2018年の全豪オープンでベスト4入りしたベルギーのエリーゼ・メルテンス選手(Elise Mertens)。
この記事ではメルテンス選手のプロフィール、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、ツアーでの成績をまとめていきます。
(2019,9,21更新)
プロフィール
年齢 | 23歳 |
生年月日 | 1995年11月17日 |
国 | ベルギー |
身長 | 179cm |
利き手 | 右 |
コーチ | – |
WTA選手ページ |
4歳からテニスを始め、ジュニア時代には1年間パリのアカデミーに留学していた経験があります。
語学の勉強を多くしていて話せる言語も、英語、オランダ語、フランス語など豊富。
動物が好きで実家ではたくさんの犬や鶏、孔雀などペットとしては珍しい鳥も飼っているそうです。
仲の良いテニス選手
アリナ・サバレンカ
ベラルーシのアリナ・サバレンカ選手と仲が良く、よくダブルスを組んで試合にも出場しています。
ダビド・ゴファン
2018年の国別対抗戦であるホップマンカップにはベルギーで男子のトッププレイヤーであるゴファン選手とペアで出場。
その時に一緒に動物と触れ合う姿もありました。
使用しているラケットやウェア
ラケット
Head Graphene 360 Speed MP
テニスラケット ヘッド(HEAD) グラフィン 360 スピードエムピー(Graphene 360 SPEED MP) 235218 ※ズベレフ使用モデル ※ヘッドテニスセンサー対応予定
【ラケットの主なスペック】
重さ | 317g |
スウィングウェイト | 318g |
ヘッドサイズ | 100インチ |
推奨テンション | 48-57ポンド |
フレームの硬さ | 63 |
ガットパターン | 16本×19本 |
メルテンス選手が使用しているラケットはHEADの「Graphene 360 Speed MP」。
2018年まではバボラのピュアドライブを使用していましたが、2019年シーズンからこのHEADのGrahepeneシリーズに変更。
実際に使っているラケットの正確なスペックについては不明ですが、市販されているこのラケットは軽くて機動性が高く、ストロークの時にボールの深さを出しやすいのが特徴。
またこのラケットは女子ではバーティ選手や最近話題の若手選手であるガウフ選手ら多くの選手が使用しています。
ウェア
以前はFILAのウェアを着用していましたが、2018年からLOTTOに変更。
ウェアの基本的なスタイルはリストバンドは付けず、サンバイザーは使用することが多く、帽子もたまに使用。
ツアーでの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは5勝。
初タイトルは2017年に21歳で優勝したホバート(インターナショナル)。
その後2019年にはドーハ(プレミア)で初のプレミアのカテゴリーでタイトルを獲得。
サーフェス別でみると最も多いのはハードですが、クレーでも2つのタイトル獲得があるため、クレーでも実力がある選手です。
シングルスタイトル | 5勝 |
グレード別 | |
グランドスラム | 0 |
プレミアマンダトリー | 0 |
プレミア5 | 0 |
プレミア | 1 |
インターナショナル | 4 |
サーフェス別 | |
ハード | 3 |
クレー | 2 |
グラス | 0 |
グランドスラムの成績
全豪オープン | ベスト4 |
全仏オープン | 4回戦 |
ウィンブルドン | 4回戦 |
全米オープン | ベスト8 |
グランドスラムの最高成績はベスト4。
2018年にノーシードで出場し、2人のシード選手に勝利しベスト4入り。
2019年に25シードで出場した全米オープンでベスト8入り。
プレミアマンダトリーの成績
インディアンウェルズ | 3回戦 |
マイアミ | 3回戦 |
マドリード | 2回戦 |
北京 | 2回戦 |
プレミアマンダトリーでの最高成績は3回戦。
マイアミ、インディアンウェルズともに2019年に記録した成績。
グランドスラムと比較するとプレミアマンダトリーではまだ好成績を残していません。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2017年(21歳) |
トップ50 | 2017年(21歳) |
トップ20 | 2018年(22歳) |
キャリアハイ|12位 | 2018年(23歳) |
ランキングの推移 | |
2013 | 595 |
2014 | 242 |
2015 | 164 |
2016 | 125 |
2017 | 36 |
2018 | 12 |
主な経歴
2017年にホバートでツアー初タイトル
2017年開始時はランキング127位で、シーズン初めのころに出場したホバートではもちろん予選からの出場、予選でもシードがつかないほどでした。
しかし予選を全試合ストレート勝利で突破し本選入り。
1回戦では7シードで元トップ10プレイヤーのムラデノビッチ選手にわずか3ゲームしか与えずストレートで勝利。
その後も準々決勝で1シードのベルテンス選手、決勝では3シードのニクレスク選手にストレートで勝利。
終わってみれば大会を通じて予選からすべてストレート勝利、かつタイブレークすらないほぼ完ぺきな優勝となりました。
2017年はこれ以外にもイスタンブール(インターナショナル)で準優勝、プレミア1つとインターナショナル2つでベスト4入りを果たす成績を残し1年間で100近くのランキング上昇。
全豪オープンでベスト4
2017年にツアー初タイトルを獲得した年初のホバートで2連覇を達成し最高の形で迎えた2018年の全豪オープンでグランドスラム初のベスト4入りを達成。
ノーシードでの出場でしたが、2回戦では23シードのガブリロワ選手に勝利、続く3、4回戦はノーシード対決を制し、準々決勝では4シードのスビトリーナ選手にストレートで勝利。
準決勝では元世界1位のウォズニアッキ選手に敗退。
しかし大会後のランキングではトップ20入りを達成。
ではエリーゼ・メルテンス選手のラケットやウェア、ランキングの推移については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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