今回はベルギーのベテラン選手で最近新たにキャリアハイを更新し、今再び注目され始めているスティーブ・ダルシス選手についての情報をまとめていこうと思います。
(2018,11,11更新)
プロフィール
年齢 | 34歳 |
国 | ベルギー |
身長 | 178cm |
体重 | 77kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 片手 |
ラケット | ウィルソン |
好きなサーフェス | グラスとハード |
好きなショット | サーブ・フォア |
趣味 | 釣り |
プロ転向 | 2003年(19歳) |
コーチ | ヤニス・デメローティス |
タイトル・グランドスラムの成績
タイトルとキャリアハイ | |
タイトル | 2勝 |
ATP250 | 2 |
クレー | 1 |
ハード | 1 |
初タイトル | 2007年(23歳) |
グランドスラムの最高成績 | |
全豪 | 3回戦 |
全仏 | 3回戦 |
全英 | 2回戦 |
全米 | 2回戦 |
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2007年(23歳) |
トップ50 | 2008年(24歳) |
キャリアハイ|38位 | 2017年(33歳) |
年末ランキングの推移 | |
2003 | 482 |
2004 | 368 |
2005 | 153 |
2006 | 483 |
2007 | 86 |
2008 | 61 |
2009 | 122 |
2010 | 109 |
2011 | 88 |
2012 | 93 |
2013 | 164 |
2014 | 160 |
2015 | 86 |
2016 | 86 |
2017 | 77 |
プレースタイル・戦力分析
ダルシス選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、片手のバックハンドを得意とし、高い技術力のあるテニスをします。
テニス選手としては178cmと小柄な体格ですが、威力のあるストロークの使い手です。
またドロップショットやロブなど技術を求められるショットのレベルも高いので技術力はかなりのものがあると思います。
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 6 |
リターン | 6 |
ボレー | 6 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 6 |
総合力|67
2003年に19歳でプロへ
2003年にプロへ転向したダルシス選手ですが、数年間は下部ツアーでの下積みの期間となります。
飛躍の年になったのは2007年、プロ入り4年目のシーズンです。
このシーズンにダルシス選手はテニス選手の一つの大きな壁である、「初タイトル」「トップ100入り」を果たします。
普通はトップ100入りを果たし、しばらくしてから初タイトル獲得というのが普通ですがダルシス選手はこれをほぼ同じタイミングで果たしました。
つまりそれほど一気にランキングをあげたシーズンであったという事になりますね!
その後は50位から200位あたりを行ったり来たり
飛躍の年になった2007年の後、2008年にはツアー2勝目のタイトルを獲得するもののそれ以外は特に大きな大会での上位進出はありませんでした。
ランキングも200位くらいまで下がって、50位くらいに上がるというのを何度か繰り返す事になります。
この辺りのランキングで上がったり下がったりを繰り返していると、もうキャリアハイの更新はきつそうだなーとか、後はジリ貧になってしまうかもしれない、というマイナスなイメージが出てきてしまいます。(このイメージは僕の勝手なイメージですが 笑)
マイナスのイメージをはね退け、2017年にキャリアハイ更新!
しかしダルシス選手はそんなマイナスなイメージをはね退けて、現在2017年シーズンに33歳でキャリアハイを更新して40位以内にランキングをあげてきています!
やはり最近の男子テニス界は本当に年齢なんか関係ないって感じがすごく伝わってきます。一昔前だったら30歳を過ぎたら引退する選手が多かったような気がするんですが、最近は30歳を超えても現役で続けている選手なんて凄く多いですし、むしろ30歳を超えてからの方が強くなっている選手もいます。
ダルシス選手もそういったタイプの選手である事は間違いないと思います。なのでまだまだこれからランキングをあげていけるチャンスも多いと思いますね〜。ベルギーはゴファン選手を始め、かなり実力をつけている選手も多くなってきていますので、デビスカップでの活躍も楽しみです!
錦織選手との対戦成績
錦織圭(0勝)
- 錦織選手との対戦はまだありません。
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4との対戦成績
ビッグ4(5勝)
- ダルシス選手から見たビッグ4との対戦成績は1勝5敗(勝率17%)。
- ナダル選手から1勝をあげています
- 特に対戦成績が悪いのは対ジョコビッチ選手
R・フェデラー | 0勝1敗 | 0% |
R・ナダル | 1勝1敗 | 50% |
N・ジョコビッチ | 0勝3敗 | 0% |
A・マレー | 0勝0敗 | -% |
トップ選手との対戦成績
トップ選手(13勝)
- ダルシス選手から見たトップ選手との対戦成績は3勝13敗(勝率18%)
- 特に対戦成績が良いのは対ティエム選手
- 特に対戦成績が悪いのは対ワウリンカ選手・フェレール選手
S・ワウリンカ | 0勝3敗 | 0% |
M・チリッチ | 0勝2敗 | 0% |
G・ディミトロフ | 0勝0敗 | -% |
A・ズベレフ | 1勝1敗 | 50% |
D・フェレール | 0勝3敗 | 0% |
M・ラオニッチ | 0勝1敗 | 0% |
J・M・デルポトロ | 0勝0敗 | -% |
錦織圭 | 0勝0敗 | -% |
T・ベルディヒ | 1勝2敗 | 33% |
D・ティエム | 1勝0敗 | 100% |
J・W・ツォンガ | 0勝1敗 | 0% |
ではダルシス選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
合わせてどうぞ。
テニス観戦するならWOWOWで。グランドスラムはもちろん、マスターズ、ATP500、ATP250のライブ配信も!