セバスチャン・バエス|プレースタイルや使用ラケット、成績まとめ【テニス】

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2022年頃から急激なランクアップを見せて、ツアータイトルも一気に増やしたアルゼンチンのセバスチャン・バエス(Sebastian Baez)選手。

今回はバエス選手のプレースタイル、使用しているラケット、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。

(2023,9更新)

プロフィール

 年齢 22歳
 国 アルゼンチン
 身長 170cm
 体重 70kg
 利き手
 バックハンド 両手
 プロ転向 2018年
 コーチ Sebastian Gutierrez

 

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バエス選手は男子テニス選手の中では小柄な体格となっていて身長は170㎝。

この身長は、男子で100位内に入るようなトップ選手の中ではアルゼンチンのシュワルツマン選手や、日本の西岡選手と並び非常に小柄です。

テニスにおいて身長が低いのは不利になる事が多いですが、そんな不利な状況を跳ねのけてトップレベルへいくのは相当凄い事です。

ラケット・シューズ

ラケット

Yonex VCORE 100

【市販品のスペック】

ヘッドサイズ 100インチ
重さ 320g
スウィングウェイト 322g
ストリングパターン 16×19

YonexのVCOREシリーズYonexのラケットの中でもスピン性能が非常に高いのが特徴的。

ベースラインから攻撃的なプレーをする選手にマッチしたラケットになっています。

シューズ

Asics Gel Resolution シリーズ

ウェア

le coq sportif

獲得タイトル

ツアータイトル|4勝

  • ツアー初タイトルは2022年のATP250エストリル。当時21歳でノーシードからの出場となりましたが、チリッチ選手、ガスケ選手ら強力なベテラン勢に勝利し、決勝ではティアフォー選手にストレートの完勝で初タイトル獲得となりました。
  • チャレンジャーでは6回の優勝。そして凄いのがこの6度の優勝は全て2021年シーズンで獲得。
カテゴリー別
ATP250 4
サーフェス別
ハード 1
クレー 3

グランドスラム・マスターズの成績

グランドスラムの最高成績

 全豪オープン 2回戦
 全仏オープン 2回戦
 ウィンブルドン 2回戦
 全米オープン 3回戦

グランドスラムの最高成績|3回戦

  • 初の3回戦進出は2023年の全米オープンで、この時は1回戦で第27シードのチョリッチ選手に勝利。
  • グランドスラム本戦初勝利は2022年の全豪オープン。初の本戦出場でいきなり1回戦を突破しました。

マスターズの最高成績

 インディアンウェルズ 3回戦
 マイアミ 2回戦
 モンテカルロ 1回戦
 マドリード 2回戦
 ローマ 2回戦
 カナダ 1回戦
 シンシナティ 1回戦
 上海
 パリ 1回戦

マスターズでの最高成績|3回戦

  • マスターズ本戦初勝利は2022年のローマ。この時は予選を勝ち上がり、1回戦では同じく予選から勝ち上がったオランダのグリークスプーア選手にフルセットで勝利。

キャリアハイランキングの推移

トップ300  2021年(20歳)
トップ200  2021年(20歳)
 トップ100  2021年(20歳)
トップ50  2022年(21歳)
トップ30  2023年(22歳)
 キャリアハイ|28位  2023年(22歳)

プレースタイル

 

バエス選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、武器はフットワーク安定したストローク

ストロークはフォア、バックともに非常に安定していて、相手に攻め込まれてもなかなか体勢を崩すことは無く、大きく左右に振られてもしっかりと深い所にボールをコントロールして粘り強いプレーをします。

特にバックハンドの技術力は高く、バックハンドではコントロールが難しい逆クロスへのショットも的確に打ち、逆をついてエースを取ることも多いです。

メンタル的にも崩れる事が少なく、接戦やプレッシャーのかかる試合にも強い印象です。

スタッツ

(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)

バエス 錦織圭 フェデラー
エースの数 165本
(1試合平均:1.8本)
2049本
(1試合平均:3.3本)
11452本
(1試合平均:7.8本)
ファーストサーブ
ポイント獲得率
64% 70% 77%
セカンドサーブ
ポイント獲得率
53% 53% 57%
サービスゲーム
取得率
75% 80% 89%
ファーストサーブ
リターンポイント獲得率
33% 31% 32%
セカンドサーブ
リターンポイント獲得率
52% 53% 51%
リターンゲーム
取得率
27% 27% 27%

何といってもバエス選手はリターンのスタッツが非常に良く、世界でもトップクラスと言って良いスタッツになっています。

試合数が少ないため、一概には言えませんが現時点では錦織選手やフェデラー選手と比べても遜色ないほどの数字を叩き出しています。

1stサーブ時のスタッツがそんなに高くないにも関わらず、ここまでランキングを上げてきているという事を考えると、今後の伸びしろが凄まじいです。

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