2019年にイスタンブールでツアー初タイトルを獲得し、初のトップ20入りも果たしたクロアチアのペトラ・マルティッチ選手(Petra Martic)。
この記事ではマルティッチ選手のプロフィール、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、ツアーでの成績をまとめていきます。
(2020,1,3更新)
プロフィール
| 年齢 | 28歳 |
| 生年月日 | 1991年1月19日 |
| 国 | クロアチア |
| 身長 | 181cm |
| 利き手 | 右 |
| コーチ | サンドラ・ザニエフスカ |
| WTA公式サイト | 選手ページ |
母親の紹介で5歳からテニスを始め、ジュニア時代には全米オープンジュニア女子シングルスでベスト8進出。
趣味は卓球をすることやテレビを見る事。
2013年以降、数年間の間は腰のヘルニアや体調不良など、様々な怪我に悩まされていた時期もありましたが、2017年シーズン以降徐々に復帰しました。
また現在のコーチであるザニエフスカコーチはマルティッチ選手と同世代の非常に若い女性のコーチ。
自身も2017年頃まではプロの選手としてプレーし、シングルスでは最高で142位を記録。
使用しているラケットやウェア
Wilson Blade 98 CV
【市販されているラケットのスペック】
| 重さ | 320g |
| スウィングウェイト | 326g |
| ヘッドサイズ | 98インチ |
| 推奨テンション | 50-60ポンド |
| ガットパターン | 16本×20本 |
| フレームの硬さ | 66 |
マルティッチ選手が使用しているラケットはWILSONの「Blade 98 CV」。
コントロール性能の高いラケットで、マルティッチ選手は長くこのBLADEシリーズを使用。
このラケットは女子ではベルテンス選手やデイビス選手も使用中。
ウェア
試合の時は両手にリストバンドを着けるのが基本的なスタイル。
ツアーでの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは1勝
初タイトルは2019年に28歳で優勝したイスタンブール(インターナショナル)。
大会6シードで出場し準々決勝では元トップ10プレイヤーのムラデノビッチ選手に勝利し、決勝ではボンドルソバ選手に勝利して優勝。
| シングルスタイトル | 1勝 |
| グレード別 | |
| グランドスラム | 0 |
| プレミアマンダトリー | 0 |
| プレミア5 | 0 |
| プレミア | 0 |
| インターナショナル | 1 |
| サーフェス別 | |
| ハード | 0 |
| クレー | 1 |
| グラス | 0 |
グランドスラムの成績
| 全豪オープン | 4回戦 |
| 全仏オープン | ベスト8 |
| ウィンブルドン | 4回戦 |
| 全米オープン | 4回戦 |
グランドスラムの最高成績はベスト8。
2019年の全仏オープンでグランドスラム初のベスト8入りを達成。
ツアータイトルもクレーが初タイトルだったので、マルティッチ選手はクレーコートを得意としています。
ただ他の3大会でも4回戦進出を果たしているので、クレーが得意ではありますが他のサーフェスも決して苦手ではないと言えそうです。
プレミアマンダトリーの成績
| インディアンウェルズ | ベスト8 |
| マイアミ | 3回戦 |
| マドリード | ベスト8 |
| 北京 | 2回戦 |
プレミアマンダトリーでの最高成績はベスト8。
2018年のインディアンウェルズでプレミアマンダトリー初のベスト8進出。
その後2019年のマドリードでもベスト8入りを果たしました。
ランキングの推移
| キャリアハイの推移 | |
| トップ100 | 2009年(18歳) |
| トップ50 | 2011年(20歳) |
| トップ20 | 2010年(19歳) |
| キャリアハイ|15位 | 2011年(19歳) |
| ランキングの推移 | |
| 2007 | 330 |
| 2008 | 214 |
| 2009 | 82 |
| 2010 | 142 |
| 2011 | 50 |
| 2012 | 59 |
| 2013 | 107 |
| 2014 | 188 |
| 2015 | 148 |
| 2016 | 262 |
| 2017 | 90 |
| 2018 | 32 |
| 2019 | 15 |
シーズン毎の主な成績
2011年
- プレミア5|シンシナティ(3回戦)
- インターナショナル|コペンハーゲン、ボゴタ(ベスト4) 広州(ベスト8)
2012年
- グランドスラム|全仏(4回戦)
- インターナショナル|クアラルンプール(準優勝) コペンハーゲン(ベスト4) リンツ、ブダペスト(ベスト8)
2013年
- グランドスラム|ウィンブルドン(3回戦)
- インターナショナル|カトヴィツェ(ベスト8)
2016年
- インターナショナル|リオ(ベスト8)
2017年
- グランドスラム|全仏、ウィンブルドン(4回戦)
2018年
- グランドスラム|全豪(4回戦)
- プレミアマンダトリー|インディアンウェルズ(ベスト8) マイアミ(3回戦)
- インターナショナル|ブカレスト(準優勝) 天津、ケベックシティ、ブダペスト(ベスト8)
2019年
- グランドスラム|全仏(ベスト8) ウィンブルドン、全米(4回戦) 全豪(3回戦)
- プレミアマンダトリー|マドリード(ベスト8)
- プレミア5|武漢(ベスト8)
- プレミア|鄭州(準優勝) チャールストン、バーミンガム(ベスト4)
- インターナショナル|イスタンブール(優勝)
ではペトラ・マルティッチ選手のラケットやウェア、ランキングの推移、ツアーでの成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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