サム・クエリー|プレースタイルとランキング【テニス】

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こんにちは、ケイです。今回はベテランの年齢になってきましたが最近でもキャリアハイを更新しているアメリカのプロテニスプレイヤー、サム・クエリー選手のプロフィール、プレースタイル、ランキング、錦織選手やその他選手との戦績を書いていこうと思います!

(2023,4更新)

プロフィール

 年齢  35歳
 国  アメリカ
 身長  198cm
 体重  95kg
 ウェア  FILA
 ラケット  バボラ
 利き手  右
 バックハンド  両手
 プロ転向  2006年(18歳)
引退 2022年(35歳)
 好きなサーフェス  ハード
 好きなショット  フォア・サーブ
 趣味  バスケ・卓球・ゴルフ
 コーチ スコット・ドーナー

獲得タイトル

シングルスのツアータイトルは10勝。

初タイトルは2008年、20歳の時に優勝したATP250ラスベガス。

カテゴリー別
 ATP500  2
 ATP250  8
サーフェス別
 ハード  8
 グラス  1
 クレー  1

グランドスラム・マスターズの成績

グランドスラムの最高成績

 全豪オープン  3回戦
 全仏オープン  3回戦
 ウィンブルドン  ベスト4
 全米オープン  ベスト8

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ  ベスト8
 マイアミ ベスト16
 モンテカルロ  ベスト8
 マドリード ベスト16
 ローマ ベスト16
 カナダ ベスト16
 シンシナティ  ベスト8
 上海 ベスト16
 パリ  ベスト8

ランキングの推移

 キャリアハイランキングの推移
 トップ100  2007年(19歳)
 トップ50  2007年(19歳)
 トップ20  2010年(22歳)
 キャリアハイ|11位  2018年(30歳)
 年末ランキングの推移
 2006  130
 2007  63
 2008  39
 2009  25
 2010  18
 2011  93
 2012  22
 2013  46
 2014  35
 2015  59
 2016  31
 2017  13
2018 51
2019 44
2020 53
2021 108
2022 329

プレースタイル

クエリー選手のプレースタイルは攻撃型ビッグサーバーで、武器は強烈なサーブとフォアです。

特にサーブはフラットで打つ時は210kmを楽に超えてくるようなスピードサーブです。

セカンドのスピンサーブも強烈でかなり跳ねてきます。

そしてサーブで崩したところをもう一つの武器であるフォアで叩いていく。

これがクエリー選手の鉄板の攻撃パターンです。

多くのビッグサーバーが得意とする展開の仕方です。

ツアーの勝率や獲得賞金

勝率

キャリア通算の勝敗と勝率|385勝328敗(勝率53%)

【試合形式別】

  • 3セットマッチ|324勝270敗(勝率55%)
  • 5セットマッチ|61勝60敗(勝率50%)

【サーフェス別】

  • クレー|52勝67敗(勝率44%)
  • グラス|77勝47敗(勝率62%)
  • ハード|256勝214敗(勝率54%)

賞金

生涯獲得賞金|$13,679,265(約18億円)

クエリー選手は17年間のプロ生活だったので、1シーズン平均にすると約1億円という事になります。

各シーズンの主な成績

主な成績
2007
  • 戦績|19勝22敗
  • マスターズのシンシナティで65位ながらベスト8に進出。2回戦では10位のユーズニー選手に勝利。
  • ATP250のインディアナポリスでベスト4。準々決勝では10位のブレイク選手に全セットタイブレーク、フルセットの大接戦で勝利。
2008
  • 戦績|28勝26敗
  • 獲得タイトル|1
  • ATP250のラスベガスでツアー初タイトルを獲得。
  • 全米でベスト16。
  • マスターズ・モンテカルロでベスト8。3回戦では9位のガスケ選手に勝利。
  • ATP250のデルレイビーチ、インディアナポリスでベスト4。
2009
  • 戦績|41勝23敗
  • 獲得タイトル|1
  • ATP250のロサンゼルスでツアー2つ目のタイトルを獲得。その他、オークランド、ニューポート、ニューヘイブン、インディアナポリスでは準優勝。
  • マスターズ・シンシナティでは5位のロディック選手に勝利。
2010
  • 戦績|39勝24敗
  • 獲得タイトル|4
  • ATP500・メンフィスでグレード500初優勝。
  • ATP250のベルグレード、ロンドン、ロサンゼルスで優勝。このシーズン4つのタイトルを獲得し、これでキャリア通算6個のタイトル。
  • ロサンゼルスでは4位のマレー選手に勝利。
2011
  • 戦績|12勝15敗
  • 右ひじの怪我で6月から約3ヶ月間ツアーを離脱。ランキングも25位から120位まで下落。
2012
  • 戦績|37勝25敗
  • 獲得タイトル|1
  • ATP250・ロサンゼルスでツアー7個目のタイトルを獲得。ロンドン、ウィンストンセーラムでもベスト4。
  • マスターズ・パリでベスト8。2回戦では2位のジョコビッチ選手に勝利。
  • 100位前後で始まったこのシーズンもこの活躍によりツアー終盤には20位前後まで上昇。
2013
  • 戦績|27勝22敗
  • マスターズのマイアミ、インディアンウェルズでベスト16。
  • ATP250のオークランド、サンノゼ、ウィンストンセーラムでベスト4。
2014
  • 戦績|28勝21敗
  • ATP250のヒューストン、イーストボーン、ウィンストンセーラムでベスト4。
  • しかし大会で早期敗退が続き、ランキングが一時80位まで落ちてしまう。
  • ツアー終盤3週連続でチャレンジャーに出場し全てで優勝。ランキングも30位代まで再び上昇。
2015
  • 戦績|20勝24敗
  • ATP250のノッティンガム、ヒューストンで準優勝。
  • シーズン後半は2回戦以上に勝ち上がることが出来ず、50位前後までランキングが下落。
2016
  • 戦績|28勝23敗
  • ATP250・デルレイビーチで8個目のタイトルを獲得。
  • 全米オープンでグランドスラム初のベスト8。1回戦ではロソル選手とファイナルセットのゲームカウント12-10の大激闘を勝ちきり、3回戦では1位のジョコビッチ選手から勝利する大金星。
2017
  • 戦績|36勝21敗
  • 獲得タイトル|2
  • ウィンブルドンでグランドスラム初のベスト4に進出。準々決勝では昨年の全米に続きまたも世界1位選手に勝利。
    この時はマレー選手に勝利する大金星。
  • 全米でも2016年に続き2年連続でベスト8。
  • ATP500・アカプルコ、ATP250・ロスカボスでタイトルを獲得。これでツアー通算10個のタイトル。
2018
  • 戦績|24勝22敗
  • ATP250・ニューヨークで準優勝
  • マスターズ・インディアンウェルズでベスト8
2019
  • 戦績|24勝17敗
  • ATP250・イーストボーンで準優勝
  • ウィンブルドンでベスト8。1回戦では第5シードのティエム選手に勝利。
2020
  • 戦績|3勝6敗
  • 全豪オープンで3回戦進出
2021
  • 戦績|9勝16敗
  • ATP250・マヨルカで準優勝、シュツットガルトでベスト4
2022
  • 戦績|4勝10敗
  • 一時トップ100に復帰するが引退を表明。最後の試合は全米オープンとなりました。

錦織圭やその他選手との対戦成績

錦織選手との対戦成績

S・クエリー 4 6 錦織圭

錦織選手との対戦成績は4勝6敗で、勝率は40%です。

サーフェス別だとハードで3勝6敗、グラスで0勝1敗となっています。

大会 コート スコア
(勝利は太字)
2008 デルレイビーチ
(ATP250)
ハード 64 26 67
2011 クイーンズ
(ATP250)
グラス 63 64
2012 カナダ
(マスターズ)
ハード 62 63
2012 上海
(マスターズ)
ハード 26 61 64
2014 ワシントン
(ATP500)
ハード 46 75 46
2015 メンフィス
(ATP250)
ハード 75 67 67
2015 東京
(ATP500)
ハード 67 36
2016 メンフィス
(ATP250)
ハード 63 36 36
2016 アカプルコ
(ATP500)
ハード 64 63
2018 上海
(マスターズ)
ハード 67 46

ビッグ4との対戦成績

S・クエリー 5 22 ビッグ4

ビッグ4との対戦成績は5勝22敗で勝率は18%です。

最も負け越しているのはジョコビッチ選手となっています。

R・フェデラー  0勝3敗 0%
R・ナダル  1勝4敗 20%
N・ジョコビッチ  2勝8敗 20%
A・マレー  2勝7敗 22%

トップ選手との対戦成績

S・クエリー 24 46 トップ選手

トップ選手との対戦成績は24勝46敗で勝率は34%です。

最も負け越しているのはチリッチ選手で、戦績が良いのはアンダーソン選手となっています。

S・ワウリンカ  2勝5敗 17%
M・チリッチ  1勝6敗 14%
G・ディミトロフ  0勝3敗 0%
A・ズベレフ  0勝0敗 -%
D・フェレール  1勝2敗 33%
M・ラオニッチ  2勝2敗 50%
J・M・デルポトロ  1勝3敗 25%
T・ベルディヒ  1勝5敗 17%
錦織圭  4勝6敗 36%
D・ティエム  1勝2敗 33%
J・W・ツォンガ  3勝4敗 43%
K・アンダーソン  8勝8敗 50%

 

ではクエリー選手のプレースタイル、ランキング、錦織選手・ビッグ4との対戦成績については以上です。

ここまで読んでくださってありがとうございました。