この記事ではオリンピックのシングルス歴代優勝者や優勝回数の多い選手を男女別にまとめていきます。
(2020.2更新)
男子シングルスの歴代優勝者
歴代優勝者とメダリスト一覧(1988年以降)
年 | 金 | 銀 | 銅 |
1988 (ソウル) |
ミロスラフ・メチージュ | ティム・マヨット | ステファン・エドバーグ ブラッド・ギルバート |
1992 (バルセロナ) |
マルク・ロセ | ジョルディ・アレーゼ | ゴラン・イバニセビッチ アンドレイ・チェルカソフ |
1996 (アトランタ) |
アンドレ・アガシ | セルジ・ブルゲラ | リンダー・パエス |
2000 (シドニー) |
エフゲニー・カフェルニコフ | トミー・ハース | アルノーディ・バスクアーレ |
2004 (アテネ) |
ニコラス・マスー | マーディ・フィッシュ | フェルナンド・ゴンザレス |
2008 (北京) |
ラファエル・ナダル | フェルナンド・ゴンザレス | ノバク・ジョコビッチ |
2012 (ロンドン) |
アンディ・マレー | ロジャー・フェデラー | ファン・マルティン・デルポトロ |
2016 (リオ) |
アンディ・マレー | ファン・マルティン・デルポトロ | 錦織圭 |
(ビッグ4 日本人)
マレー選手が2度の優勝、ビッグ4は全員がメダリスト
1988年にオリンピックでテニス競技が年齢制限なしで復活して以降、唯一2度の金メダル獲得を果たしているのがイギリスのアンディ・マレー選手。
12年に母国開催のオリンピックで優勝し、4年後のリオでも優勝し2連覇を達成。
ビッグ4の選手については2008年の北京でナダル選手が22歳の若さで金メダルを獲得、2012年のロンドンでフェデラー選手が銀メダル、2008年の北京でジョコビッチ選手が銅メダルをそれぞれ獲得し、4人全員がメダリスト。
ビッグ4以外の現役選手ではメダリストは2人だけ
ビッグ4以外の現役選手でメダリストなのはデルポトロ選手と錦織選手の2人のみ。
特にデルポトロ選手は2大会連続でのメダル獲得で、2016年のリオでは怪我からの復帰直後だったのにも関わらず1回戦で1シードのジョコビッチ選手に勝利して決勝まで勝ち上がっています。
また錦織選手も2016年のリオでは準決勝でマレー選手に敗れましたが、3位決定戦でナダル選手に勝利してメダルを獲得しています。
女子シングルスの歴代優勝者
歴代優勝者とメダリスト一覧(1988年以降)
年 | 金 | 銀 | 銅 |
1988 (ソウル) |
シュテフィ・グラフ | ガブリエラ・サバティーニ | ジーナ・ガリソン マヌエラ・マレワ |
1992 (バルセロナ) |
ジェニファー・カプリアティ | シュテフィ・グラフ | メアリー・ジョー・フェルナンデス アランザズ・イザベル・マリア |
1996 (アトランタ) |
リンジー・ダベンポート | アランザズ・イザベル・マリア | ヤナ・ノボトナ |
2000 (シドニー) |
ビーナス・ウィリアムズ | エレナ・ディメンティエワ | モニカ・セレス |
2004 (アテネ) |
ジュスティーヌ・エナン | アメリ・モレスモ | アリシア・モリック |
2008 (北京) |
エレナ・ディメンティエワ | ディナラ・サフィナ | ベラ・スボナレワ |
2012 (ロンドン) |
セレナ・ウィリアムズ | マリア・シャラポワ | ビクトリア・アザレンカ |
2016 (リオ) |
モニカ・プイグ | アンゲリク・ケルバー | ペトラ・クビトバ |
2回以上金メダルを獲得した選手はいない
女子では2回以上金メダルを獲得した選手はいません。
グラフ選手とディメンティエワ選手の金メダル1つと銀メダル1つが最もいい成績。
女子選手で歴代最高の選手とも言われるセレナ選手は2012年にロンドンで金メダルを獲得していますが、意外にもそれ以外でのメダル獲得はありません。
2016年のリオで優勝したプエルトリコのプイグ選手は、それほどランキングも高くなくグランドスラムでも大きな実績はありませんでしたが、初出場のオリンピックでノーシードから快進撃を続けて金メダルを獲得しています。
ではオリンピックの歴代優勝者については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
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