今回はジョージアのNO.1プレイヤーであるニコロズ・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili)選手について、プレースタイルやランキングの推移、ツアーでの成績などの情報をまとめていこうと思います。
(2019,12,30更新)
プロフィール
| 年齢 | 27歳 | 
| 国 | ジョージア | 
| 身長 | 185cm | 
| 体重 | 79kg | 
| 利き手 | 右 | 
| バックハンド | 両手 | 
| 好きなコート | ハード | 
| 好きなショット | フォア | 
| 趣味 | 映画・料理 | 
| コーチ | ヤン・デ・ウィット | 
ツアーの成績
シングルスのキャリアタイトル
シングルスのキャリアタイトルは3勝。
初タイトルは2018年のハンブルク(ATP500・クレー)。
念願の初タイトルがいきなりATP500のタイトルとなりました。
さらにその後獲得した2つのタイトルがいずれもATP500となっており、これは凄いですしかなり珍しい事です。
| グレード別 | |
| グランドスラム | – | 
| マスターズ | – | 
| ATP500 | 3 | 
| ATP250 | – | 
| サーフェス別 | |
| ハード | 1 | 
| クレー | 2 | 
| グラス | – | 
グランドスラムの最高成績
| 全豪オープン | 3回戦 | 
| 全仏オープン | 3回戦 | 
| ウィンブルドン | 2回戦 | 
| 全米オープン | 4回戦 | 
グランドスラムの最高成績は4回戦。
2018年の全米オープンでノーシードからの出場でしたが2回戦は18シードのソック選手に勝利しています。
マスターズの最高成績
| インディアンウェルズ | 2回戦 | 
| マイアミ | 4回戦 | 
| モンテカルロ | 1回戦 | 
| マドリード | 1回戦 | 
| ローマ | 3回戦 | 
| カナダ | 3回戦 | 
| シンシナティ | 3回戦 | 
| 上海 | 3回戦 | 
| パリ | 2回戦 | 
マスターズの最高成績は4回戦。
マイアミの4回戦が最高成績ですが、ベスト16という意味ならマイアミとインディアンウェルズ以外はドロー数が64と少ないので3回戦がベスト16にり、実際は4大会でベスト16入りしています。
ランキングの推移
| ランキングの推移 | |
| トップ100 | 2015年(22歳) | 
| トップ50 | 2018年(26歳) | 
| トップ20 | 2019年(27歳) | 
| キャリアハイ|16位 | 2019年(27歳) | 
| 年末ランキングの推移 | |
| 2008 | 1222 | 
| 2009 | 556 | 
| 2010 | 635 | 
| 2011 | 585 | 
| 2012 | 264 | 
| 2013 | 447 | 
| 2014 | 178 | 
| 2015 | 113 | 
| 2016 | 94 | 
| 2017 | 59 | 
| 2018 | 21 | 
| 2019 | 26 | 
プレースタイル
バシラシビリ選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器は遅いテイクバックから打たれるフォアハンドです。
普通テイクバックはボールが相手コートから自分コートへネットを超えたくらいにはしているものですが、バシラシビリ選手はギリギリまでボールが近づいてきてからテイクバックを始めています。
この動作のメリットについては正直あまり分かりませんが、はっきり言えるのはバシラシビリ選手のフォアハンドは非常に強力だということです。
特に逆クロスへのショットのキレが素晴らしいです。
| フォアハンド | 8 | 
| バックハンド | 7 | 
| サーブ | 8 | 
| リターン | 8 | 
| ボレー | 8 | 
| テクニック | 7 | 
| メンタル | 7 | 
| フットワーク | 7 | 
| 攻撃力 | 8 | 
| 守備力 | 7 | 
| 総合力 | 75 | 
主な経歴
2015年のウィンブルドンで3回戦進出
バシラシビリ選手は15歳というとても早い段階からプロとしてツアーを回っています。ただなかなか試合に勝てず、プロに入ってから5年くらいは主にフューチャーズでの戦いとなりました。
フューチャーズレベルだと賞金もかなり低く、優勝しても日本円で数万円くらいにしかならないので生活も非常に苦しい時期が続いていたと思います。
そしてようやくチャレンジャーで活躍できるようになっていた時期に、当時ランキング160位前後で出場した2015年のウィンブルドンで予選からの出場で本戦の3回戦に進出を果たしました。つまり5試合勝ち抜いたというわけですね。
バシラシビリ選手が本格的にツアーに参戦し始めたのはこの頃からで、プロに入ってから7年ほどのということで遅咲きの選手でした。しかしなかなか成績が出ない中我慢強くテニスを続けた選手というのはメンタル面がかなり強いと思うので、今後まだまだ上がってくる可能性が高い選手ですね!
シーズン毎の主な成績
2016年
- ATP250|キッツビュール(準優勝)
 
2017年
- グランドスラム|全仏(3回戦)
 - マスターズ|シンシナティ(3回戦)
 - ATP250|メンフィス(準優勝) メス、リヨン、ソフィア(ベスト4)
 
2018年
- グランドスラム|全米(4回戦) 全豪(3回戦)
 - ATP500|北京、ハンブルグ(優勝)
 - ATP250|メス、アンタルヤ、ブダペスト、マラケシュ(ベスト8)
 
2019年
- グランドスラム|全米、全豪(3回戦)
 - マスターズ|マイアミ、上海、カナダ、ローマ(ベスト16)
 - ATP500|ハンブルグ(優勝) ドバイ(ベスト4)
 - ATP250|リヨン(ベスト4) メス、ドーハ、ブダペスト(ベスト8)
 
ではバシラシビリ選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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