今回はオーストラリアのネクストジェンであるアレックス・デミノー選手についての情報をまとめていこうと思います。
(2020,6,28更新)
プロフィール
年齢 | 21歳 |
国 | オーストラリア |
身長 | 183cm |
体重 | 69kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
好きなコート | グラス |
好きなショット | バック |
趣味 | ゴルフ |
プロ転向 | 2015年(16歳) |
コーチ | アドルフォ・グティエレス |
プレースタイル
ストロークに関してもレベルが高く、特にフォアハンドは体を大きく回転させてその力を利用した独特なフォームで威力のあるショットを打ちます。
しかしデミノー選手の一番の武器は何と言ってもフットワークです。183cmで69kgとテニス選手としては痩せていると思いますが、その軽さを生かしたフットワークはとても速いです。まるでジョコビッチ選手を思わせるようなコートカバーリングを見せることもあります。
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 7 |
リターン | 8 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 9 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 8 |
総合力 | 77 |
大会の成績
キャリアタイトル
シングルスのツアータイトルは3勝。
初タイトルは2019年に19歳で獲得した地元開催のATP250シドニー。
2019年にはさらに2つのタイトルを獲得し、1年間だけで3つのタイトルを獲得しています。
グレード別 | |
グランドスラム | 0 |
マスターズ | 0 |
ATP500 | 0 |
ATP250 | 3 |
サーフェス別 | |
ハード | 3 |
クレー | 0 |
グラス | 0 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 3回戦 |
全仏オープン | 2回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 4回戦 |
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 2回戦 |
マイアミ | 1回戦 |
モンテカルロ | 予選1回戦 |
マドリード | 1回戦 |
ローマ | 1回戦 |
カナダ | 1回戦 |
シンシナティ | 3回戦 |
上海 | 1回戦 |
パリ | 3回戦 |
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2018年(19歳) |
トップ50 | 2018年(19歳) |
トップ20 | 2019年(20歳) |
キャリアハイ|18位 | 2019年(20歳) |
年末ランキングの推移 | |
2015 | 1574 |
2016 | 349 |
2017 | 208 |
2018 | 31 |
2019 | 18 |
主な経歴
ATP250のブリスベンでベスト4
デミノー選手は2017年シーズンにプロ転向2年目で初のフューチャーズ優勝を果たします。フューチャーズはテニス選手の登竜門といわれますが、トップに上がっていく選手に関してはジュニアの時代にフューチャーズのタイトルを取ってしまうことも多いです。
なのでデミノー選手の場合、それほど順調にランキングが上がっていたわけではないのですが、だからこそ2018年シーズン序盤のグレード250のブリスベンではとても驚かせられました。
結果はベスト4だったわけですが、ここまでフューチャーズ1勝でチャレンジャーすら優勝したことの無かった選手が、初戦で44位のジョンソン選手、24位で元世界ランク3位のラオニッチ選手を破って勝ち上がっています。
ATP500のワシントンでツアー初の準優勝
2018年のウィンブルドンでグランドスラム初の3回戦進出を果たし、全米オープンに向けて調整を続ける時期であるATP500のワシントンでツアー初の準優勝を果たします。
3回戦ではチョンヒョン選手、準決勝ではルブレフ選手と同世代のネクストジェンを破り、決勝でも同じネクストジェンであるズベレフ選手との対戦。ここは完敗してしまいましたが、今後に向けて非常に大きな可能性を見せつけた大会になりました。
ツアーレベルでの主な成績
(表の黄色マーカーは250ポイント以上、黄色太字は1000ポイント以上)
年 | 順位 | 主な成績 |
2018 | 31 | グランドスラム|全米、ウィンブルドン(3回戦) マスターズ|上海(ベスト16) ATP500|ワシントン(準優勝) ATP250|シドニー(準優勝) 深圳、ブリスベン(ベスト4) |
2019 | 18 | グランドスラム|全米(4回戦) 全豪(3回戦) マスターズ|パリ、シンシナティ(ベスト16) ATP500|バーゼル(準優勝) アカプルコ(ベスト8) ATP250|アトランタ、シドニー、珠海(優勝) スヘルトーヘンボス、ブリスベン(ベスト8) |
ではデミノー選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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