2020年の全仏オープンジュニアで優勝したスイス期待の若手、ドミニク・シュトリッカー(Dominic
Stricker)選手。
今回はシュトリッカー選手のプレースタイル、使用しているラケット、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。
(2023,10更新)
プロフィール
年齢 | 21歳 |
国 | スイス |
身長 | 183cm |
体重 | 80kg |
利き手 | 左 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2020年 |
コーチ | Dieter Kindlmann |
5歳からテニスを始めて、14歳の頃には家を出てスイスのテニス連盟で本格的にトレーニングを開始。
そして2020年の全仏オープンジュニアでシングルス、ダブルスの両方で優勝しました。
また同じスイスのレジェンドであるロジャー・フェデラー選手とも多く練習しているそうです。
ラケット・シューズ・ウェア
ラケット
Head Speed Pro
【市販品のスペック】
ヘッドサイズ | 100インチ |
重さ | 326g |
スウィングウェイト | 326g |
ストリングパターン | 18×20 |
HEADのSpeedシリーズはHEADのラケットの中でもパワーとコントロールのバランスが良いのが特徴的。
多くのプレーヤーが使いやすい汎用性の高いラケットになっています。
ジョコビッチ選手が使用しているシリーズとしても有名なラケットです。
シューズ
Asics Solution Speed FFシリーズ
ウェア
Asics
獲得タイトル
ツアータイトル|0勝
- 下部ツアーのチャレンジャーでは5つのタイトルを獲得。チャレンジャー初優勝は2021年で当時18歳です。
カテゴリー別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | – |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | – |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | – |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | ベスト16 |
グランドスラムの最高成績|ベスト16
- 予選を勝ち上がり、グランドスラム3度目の本戦出場となった2023年の全米オープンで初のベスト16入り。2回戦ではタイブレーク3度を含むフルセットの激闘で第7シードのチチパス選手に勝利。
- 2023年のウィンブルドンでグランドスラム本戦初勝利。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | – |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | – |
上海 | – |
パリ | – |
マスターズでの最高成績|–
キャリアハイランキングの推移
トップ300 | 2021年(18歳) |
トップ200 | 2022年(19歳) |
トップ100 | 2023年(21歳) |
キャリアハイ|88位 | 2023年(21歳) |
プレースタイル
シュトリッカー選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器はサーブとフォアハンド。
サーブはスピードはそこまで速くありませんが、ファーストからスピンやスライスなど上手く回転をかけ、さらに精度も非常に高いため大きな武器になっています。
そしてフォアハンドも大きな武器で、かなりパワーのあるフォアです。
トップスピンが多めで、深い所に突き刺さってくるようなフォアのため、相手からしたら非常に打ちにくいショットになっています。
またフォアだけでなくバックハンドも深い所に来るため、ラリーをしていても相手に一気に攻め込まれるという事も少ないです。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
シュトリッカー | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 157本 (1試合平均:9.2本) |
2049本 (1試合平均:3.3本) |
11452本 (1試合平均:7.8本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
77% | 70% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
51% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
83% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
25% | 31% | 32% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
15% | 27% | 27% |
シュトリッカー選手はサーブのスタッツが良く、特にファーストサーブ関連のスタッツが凄いです。
エースの数も多く、ファースト時のポイント獲得率もトップクラスに高いため、サービスゲームはかなり安定しています。
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