングも119位までジャンプアップ。
このシーズン3回目のグランドスラムとなったウィンブルドンでも予選を突破し本戦入り。グランドスラム2大会連続で予選を突破し、本戦入りを果たしています。
そしてツアー終盤には2017年から始まった21歳以下のツアーファイナルであるNEXT GEN ATP FINALSにも出場。
シーズン毎の主な成績
2018年 |
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2019年 |
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2020年 |
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ではホルカシュ選手のプレースタイルやランキングの推移については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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