こんにちは、ケイです。今回は2016年シーズン終盤で悲願の世界ランキング1位を達成した、ビッグ4の一人でイギリスのNO.1プレーヤーであるアンディ・マレー選手についてのプレースタイルやランキング、錦織選手・杉田選手・ビッグ4との対戦成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2018,6,20更新)
プロフィール
年齢 | 30歳 |
国 | イギリス |
身長 | 191cm |
体重 | 84kg |
ウェア | under armer |
ラケット | HEAD |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2005年(18歳) |
コーチ | ジェイミー・デルガド |
ATP公式サイト | 選手紹介 |
獲得タイトル
シングルスタイトル | |
タイトル | 45勝 |
グランドスラム | 3 |
ツアーファイナル | 1 |
オリンピック | 2 |
マスターズ | 14 |
ATP500 | 9 |
ATP250 | 16 |
ハード | 33 |
グラス | 8 |
クレー | 3 |
カーペット | 1 |
初タイトル | 2006年(19歳) |
初マスターズタイトル | 2008年(21歳) |
初グランドスラムタイトル | 2012年(25歳) |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績 | ||
全豪オープン | 準優勝 | ハード |
全仏オープン | 準優勝 | クレー |
ウィンブルドン | 優勝(2回) | グラス |
全米オープン | 優勝 | ハード |
マスターズの最高成績 | ||
インディアンウェルズ | 準優勝 | ハード |
マイアミ | 優勝(2回) | ハード |
モンテカルロ | ベスト4 | クレー |
マドリード | 優勝(2回) | クレー |
ローマ | 優勝 | クレー |
カナダ | 優勝(3回) | ハード |
シンシナティ | 優勝(2回) | ハード |
上海 | 優勝(3回) | ハード |
パリ | 優勝 | ハード |
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2005年(18歳) |
トップ50 | 2006年(19歳) |
トップ20 | 2006年(19歳) |
トップ10 | 2007年(20歳) |
トップ5 | 2008年(21歳) |
トップ3 | 2009年(22歳) |
ランキング1位 | 2016年(29歳) |
キャリアハイ | 1位 |
年末ランキングの推移 | |
2005 | 64 |
2006 | 17 |
2007 | 11 |
2008 | 4 |
2009 | 4 |
2010 | 4 |
2011 | 4 |
2012 | 3 |
2013 | 4 |
2014 | 6 |
2015 | 2 |
2016 | 1 |
2017 | 16 |
フォアハンド、バックハンド、サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 9 |
バックハンド | 9 |
サーブ | 9 |
リターン | 9 |
ボレー | 8 |
テクニック | 9 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 10 |
攻撃力 | 9 |
守備力 | 10 |
総合力|90
球際の処理と安定したストローク
マレー選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器は球際での圧倒的な強さと安定したストロークです。
相手に先に展開されて振られた時に、普通なら徐々に追い込まれてジリ貧になっていくのですが、マレー選手の場合は多少追い込まれたくらいでは物ともせず、むしろ球際でこそ強烈なショットを打つことができるくらいです。
追い込まれた時のボールの処理は今の男子テニスでは一番かもしれません。
さらに昔から定評のあったスロトークもさらに磨きがかかり、深いところへいいボールがいきますし、攻撃となるとかなり威力のあるショットを打ちます。
17歳でプロ入り
マレー選手は2005年に17歳でプロの舞台へ。プロに転向したその年にすでに世界ランキングは50位に迫ろうかという勢いでした。
しかし同世代のジョコビッチ選手がもっと上にいっていたので、それほど大注目の選手といった感じではなかったようです。
マレー選手ほどの人があまり注目されていなかったなんて今では考えられませんよね 笑
それだけ伝説級の選手がごろごろいた時代だったということですね〜。しかし2006年には徐々に注目を集めていきます。
18歳でツアー初タイトルを獲得し、マスターズでもベスト4進出、さらにこの年にはフェデラー選手を破るなどの活躍をし、ランキングも一気に20位以内まで上げました。
この辺りからマレー選手もかなり注目される選手となってきたんですね。
世界のトップ5へ
その後もマレー選手はどんどん実力を上げていき、21歳の時ついに世界ランキングを4位まで上げることになります。
しかしこの時マレー選手の上にいた3選手は、フェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手の男子テニス界の3強です。
この頃は、この3人がビックタイトルをほぼ独占という形になっていたのでマレー選手もここからは一筋縄ではいきませんでした。
しかしマレー選手もやはり怪物でした。テニス界不動の3強となっていた3人に対して対等に渡り合い始め、そしてナダル選手の故障などもありましたが一時的ではありましたがランキングを2位まで上げることになります。
グランドスラムのタイトル
世界2位まで上り詰めたマレー選手でしたが、やはりテニス界の3強であるフェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手に勝つのは容易なことではなく、しばらくグランドスラムのタイトルが取れませんでした。
しかし2012年ついにマレー選手はグランドスラムのタイトルを手にする時がきます。2012年の全米オープン、マレー選手は決勝でジョコビッチ選手との5時間近くに及ぶ死闘を制し、ついに悲願のグランドスラムタイトルを手にしました。
この試合は歴史に刻まれる名勝負だったと思いますね。とにかくすごかった。二人のラリーのレベルがとんでもなく高かったです。
そしてこの頃から男子テニスではビッグ4という言葉が使われるようになります。これは3強時代のフェデラー選手、ナダル選手、ジョコビッチ選手に、マレー選手を加えてこう言われるようになりました。
2012年以降しばらくはこの4人がほとんどのビックタイトルを独占することになります。
世界ランク1位達成!!
ビッグ4の中で唯一世界ランキング1位を経験していなかったマレー選手でしたが、2016年シーズン、最終戦で優勝したことによりついに世界ランキング1位を達成しました!この時期数年間ずっと1位に君臨していたジョコビッチ選手を見事に破り、1位の座をもぎ取りました。
確かに2016年シーズンはランキングこそ1位はジョコビッチ選手でしたが、目立ってたのはマレー選手でしたから。この結果にもうなずけます!これで2017シーズンはマレー選手がランキング1位で迎えることになるわけですが、ここからマレー選手の時代がいつまで続くんでしょうか。
近年の男子テニス界は、稀に見る群雄割拠の時代で若手、中堅、ベテランがトップに入り乱れています。こんな状況で1位を守り続けるのはかなり難しいことであることは間違いないです。
錦織選手・杉田選手との対戦成績
年 | 大会 (グレード) |
コート | 勝者 スコア |
2011 | 上海 (マスターズ) |
ハード | マレー選手 63,60 |
2012 | 全豪オープン (グランドスラム) |
ハード | マレー選手 63,63,61 |
2013 | ブリスベン (ATP250) |
ハード | マレー選手 64,20 RET |
2014 | ロンドン (ツアーファイナル) |
ハード | 錦織選手 64,64 |
2015 | マドリード (マスターズ) |
クレー | マレー選手 63,64 |
2015 | カナダ (マスターズ) |
ハード | マレー選手 63,60 |
2016 | デビスカップ (ワールドグループ1R) |
ハード | マレー選手 75,76(6),36,46,63 |
2016 | リオ (オリンピック) |
ハード | マレー選手 61,64 |
2016 | 全米オープン (グランドスラム) |
ハード | 錦織選手 16,64,46,61,75 |
2016 | ロンドン (ツアーファイナル) |
ハード | マレー選手 67(9),64,64 |
2016 | 全仏オープン (グランドスラム) |
クレー | マレー選手 26,61,76(0),61 |
VS錦織選手|9勝2敗
年 | 大会 (グレード) |
コート | 勝者 スコア |
VS杉田選手|0勝0敗
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4|28勝56敗(勝率33%)
名前 | 最高ランク | 対戦成績 | 勝率 |
S・ワウリンカ | 3 | 10勝8敗 | 56% |
M・チリッチ | 3 | 12勝3敗 | 80% |
G・ディミトロフ | 3 | 8勝3敗 | 73% |
D・フェレール | 3 | 14勝6敗 | 70% |
A・ズベレフ | 3 | 1勝0敗 | 100% |
M・ラオニッチ | 3 | 9勝3敗 | 75% |
J・M・デルポトロ | 4 | 6勝3敗 | 67% |
T・ベルディヒ | 4 | 11勝6敗 | 65% |
錦織圭 | 4 | 9勝2敗 | 82% |
D・ティエム | 4 | 2勝1敗 | 66% |
J・W・ツォンガ | 5 | 14勝2敗 | 88% |
ではマレー選手のプレースタイル、ランキング、錦織選手・杉田選手・ビッグ4との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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