カザフスタンの女子プロテニスプレイヤーであるユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva)選手。
この記事ではプチンツェワ選手の簡単なプロフィール、使用しているラケット、ランキングの推移、ツアーでの成績、主な経歴、大坂なおみ選手との対戦成績などの選手情報をまとめていきます。
(2021,3,26更新)
プロフィール
| 年齢 | 26歳 |
| 生年月日 | 1995年1月7日 |
| 国 | カザフスタン |
| 身長 | 163cm |
| 利き手 | 右 |
| 趣味 | ダンス 音楽鑑賞 チェス |
プチンツェワ選手はモスクワ生まれで、2009年〜2012年はロシアのテニス選手として活動していましたが、2012年の5月以降はカザフスタンの選手として活動しています。
フランスにある欧州でも多くのトッププレイヤーがいる「ムラトグルー・テニス・アカデミー」が拠点。
好きなコートサーフェスはクレー。
しかし好きな大会はハードコートのグランドスラムである全豪オープンと全米オープン。
コーチ
現在のコーチはローマン・キスリアンスキー(roman-kislianskii)。
プチンツェワ選手のコーチになる前はロシアのトッププレイヤーであるクズネツォワ選手のヒッティングパートナーとして活動していました。
ツアーの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは1勝。
初タイトルは2019年に24歳で優勝したニュルンベルク(インターナショナル)。
| グレード別 | |
| インターナショナル | 1 |
| サーフェス別 | |
| クレー | 1 |
グランドスラムの成績
| 全豪オープン | 3回戦 |
| 全仏オープン | ベスト8 |
| ウィンブルドン | 2回戦 |
| 全米オープン | ベスト8 |
- グランドスラム全体での最高成績は2016年と18年の全仏オープンと2020年の全米オープンで達成したベスト8。
- 全仏オープンでの成績が非常に良く、これまでに2度のベスト8入りを果たしています。
- ただその他のグランドスラムではまだ4回戦進出(ベスト16)がありません。
WTA1000の成績
| ドバイ or ドーハ | 3回戦 |
| インディアンウェルズ | 3回戦 |
| マイアミ | 4回戦 |
| マドリード | 3回戦 |
| ローマ | ベスト8 |
| シンシナティ | 2回戦 |
| カナダ | – |
| 武漢 | – |
| 北京 | 3回戦 |
- WTA1000での最高成績は2020年のローマでのベスト8進出。
- クレーを得意とするプチンツェワ選手ですから今後マドリードでの活躍には特に期待がかかります。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は$4,934,278(約5億3000万円)
1シーズン平均にすると約4800万円になります。
ランキングの推移
| キャリアハイの推移 | |
| トップ100 | 2013年(18歳) |
| トップ50 | 2016年(21歳) |
| キャリアハイ|27位 | 2017年(22歳) |
| ランキングの推移 | |
| 2011 | 246 |
| 2012 | 107 |
| 2013 | 101 |
| 2014 | 115 |
| 2015 | 77 |
| 2016 | 33 |
| 2017 | 50 |
| 2018 | 45 |
| 2019 | 34 |
| 2020 | 28 |
使用しているラケットやウェア
Babolat Pure Drive
【最安値挑戦 クーポンで100円OFF】【ポイント2倍】バボラ(BabolaT) 2018年モデル 最新 ピュアドライブ 16×19 (300g) 101334 (Pure Drive) テニスラケット【あす楽】
【市販されているラケットの主なスペック】
| 重さ | 317g |
| スウィングウェイト | 321g |
| 推奨テンション | 50-59ポンド |
| ガットパターン | 16本×19本 |
プチンツェワ選手が使用しているラケットはBabolatの「Pure Drive」。
非常にスピンがかけやすく、ベースラインでのプレーを得意とする選手に合ったラケットです。
またこのラケットは他に女子ではカロリーナ・プリスコバ選手、ムグルッサ選手などキャリアハイで1位を記録したトッププレイヤーも使用しています。
主な経歴
2016年に全仏オープンでベスト8
2013年に18歳の若さでトップ100入りを果たし順調にランキングをあげていましたが、そこからはなかなかすんなりと上位にいくことができませんでした。
転機になったのが2016年の全豪オープン。1回戦でキャリアハイ1位を記録しているウォズニアッキ選手にフルセットで勝利。続く2回戦も勝ちグランドスラム初の3回戦に進出。
そして5月に出場したこのシーズン2回目のグランドスラムである全仏オープンで、ペトコビッチ選手やスアレスナバロ選手らシード選手を撃破しベスト8入り。
準々決勝では第1シードのセレナ選手に敗れましたが、第1セットを取る健闘を見せています。
2019年のニュルンベルクでツアー初タイトル
2017年から2018年前半はやや不調の時期が続きましたが、それでも2018年の全仏オープンで2度目のベスト8入り。コンタ選手、ストリコワ選手ら2人のシード選手を撃破しています。
そして2019年。これまであまり良い成績を残せてなかったクレー以外の大会でも徐々に結果を残せるようになってきます。
まずシーズン初戦となったシドニー(プレミア)でベスト8、3月のマイアミ(プレミアマンダトリー)でベスト16と好調を維持。
そして迎えたクレーシーズン。全仏オープン直前のニュルンベルク(インターナショナル)でツアー初タイトルを獲得。
3度目のツアー決勝でついにタイトルを獲得しました。
大坂なおみ選手との対戦成績
| 勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
| ユリア・プチンツェワ | 3 | 1 | 0 | 2 |
| 大坂なおみ | 1 | 1 | 0 | 0 |
過去の対戦結果
| 年 | 大会 (グレード・サーフェス) |
勝者 | スコア |
| 2019 | 大阪 (プレミア・ハード) |
大坂なおみ | 64 64 |
| 2019 | ウィンブルドン (グランドスラム・グラス) |
プチンチェワ | 76 62 |
| 2018 | ホバート (インターナショナル・ハード) |
プチンチェワ | 63 63 |
初対戦は2018年のホバート。その後現在までプチンチェワ選手が2連勝中となっており、大坂選手はプチンチェワ選手からセットも取れていません。
ではユリア・プチンチェワ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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