フランスのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet)選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績や過去の対戦結果をまとめていきます。
(2019,8月更新)
ガスケと錦織圭のプロフィールや成績の比較
錦織圭 | ガスケ | |
身長 | 178cm | 183cm |
体重 | 73kg | 79kg |
プロ入り | 2007年(17歳) | 2002年(16歳) |
初タイトル | 2008年(18歳) | 2005年(19歳) |
トップ10入り | 2014年(24歳) | 2007年(21歳) |
トップ5入り | 2014年(24歳) | – |
グランドスラム 最高成績 |
準優勝 | ベスト4 |
マスターズ 最高成績 |
準優勝(4回) | 準優勝(3回) |
体格はガスケ選手の方がやや良いですが、ガスケ選手もそれほど大柄な選手ではありません。
ガスケ選手はトップ5入りはできていませんが、初めてトップ10に入ったのは錦織選手より3歳も若い21歳の時です。
グランドスラムやマスターズの成績を見ても実績にそれほど大きな差があるわけではありませんね。
錦織圭とガスケの対戦成績
対戦成績
錦織圭(3勝)
過去の対戦結果
年 | 大会 | 勝者 | スコア |
2008 | 東京 (ATP500・ハード) |
ガスケ | 61 62 |
2010 | ロンドン (ATP250・グラス) |
ガスケ | 63 63 |
2013 | カナダ (マスターズ・ハード) |
ガスケ | 16 63 63 |
2013 | パリ (マスターズ・ハード) |
ガスケ | 63 62 |
2014 | ワシントン (ATP500・ハード) |
ガスケ | 61 64 |
2015 | パリ (マスターズ・ハード) |
ガスケ | 76 41RET |
2016 | マドリード (マスターズ・クレー) |
錦織圭 | 64 75 |
2016 | ローマ (マスターズ・クレー) |
錦織圭 | 61 64 |
2016 | 全仏 (グランドスラム・クレー) |
ガスケ | 64 62 46 62 |
2018 | 東京 (ATP500・ハード) |
錦織圭 | 76 61 |
2019 | カナダ (マスターズ・ハード) |
ガスケ | 67 62 76 |
コートサーフェス別
次にコートサーフェス別の対戦成績を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
錦織圭 |
1 | 2 | 0 |
ガスケ | 6 | 1 | 1 |
すべてのサーフェスで対戦があり、ハードとグラスではガスケ選手、クレーでは錦織選手が勝ち越し。
ただハードに関してはガスケ選手がかなり大きく勝ち越しています。
マッチセット数別
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
錦織圭 | 0 | 3 |
ガスケ | 1 | 7 |
どちらのセット数でもガスケ選手の勝ち越し。
唯一ある5セットマッチである2018年の全仏でもガスケ選手が勝利しています。
タイブレーク、フルセット、決勝戦など
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦成績を調べていきます。
タイブレークを 取った回数 |
フルセットマッチ | 決勝での対戦 | |
錦織圭 | 2回 | 0 | 0 |
ガスケ | 2回 | 2 | 0 |
これまでにフルセットマッチが2回ありましたが、いずれもガスケ選手が1セットダウンからの逆転勝ち。
特に2019年のロジャーズカップでは錦織選手の方に先にマッチポイントがきましたがそこからの逆転。
フルセットに強い錦織選手ですが、対ガスケ選手ではまだフルセットで勝利できていません。
ガスケ選手のビッグ4やトップ選手との対戦成績一覧
ここからはガスケ選手の錦織選手以外のトップ選手との対戦成績をまとめていきます。
ビッグ4
ビッグ4 | 7勝55敗 | 11% |
ロジャー・フェデラー | 2勝18敗 | 10% |
ラファエル・ナダル | 0勝16敗 | 0% |
ノバク・ジョコビッチ | 1勝13敗 | 7% |
アンディ・マレー | 4勝8敗 | 30% |
これまでにビッグ4とは非常に多くの対戦があり、中でもフェデラー選手とは20回もの対戦があります。
唯一勝利できていないのがジュニア時代からのライバルでもあるナダル選手。
最も勝ち数が多いのがマレー選手です。
全体でみると大きく負け越してはいますが、ビッグ4とこれだけ試合をできるチャンスを掴んでいるので、それだけ勝ち進んでいると言う事にもなりますね。
トップ選手(キャリアハイが5位以内)
スタン・ワウリンカ | 2勝1敗 | 67% |
マリン・チリッチ | 2勝2敗 | 50% |
グリゴール・ディミトロフ | 5勝3敗 | 62% |
アレクサンダー・ズベレフ | 0勝4敗 | 0% |
ダビド・フェレール | 3勝10敗 | 23% |
ミロシュ・ラオニッチ | 1勝3敗 | 25% |
ファン・マルティン・デルポトロ | 1勝7敗 | 12% |
トマーシュ・ベルディヒ | 8勝9敗 | 47% |
ドミニク・ティエム | 2勝0敗 | 100% |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 4勝5敗 | 44% |
ケビン・アンダーソン | 7勝4敗 | 63% |
ステファノス・チチパス | 1勝1敗 | 50% |
戦績が良いのはアンダーソン選手、ティエム選手、ディミトロフ選手です。
負け越している数が多いのはデルポトロ選手、フェレール選手、ズベレフ選手となっています。
ガスケ選手自身は7位が最高ですがそれよりも上の成績を残している選手ともかなり渡り合っているので、ランキング以上の実力を持っています。
まとめ
- 錦織選手とガスケ選手の対戦成績はガスケ選手が大きく勝ち越し。
- ナダル選手以外のビッグ4からは勝利経験有り
- トップ選手とも互角に近い成績
ジュニア時代から天才と言われていたガスケ選手。
ただ怪我の多い選手でもあり、ランキング1位にもなれる逸材とも言われていましたが最高位は7位。
しかしガスケ選手の技術力の高さは世界でもトップクラスなのは間違いないので、ベテランとなりましたが今後の活躍にも十分期待が持てます。
ではリシャール・ガスケ選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!