今回はデビスカップのドイツ代表にも選ばれ、2018年には日本のマクラクラン選手とのダブルスで活躍した事でも有名なジャン・レナード・ストルフ選手についての情報をまとめていこうと思います。
(2020,2,29更新)
プロフィール
年齢 | 29歳 |
国 | ドイツ |
身長 | 193cm |
体重 | 92kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
好きなコート | クレー |
好きなショット | バック |
趣味 | 映画鑑賞、サッカー |
プロ転向 | 2009年(19歳) |
コーチ | カルステン・アリアン |
Good Morning from London👋🏼🇬🇧
It was an intense fight yesterday, but I’m just happy with my second win in the @Wimbledon Main Draw💯
The Match Highlights by @SkySportsTennis🎥👉🏼 https://t.co/I6eOf8N7PS
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プレースタイル
ストルフ選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器は鋭いサーブとバックハンドです。
バックハンドはフラットよりの球質で、相手のコートの深いところに突き刺さっていくボールになっています。そのためウィナーになる球も多く決定力があるショットです。またフォアハンドは少し安定感には欠けますが、バックハンド同様ショットに威力はあります。
長身を生かしたフラットサーブはなかなか強力ですが、セカンドサーブが少し弱点になっています。
フラットサーブや外に切れるスライスサーブが入った時はサーブアンドボレーをする場面もあり、ボレーのレベルはそれなりに高いです。
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 8 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 7 |
総合力 | 75 |
大会の成績
キャリアタイトル
まだツアータイトル獲得はありません。
下部ツアーのチャレンジャーでは5度のタイトル獲得。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 1回戦 |
全仏オープン | 4回戦 |
ウィンブルドン | 3回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 4回戦 |
マイアミ | 3回戦 |
モンテカルロ | 3回戦 |
マドリード | 2回戦 |
ローマ | 3回戦 |
カナダ | 2回戦 |
シンシナティ | 3回戦 |
上海 | 3回戦 |
パリ | 3回戦 |
マスターズでの最高成績は4回戦。
2019年のインディアンウェルズで3回戦では3シードのズべレフ選手に勝利して4回戦進出。
ただインディアンウェルズとマイアミはマスターズの中でもドロー数が128で多く4回戦進出=ベスト16になりますが、それ以外の9大会は64なので3回戦=ベスト16になるため、ベスト16という事で考えれば6大会で達成しています。
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移
トップ100 | 2013年(23歳) |
トップ50 | 2014年(24歳) |
キャリアハイ|33位 | 2019年(29歳) |
ランキングの推移
2009 | 702 |
2010 | 359 |
2011 | 239 |
2012 | 168 |
2013 | 107 |
2014 | 59 |
2015 | 107 |
2016 | 63 |
2017 | 53 |
2018 | 57 |
2019 | 35 |
主な経歴
Happy about today‘s match and reaching the 2nd round at @rolandgarros💪🏻#RG18 #RolandGarros pic.twitter.com/wPtaZobuUA
— Jan-Lennard Struff (@Struffitennis) 2018年5月29日
2014年に3度のツアーベスト4
ストルフ選手はプロ転向6年目の2014年シーズンにグレード250の大会で3度のベスト4に進出し、ランキングを一気に上げて初のトップ50入りを果たします。
トップ30の選手にも勝てるようになってきて、確かな実力がついてきたという感じでした。
しかし2015年は不調で初戦敗退が続き、ランキングも100位圏外に落ちてしまいます。テニスのツアーは一度不調の流れに乗ってしまうと毎週試合があるだけにそれを引きずってしまい、どんどんランキングが落ちていってしまいますから。
ランキングを維持することがどれほど難しいかわかると思います。
チャレンジャーの優勝とマスターズ初のベスト16
ただ翌年2016年シーズン以降は、だんだん調子を取り戻してきています。チャレンジャーで何回か優勝し、シーズン終盤のパリのマスターズでは当時3位のワウリンカ選手を破る金星を上げてマスターズ初のベスト16に進出します。
この活躍もありランキングも60位台まで上昇。
さらに2017年シーズンのモンテカルロのマスターズでもディミトロフ選手を破りベスト16に進出。
ランキングも約2年ぶりにキャリアハイを更新するまでになりました。
マクラクラン選手とのダブルスで活躍
2018年シーズンにはシングルスでも好調を維持していましたが、ダブルスでの活躍も素晴らしく、主にこのシーズンは日本のマクラクラン勉選手とのペアでツアーを周り、1月の全豪ではベスト4、6月のウィンブルドンでもベスト8とグランドスラムの2大会で上位進出。
さらにマスターズではマイアミでベスト4、マドリードでベスト8進出。
10月の楽天ジャパンオープン(ATP500)ではタイトルを獲得し、2018年シーズンのツアーファイナル出場をかけたレースランキングではマクラクラン選手とのペアで12位を記録しました。
シーズン毎の成績
2014年
グランドスラム|全米、全仏(2回戦)
ATP500|ウィーン(ベスト8)
ATP250|メス、ミュンヘン、マルセイユ(ベスト4)
チャレンジャー|1大会(優勝) 2大会(準優勝)
2015年
チャレンジャー|2大会(優勝) 2大会(ベスト4)
2016年
マスターズ|パリ(ベスト16)
ATP250|アントワープ、キッツビュール(ベスト8)
チャレンジャー|2大会(優勝) 2大会(準優勝) 1大会(ベスト4)
2017年
マスターズ|上海、モンテカルロ(ベスト16)
ATP500|ウィーン(ベスト8)
ATP250|ウィンストンセーラム、サンクトペテルブルグ(ベスト4) ミュンヘン、マラケシュ(ベスト8)
チャレンジャー|1大会(準優勝)
2018年
グランドスラム|全米、ウィンブルドン(3回戦) 全仏、全豪(2回戦)
マスターズ|モンテカルロ(ベスト16)
ATP500|東京(ベスト8)
ATP250|アントワープ、ミュンヘン、ブダペスト(ベスト8)
チャレンジャー|1大会(準優勝)
2019年
グランドスラム|全仏(4回戦) ウィンブルドン(3回戦) 全米(2回戦)
マスターズ|インディアンウェルズ、ローマ、シンシナティ、パリ(ベスト16)
ATP500|バルセロナ、バーゼル(ベスト8)
ATP250|シュツットガルト、オークランド(ベスト4)
ではストルフ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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