2020年にプロ入りして、近年急成長中のチェコの若手選手であるイジー・レヘチカ(Jiri
Lehecka)選手。
今回はレヘチカ選手のプレースタイル、使用しているラケット、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。
(2023,8更新)
プロフィール
| 年齢 | 21歳 |
| 国 | チェコ |
| 身長 | 185cm |
| 体重 | 81kg |
| 利き手 | 右 |
| バックハンド | 片手 |
| プロ転向 | 2020年 |
| コーチ | Michal Navratil |
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レヘチカ選手は両親が2人ともそれぞれプロの水泳選手と陸上選手というバリバリのスポーツ一家で育ったため、自然とスポーツマンになっていったそうです。
幼少期に祖父と母親の影響でテニスを始めて、15歳の頃に家を出てプロになるために本格的にトレーニングを始めています。
ラケット・シューズ
ラケット
Wilson Pro Staff 97
【市販品のスペック】
| ヘッドサイズ | 98インチ |
| 重さ | 329g |
| スウィングウェイト | 324g |
| ストリングパターン | 16×19 |
WilsonのPro StaffシリーズはWilsonのラケットの中でもかなり長い歴史のあるラケットで、フェデラー選手が愛用していたシリーズとしても有名です。
特徴としては、コントロール性能を重視したラケットで、ヘッドサイズも小さめなため上級者向けのラケットになっています。
シューズ
Wilson Rush Pro シリーズ
ウェア
le coq sportif
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獲得タイトル
ツアータイトル|0勝
- チャレンジャーでは3回の優勝
| カテゴリー別 | |
| サーフェス別 | |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
| 全豪オープン | ベスト8 |
| 全仏オープン | 2回戦 |
| ウィンブルドン | ベスト16 |
| 全米オープン | 1回戦 |
グランドスラムの最高成績|ベスト8
- グランドスラム初のベスト8入りは2023年の全豪オープン。グランドスラム5回目の挑戦で本戦初勝利し、そのまま一気にベスト8まで勝ち上がる快進撃となりました。
マスターズの最高成績
| インディアンウェルズ | 2回戦 |
| マイアミ | 3回戦 |
| モンテカルロ | ベスト16 |
| マドリード | 1回戦 |
| ローマ | 1回戦 |
| カナダ | 2回戦 |
| シンシナティ | 1回戦 |
| 上海 | – |
| パリ | – |
マスターズでの最高成績|ベスト16
- マスターズ初のベスト16入りは2023年のモンテカルロ。2回戦では元世界3位のディミトロフ選手に勝利。
- マスターズ本戦初勝利は2023年のインディアンウェルズ。
キャリアハイランキングの推移
| トップ300 | 2021年(19歳) |
| トップ200 | 2021年(19歳) |
| トップ100 | 2022年(20歳) |
| トップ50 | 2023年(21歳) |
| トップ30 | 2023年(21歳) |
| キャリアハイ|29位 | 2023年(21歳) |
プレースタイル
レヘチカ選手のプレースタイルは攻撃型オールラウンダーで、武器はネットプレーとフォアハンド。
レヘチカ選手はかなりプレーの幅が広く、ネットプレーに加えてベースラインでの戦いでもレベルが高いです。
特にフォアハンドはかなり力があり、ベースライン後方からでもエースを取れるほどの力がありつつ、アングルへ決める精度も兼ね備えています。
サーブやバックハンドはとてつもなく強いというわけでは無いため、今後サーブやバックのレベルが上がってくるとさらに強力な隙のない選手になってくるかもしれません。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
| レヘチカ | 錦織圭 | フェデラー | |
| エースの数 | 312本 (1試合平均:5.2本) |
2049本 (1試合平均:3.3本) |
11452本 (1試合平均:7.8本) |
| ファーストサーブ ポイント獲得率 |
69% | 70% | 77% |
| セカンドサーブ ポイント獲得率 |
50% | 53% | 57% |
| サービスゲーム 取得率 |
77% | 80% | 89% |
| ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
28% | 31% | 32% |
| セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
46% | 53% | 51% |
| リターンゲーム 取得率 |
19% | 27% | 27% |
レヘチカ選手はどちらかというとリターンのスタッツが良いです。
サーブのスタッツも悪いわけでは無く、エースの1試合平均も5本を超えているためそこそこ多いです。
まだツアーレベルでの試合数が少ないため、今後はもっとスタッツも良くなってくると思います。
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