アメリカの男子プロテニスプレイヤーであるトミー・ポール(TOMMY PAULL)選手。
2019年にはチャレンジャーで3つのタイトルを獲得し初のトップ100入りを果たしています。
この記事ではポール選手のプロフィール、プレースタイル、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、錦織圭との対戦成績などをまとめていきます。
(2019,10,09更新)
プロフィール
年齢 | 22歳 |
生年月日 | 1997年5月17日 |
国 | アメリカ |
身長 | 185cm |
体重 | 82kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2015年(18歳) |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ディエゴ・モヤノ |
ポール選手は両親の勧めで7歳からテニスを始めて2015年にプロに転向。
憧れだった選手はアメリカの大先輩で世界1位にもなったアンディ・ロディック選手。
サーフィンやバスケ、ゴルフなどほかのスポーツも趣味で楽しんでいます。
仲の良いテニスプレイヤーは同じアメリカで年齢も近いテイラー・フリッツ選手やライリー・オペルカ選手。
使用しているラケットやウェア
Wilson h22 Pro Stock
重さ | 347g |
ヘッドサイズ | 98インチ |
フレームの硬さ | 60 |
ガットパターン | 18本×20本 |
(市販されていたモデルのスペック)
ポール選手が使用しているラケットはWilsonの「Pro Stock」シリーズ。
古い型のラケットで、ポール選手が使用しているものはカスタムペイント。
現在のウェアとシューズは「NIKE」。
プロ入り初期からNIKEを着用し、基本的には帽子を着用してリストバンドは付けていません。
ツアーでの成績
シングルスのキャリアタイトル
シングルスでのキャリアタイトルはまだありません。
下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに4度のタイトルを獲得。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 予選2回戦 |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 予選3回戦 |
全米オープン | 1回戦 |
グランドスラムの最高成績は1回戦。
まだ本選での勝利経験はなく、本選の出場もこれまではすべてワイルドカードでの出場となっています。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 予選2回戦 |
マイアミ | 1回戦 |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | 2回戦 |
シンシナティ | 2回戦 |
上海 | – |
パリ | – |
マスターズの最高成績は2回戦。
マスターズ初勝利は2017年にワイルドカードで出場したシンシナティ。
2019年のカナダでは予選を突破し本戦で1回戦を勝利。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2019年(22歳) |
キャリアハイ|79位 | 2019年(22歳) |
年末ランキングの推移 | |
2015 | 276 |
2016 | 284 |
2017 | 152 |
2018 | 201 |
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は11勝15敗(勝率42%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|0勝3敗(勝率0%)
- 3セットマッチ|11勝12敗(勝率47%)
【サーフェス別】
- クレー|1勝2敗(勝率33%)
- グラス|0勝1敗(勝率0%)
- ハード|10勝12敗(勝率45%)
これまでに最も勝利数が多いのはハードコートで、勝率も一番高いです。
ただポール選手の現在のランキングから考えるとハードコートでの5割近い勝率は高めです。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は$684,920(約7300万円)
1シーズン平均にすると約1400万円になります。
プレースタイルや強さ
サーブは少しクイックでパワーよりも精度が重視です。
またセカンドサーブのレベルが高く、かなり強力なキックサーブを打つのでセカンドサーブでもかなりポイントの獲得率が高いです。
ストロークはフォアもバックも攻撃力があり、特にバックはアングル、ストレートともに鋭いショットがあります。
戦力分析
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 8 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 7 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 7 |
総合力 | 73 |
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ポール | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 117本 (1試合平均:4.5本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
69% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
52% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
77% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
26% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
20% | 27% | 27% |
主な経歴
2018年に怪我で4か月ツアーを離脱し、復帰後にチャレンジャー初タイトル
2015年にプロに転向してからアップダウンを繰り返しながらも徐々にランキングを上げ2018年始めについに150位台まで来ますが、2月初めのチャレンジャーを最後に右ひじの怪我によりそこから4か月以上ツアーを離脱。
しかし怪我から復帰してからそれほど時間も経っていない10月のチャレンジャーで、予選から出場してカルロビッチ選手やクラン選手、決勝ではポランスキー選手などトップ100で活躍もしていた選手に勝利し、チャレンジャーで初タイトルを獲得。
チャレンジャー3度の優勝でトップ100位入り
2019年は2月にアメリカのチャレンジャーで優勝。翌週もアメリカのチャレンジャーで準優勝し2週連続で好成績を残します。
その後8月のカナダ(マスターズ)では予選を突破し、本戦1回戦でカナダのシュナー選手に勝利して2回戦進出。
そして9月の全米オープン後はアメリカのチャレンジャーに3大会出場し、2つで優勝、1つでベスト8入りしついにトップ100入りを達成。
ポール選手と錦織圭の対戦成績
対戦成績
錦織圭(1勝)
過去の対戦結果
年 | 大会 (グレード・コート) |
勝者 | スコア |
2017 | ワシントン (ATP500 ハード) |
錦織圭 | 36 76 64 |
ではトミー・ポール選手のプレースタイルやランキング、使用ラケットやウェア、錦織選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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