今回は長い間デビスカップでも、一人のプレイヤーとしても日本のテニスを引っ張ってきた添田豪選手について、プレースタイル、ランキングの推移、錦織選手やトップ選手との対戦成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2020,1,19更新)
プロフィール
| 年齢 | 33歳 |
| 国 | 日本 |
| 身長 | 178cm |
| 体重 | 73kg |
| 好きなサーフェス | ハード |
| 好きなショット | バックハンド |
| 趣味 | 音楽鑑賞 |
| プロ転向 | 2003年(19歳) |
| コーチ | デビッド・サンギネッティ |
| ATP公式サイト | 選手情報 |
キャリアタイトル
シングルスのキャリアタイトルはまだありません。
下部ツアーのチャレンジャーでは6つのタイトルがあります。
| グレード別 | |
| グランドスラム | – |
| マスターズ | – |
| ATP500 | – |
| ATP250 | – |
| サーフェス別 | |
| ハード | – |
| クレー | – |
| グラス | – |
大会の最高成績
グランドスラム
| 全豪オープン | 2回戦 |
| 全仏オープン | 1回戦 |
| ウィンブルドン | 2回戦 |
| 全米オープン | 1回戦 |
グランドスラムの最高成績は2回戦。
2012年のウィンブルドンで初のグランドスラム1回戦突破。
ウィンブルドンでは翌年も2回戦進出を果たし、全豪でもこれまでに2度の2回戦進出を果たしています。
マスターズ
| インディアンウェルズ | 1回戦 |
| マイアミ | 1回戦 |
| モンテカルロ | 予選1回戦 |
| マドリード | – |
| ローマ | 予選1回戦 |
| カナダ | – |
| シンシナティ | 予選1回戦 |
| 上海 | 1回戦 |
| パリ | 予選1回戦 |
マスターズの最高成績は1回戦。
3つの大会で本戦入りの経験が有ります。
キャリアハイやランキングの推移
| キャリアハイの推移 | |
| トップ100 | 2011年(27歳) |
| トップ50 | 2012年(28歳) |
| キャリアハイ|47位 | 2012年(28歳) |
| 年末ランキングの推移 | |
| 2003 | 635 |
| 2004 | 502 |
| 2005 | 302 |
| 2006 | 188 |
| 2007 | 206 |
| 2008 | 114 |
| 2009 | 238 |
| 2010 | 120 |
| 2011 | 120 |
| 2012 | 60 |
| 2013 | 103 |
| 2014 | 99 |
| 2015 | 132 |
| 2016 | 126 |
| 2017 | 150 |
| 2018 | 233 |
| 2019 | 121 |
大きくランキングが上がる事こそありませんが、非常に長い間トップ200をキープしています。これだけ長い間、この位置をキープできている日本人は添田選手くらいしかいません。
2018年には久しぶりに200位以上になってしまいましたが、2019年でまた大きくランキングを戻しています。
プレースタイル
添田選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器は安定したフラットなストロークです。最近は多くの選手がトップスピンをかなり多めにかけたフォアハンドを使いますが、添田選手のフォアハンドは回転は少なめでフラットよりのストロークになっています。
さらにフラットな球質に加え、ライジングでのショットも得意としているので早いタイミング+スピードのあるボールを打ち込んでいきます。なのでラリー戦になればテンポの速さでどんどん相手を追い込んでいく事ができます。
しかし一度調子を崩すと、修正するのに少し時間がかかるストロークでもあります。
| フォアハンド | 7 |
| バックハンド | 7 |
| サーブ | 7 |
| リターン | 7 |
| ボレー | 6 |
| テクニック | 7 |
| メンタル | 8 |
| フットワーク | 7 |
| 攻撃力 | 7 |
| 守備力 | 7 |
| 総合力 | 70 |
主な経歴
2012年シーズンに飛躍
添田選手は2003年にプロ入りをしましたが、トップ100へ入る事がなかなかできませんでした。長い間チャレンジャーを周り少しずつですが、トップ100へ近づいて行きました。そして初めてトップ100に入ったのが、プロ転向から8年経った2011年シーズンです。ですがこの時はまたすぐにトップ100から落ちてしまいます。トップ100を維持するといのは非常に難しい事なんです。
しかし翌年の2012年、添田選手が大きく飛躍する年になります。この年にはデビスカップでの活躍や、ATP250の大会で錦織選手を破ってベスト4へ進むなどの活躍もありキャリアハイの47位を記録する事になります。
ツアーで日本人選手同士が戦う事は滅多にない事なので、不思議な感じがしますね。しかも錦織選手に勝っているなんて 笑
現在にかけてはまたトップ100から外れてしまっていますが、200位内はずっとキープしています。そろそろベテランの域に入ってきていますが、もう一度添田選手が活躍しているところをみたいですね!
シーズン毎の成績
2011年
- ATP500|ロッテルダム(ベスト8)
2012年
- グランドスラム|ウィンブルドン(2回戦)
- ATP250|アトランタ、チェンナイ(ベスト4)
2013年
- グランドスラム|全豪(2回戦)
- ATP250|チェンナイ(ベスト8)
- チャレンジャー|1大会(優勝) 2大会(準優勝) 2大会(ベスト8)
2014年
- チャレンジャー|3大会(優勝) 5大会(ベスト4) 1大会(ベスト8)
2015年
- グランドスラム|全豪(2回戦)
- ATP250|アトランタ(ベスト8)
- チャレンジャー|1大会(優勝) 1大会(準優勝) 4大会(ベスト8)
2016年
- チャレンジャー|1大会(優勝) 3大会(準優勝) 3大会(ベスト4) 4大会(ベスト8)
2017年
- チャレンジャー|1大会(準優勝) 4大会(ベスト4) 3大会(ベスト8)
2018年
- チャレンジャー|3大会(ベスト4) 4大会(ベスト8)
2019年
- チャレンジャー|1大会(準優勝) 4大会(ベスト4) 7大会(ベスト8)
では添田選手のプレースタイル、ランキングの推移、ツアーでの成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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