今回は2017年シーズンに28歳にしてツアー初タイトルを獲得したドイツのテニスプレイヤーであるピーター・ゴヨブチック選手についてプレースタイル、ランキング、使用しているラケット、錦織選手やビッグ4との対戦成績をまとめていこうと思います。
(2018,9,18更新)
プロフィール
年齢 | 29歳 |
国 | ドイツ |
身長 | 188cm |
体重 | 83kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
ラケット | HEAD |
コーチ | アレクサンダー・スタスコ |
ゴヨブチック選手がテニスを始めたのは4歳で、きっかけは誕生日にテニスラケットをプレゼントして貰ったからだそうです。そして2006年に16歳でプロに転向。
好きなサーフェスはハードで、好きなショットはバックハンドのダウンザラインとフォアハンドのクロスです。生粋のベースライナーですね。好きな大会はATP250のドーハとグランドスラム全て。
ジュニア時代から憧れだった選手はフェデラー選手で、2018年のシンシナティ(マスターズ)で対戦しストレートで敗れました。
趣味はサッカーと料理。料理が好きとはなかなか家庭的な一面もありますね。
キャリアタイトル
タイトル | 1勝 |
ATP250 | 1 |
ハード | 1 |
初タイトル | 2017年(27歳) |
初タイトルはフランスのメスで開催されるATP250の「モゼールオープン」です。
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2014年(24歳) |
トップ50 | 2018年(29歳) |
キャリアハイ | 39位(2018年|29歳) |
ランキングの推移 | |
2006 | 765 |
2007 | 436 |
2008 | 346 |
2009 | 386 |
2010 | 494 |
2011 | 250 |
2012 | 181 |
2013 | 162 |
2014 | 79 |
2015 | 194 |
2016 | 189 |
2017 | 60 |
プロ入り8シーズン目でようやくトップ100入りを果たします。しかしその後もなかなかランキングが上がりませんでしたが、28歳になった2017年に再びキャリアハイを更新し、翌年2018年には初のトップ50入りを果たしました。
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 1回戦 | ハード |
全仏オープン | 1回戦 | クレー |
ウィンブルドン | 2回戦 | グラス |
全米オープン | 2回戦 | ハード |
グランドスラムではウィンブルドンと全米の2回戦が最高成績となっています。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 1回戦 | ハード |
マイアミ | 1回戦 | ハード |
モンテカルロ | 1回戦 | クレー |
マドリード | 1回戦 | クレー |
ローマ | 3回戦 | クレー |
カナダ | 1回戦 | ハード |
シンシナティ | 2回戦 | ハード |
上海 | 1回戦 | ハード |
パリ | 2回戦 | ハード |
マスターズではイタリア国際(ローマ)での3回戦が最高成績で、ベスト8以上の成績はまだありません。
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 6 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 6 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 7 |
総合力|68
プレースタイル
ゴヨブチック選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器は速くてコンパクトなテイクバックから放たれるストロークです。
ゴヨブチック選手のテイクバックはかなり特徴的で、多くの選手がラケットを立てて引く(錦織選手やフェデラー選手をイメージすると分かりやすいです)のに対し、ゴヨブチック選手の場合は完全にラケットを下げてテイクバックします。
これのメリットはテイクバックが速くなり速いストロークやサーブにも楽に対応できるようになる事があります。ただデメリットとしてラケットを立てて引く場合よりもパワーを出したり、回転をかけにくいという事もあります。
しかしこの速いテイクバックのストロークはかなり武器として機能しています。ややフラット気味で突き刺さるようなストロークは素晴らしいです。
テニス選手としての経歴
初タイトル獲得まで12年粘った苦労人
ゴヨブチック選手は若くしてプロに転向はしましたが、なかなか下部大会から公式ツアーに上がる事ができず長い間粘り続けました。
2011年頃からようやくチャレンジャー大会でも上位へ進出できるようになり、2014年にはチャレンジャーで2タイトルを獲得し念願のトップ100入りを果たします。しかしこの時は安定して成績を残す事ができず、再びトップ100外へ落ちてしまいます。
その後200位から100位の間でランキングをキープしていましたが、2017年に再びトップ100入りをし、ランキング95位で予選から出場したメスのATP250で格上選手を連続で破り見事にツアー初タイトルを獲得!
最近ではツアーでもシード選手を破ってベスト8へ進出する事が多くなってきました。完全な遅咲き型の選手ですね。今後どこまで上がっていくのか楽しみです!
錦織選手との対戦成績
0勝0敗(勝率-%)
年 | 大会 | コート | スコア |
錦織選手との対戦はまだありません。
ビッグ4との対戦成績
0勝3敗(勝率0%)
ではゴヨブチック選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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