今回はフランスを代表するベテラン選手で、元世界ランク6位のジル・シモン選手の情報まとめと錦織選手との対戦成績を書いていこうと思います。
(2020,4,5更新)
プロフィール
| 年齢 | 35歳 |
| 国 | フランス |
| 身長 | 183cm |
| 体重 | 70kg |
| 利き手 | 右 |
| バックハンド | 両手 |
| プロ転向 | 2002年(17歳) |
キャリアタイトルとグランドスラムの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは14勝
初タイトルは2007年、22歳の時にブリスベン国際(ATP250)で獲得。
ATP500での初タイトルは2011年、26歳の時にハンブルクで獲得。
| グレード別 | |
| ATP500 | 1 |
| ATP250 | 13 |
| サーフェス別 | |
| ハード | 9 |
| クレー | 5 |
グランドスラムの最高成績
| 全豪オープン | ベスト8 |
| 全仏オープン | 4回戦 |
| ウィンブルドン | ベスト8 |
| 全米オープン | 4回戦 |
グランドスラムの最高成績はベスト8。
2009年の全豪オープンでグランドスラム初のベスト8に進出。
それから6年後の2015年にウィンブルドンでもベスト8進出を果たしています。
マスターズの最高成績
| インディアンウェルズ | ベスト8 |
| マイアミ | ベスト8 |
| モンテカルロ | ベスト4 |
| マドリード | 3回戦 |
| ローマ | 3回戦 |
| カナダ | ベスト4 |
| シンシナティ | ベスト8 |
| 上海 | 準優勝 |
| パリ | ベスト4 |
マスターズの最高成績は準優勝。
2008年の上海マスターズで初のマスターズ決勝進出。
さらに6年後の2014年に上海で2度目の準優勝。
その他モンテカルロ、カナダ、パリでもベスト4入りと好成績。
キャリアハイやランキングの推移
| キャリアハイの推移 | |
| トップ100 | 2006年(21歳) |
| トップ50 | 2006年(21歳) |
| トップ20 | 2008年(23歳) |
| トップ10 | 2008年(23歳) |
| キャリアハイ|6位 | 2009年(24歳) |
| 年末ランキングの推移 | |
| 2002 | 1331 |
| 2003 | 487 |
| 2004 | 177 |
| 2005 | 124 |
| 2006 | 45 |
| 2007 | 29 |
| 2008 | 7 |
| 2009 | 15 |
| 2010 | 41 |
| 2011 | 12 |
| 2012 | 16 |
| 2013 | 19 |
| 2014 | 21 |
| 2015 | 15 |
| 2016 | 25 |
| 2017 | 89 |
| 2018 | 30 |
| 2019 | 55 |
プレースタイル・戦力分析
シモン選手のプレースタイルは守備型ベースライナーで、武器は安定感のある粘りのストロークです。
完全な守備型の選手で、トップ選手で言うとフェレール選手と似たプレースタイルです。
身長がそんなに高くない選手はこういったプレースタイルになる事が多いですが、そんなハンデを抱えながらもトップ10入りを果たした数少ない選手です。
ストロークはどちらも安定感がありますが、フォアハンドの方が強く特にパッシングショットのレベルが非常に高いです。
| フォアハンド | 8 |
| バックハンド | 8 |
| サーブ | 7 |
| リターン | 8 |
| ボレー | 8 |
| テクニック | 7 |
| メンタル | 8 |
| フットワーク | 8 |
| 攻撃力 | 7 |
| 守備力 | 9 |
| 総合力 | 78 |
テニス選手としての主な経歴
21歳の時にランキングを一気に上げてトップ50へ
プロ転向後しばらくは目立った成績はなく、少しづつランキングをあげていましたが21歳になったシーズンに一気にランキングを上げることになります。
シモン選手のプレースタイルからして自分よりランクが下の相手には負けることが少ない選手だと思うので、1度試合での勝ち方を知ってしまえばランキングが上がりやすいとも言えると思います。
さらに翌年にはツアー初優勝に加え、2勝目も獲得。着実にランキングも上がっていきます。
24歳で自己最高の6位へ
この頃になると、マスターズでも決勝に進出できるほどの実力をつけてきます。
ビッグ4と同世代の選手なので苦労も多かったと思いますが、そんな中でランキングを6位まで上げるというのはとても凄いことです。
ビッグ4はそれぞれが男子テニス史上最高クラスの選手ですので時代が違えばシモン選手はもっと上まで行けていたかもしれません。
ではシモン選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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