クレーコートを得意とする選手で、5つのツアータイトルを獲得しているスロバキアのマルティン・クーリザン選手について、プレースタイルやランキング、錦織選手やビッグ4との対戦成績をまとめていこうと思います。
(2018,8,1更新)
プロフィール
年齢 | 29歳 |
国 | スロバキア |
身長 | 191cm |
体重 | 85kg |
利き手 | 左 |
バックハンド | 両手 |
ラケット | HEAD |
好きなサーフェス | クレー |
好きなショット | フォア |
憧れだった選手 | マラト・サフィン |
趣味 | ゲーム サッカー アイスホッケー |
プロ転向 | 2007年(18歳) |
コーチ | ドミニク・ハーバティ |
ATP公式サイト | 選手情報 |
キャリアタイトル
シングルス | |
タイトル | 5勝 |
ATP500 | 2 |
ATP250 | 3 |
クレー | 3 |
ハード | 2 |
初タイトル | 2012年(23歳) |
初タイトルは2012年にサンクトペテルブルク(ATP250)で獲得。
ATP500のグレードで初めてタイトルを獲得したのは2016年のロッテルダム(ATP500)。
グランドスラム・マスターズの最高成績
グランドスラムの最高成績 | ||
全豪オープン | 3回戦 | ハード |
全仏オープン | 3回戦 | クレー |
ウィンブルドン | 2回戦 | グラス |
全米オープン | 4回戦 | ハード |
マスターズの最高成績 | ||
インディアンウェルズ | 2回戦 | ハード |
マイアミ | 2回戦 | ハード |
モンテカルロ | 1回戦 | クレー |
マドリード | 1回戦 | クレー |
ローマ | 1回戦 | クレー |
カナダ | 2回戦 | ハード |
シンシナティ | 2回戦 | ハード |
上海 | 2回戦 | ハード |
パリ | 1回戦 | ハード |
クーリザン選手はツアータイトル獲得数は5つと多いですが、マスターズ以上の大会ではベスト8以上の成績を残したことがありません。
特にクレーではかなり強いイメージがあるのですが、全仏では3回戦、マスターズの3大会に至っては勝利がありません。
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2011年(22歳) |
トップ50 | 2012年(23歳) |
トップ30 | 2012年(23歳) |
キャリアハイ | 24位(2015年4月|26歳) |
年末ランキングの推移 | |
2007 | 395 |
2008 | 610 |
2009 | 234 |
2010 | 155 |
2011 | 117 |
2012 | 30 |
2013 | 108 |
2014 | 34 |
2015 | 43 |
2016 | 35 |
2017 | 141 |
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 8 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 6 |
総合力|73
プレースタイル
クーリザン選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器はパワーのあるフォアハンドと精度の高いドロップショットです。
フォアハンドに力があり、パワー型のショットを多く使います。ウィナーを取りに行く時のフォアは迫力があり素晴らしいですが、少し調子が狂ってしまうとミスを連発してしまう時もあります。
またもう一つの大きな武器にドロップショットがあります。クレーコートを得意とする選手なのでドロップショットを使うことが多くなるのは必然ですが、クーリザン選手は特にドロップショットを多く使うタイプです。パワーのあるフォアハンドにより対戦相手はポジションをやや後ろに取りがちになるので、そこをついたドロップショットは非常に効果があります。
2012年の全米で4回戦に進出
2012年は大きく飛躍した年になりました。シーズン最初は100位前後だったランキングですが、この年の全米オープンで4回戦に進出したことと、その次の週に出場したサンクトペテルブルク(ATP250)でツアー初タイトルを獲得したことにより一気に30位台までランキングを上げました。
全米では2回戦でツォンガ選手(6位)を破って4回戦まで勝ち上がっています。ツアー初タイトルを獲得したサンクトペテルブルクでは準決勝で、元世界8位のユーズニー選手(29位)に第1セット13-11で大接戦のタイブレークを取られましたが、気持ちを切らすことなく逆転で勝利し決勝に進み、決勝ではフォニーニ選手(51位)を破って優勝。
2016年にはATP500で2タイトル
2月のロッテルダム(ATP500)でグレードATP500の初タイトルを獲得。1回戦から決勝までの5試合の内、4試合がフルセット、さらに準々以降の試合は全て1セットダウンからの逆転勝ちという連続して逆境を跳ね返しての優勝となりました。
さらに7月のハンブルク(ATP500)でも優勝を果たします。決勝ではクレーを得意とするクエバス選手(24位)にストレートで勝利。このシーズン2つのATP500タイトルを獲得した事になりました。
日本人選手との対戦成績
※対戦成績は下部大会やツアー予選は含んでいません
錦織選手との対戦成績|1勝1敗(勝率50%)
年 | 大会 (グレード) |
コート | 勝敗 | スコア |
2014 | 全仏オープン (グランドスラム) |
クレー | WIN | 76,61,62 |
2015 | バルセロナ (ATP500) |
クレー | LOSE | 16,26 |
杉田選手との対戦成績|0勝0敗(勝率-%)
年 | 大会 (グレード) |
コート | 勝敗 | スコア |
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4との対戦成績|2勝9敗(勝率18%)
名前 | 最高ランク | 対戦成績 | 勝率 |
R・フェデラー | 1 | 0勝0敗 | -% |
R・ナダル | 1 | 1勝3敗 | 25% |
N・ジョコビッチ | 1 | 1勝4敗 | 20% |
A・マレー | 1 | 0勝2敗 | 0% |
トップ選手との対戦成績|4勝15敗(勝率21%)
名前 | 最高ランク | 対戦成績 | 勝率 |
S・ワウリンカ | 3 | 0勝3敗 | 0% |
M・チリッチ | 3 | 0勝3敗 | 0% |
G・ディミトロフ | 3 | 0勝1敗 | 0% |
A・ズベレフ | 3 | 0勝0敗 | -% |
D・フェレール | 3 | 0勝1敗 | 0% |
M・ラオニッチ | 3 | 0勝0敗 | -% |
J・M・デルポトロ | 4 | 0勝0敗 | -% |
錦織圭 | 4 | 1勝1敗 | -% |
T・ベルディヒ | 4 | 0勝4敗 | 0% |
D・ティエム | 4 | 2勝0敗 | 100% |
J・W・ツォンガ | 5 | 1勝0敗 | 100% |
K・アンダーソン | 5 | 0勝2敗 | 0% |
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