アメリカの男子プロテニスプレイヤーであるブラッドリー・クラン(BRADLEY KLAHN)選手。
クラン選手はこれまでにツアータイトルこそないですが、下部ツアーのチャレンジャーで8つのタイトルを獲得している実力者。
この記事ではクラン選手のプロフィール、プレースタイル、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移、錦織圭との対戦成績などをまとめていきます。
(2019,8,24更新)
プロフィール
年齢 | 29歳 |
生年月日 | 1990年8月20日 |
国 | アメリカ |
身長 | 183cm |
体重 | 75kg |
利き手 | 左 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2012年(21歳) |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ピーター・ルカセン リー・メリー |
クラン選手は11歳から母親の影響でテニスを始め、アメリカの大学テニスを経て2012年にプロ入り。
好きなサーフェスはハード、好きなショットはフォアとサーブ。
ジュニア時代に憧れだった選手はアメリカのスタープレイヤーであるピート・サンプラス選手、アンドレ・アガシ選手、アンディ・ロティック選手。
現在、コーチの1人であるピーター・ルカセンコーチは以前にアメリカのライアン・ハリソン選手のツアータイトル獲得に貢献したり、現在も複数のアメリカ人選手のコーチをしています。
使用しているラケットやウェア
HEAD GRAPHENE 360 SPEED
『3000円以上で10%OFFクーポン対象』テニスラケット ヘッド(HEAD) グラフィン 360 スピードエムピー(Graphene 360 SPEED MP) 235218 ※ズベレフ使用モデル ※ヘッドテニスセンサー対応予定
クラン選手が使用しているラケットはHEADの「GRAPHENE 360 SPEED」シリーズ。
おそらく男子なので重いPROの方だと思いますが、詳細は不明。
ペイントジョブの可能性もあります。
現在のウェアとシューズは「MIZUNO」。
少し前はウェアに関してはHEADを着用していましたが、2018年の後半頃からシューズと同様にウェアもMIZUNOを着用。
クラン選手は帽子を使用することが多く、リストバンドは利き手の左手に着けています。
ツアーでの成績
シングルスのキャリアタイトル
シングルスでのキャリアタイトルはまだありません。
下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに8度のタイトルを獲得。
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 1回戦 |
全仏オープン | 1回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 2回戦 |
グランドスラムの最高成績は2回戦。
全米とウィンブルドンで1回戦突破の経験があり、全米では2回あります。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | 1回戦 |
マイアミ | 1回戦 |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | 2回戦 |
シンシナティ | 2回戦 |
上海 | 2回戦 |
パリ | – |
マスターズの最高成績は2回戦。
この2回戦進出は全て2018年シーズンに記録したもので、3大会とも予選からの勝ち上がりです。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2013年(23歳) |
キャリアハイ|63位 | 2014年(24歳) |
年末ランキングの推移 | |
2012 | 248 |
2013 | 97 |
2014 | 148 |
2015 | 513 |
2016 | 852 |
2017 | 214 |
2018 | 76 |
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は11勝38敗(勝率22%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|3勝12敗(勝率20%)
- 3セットマッチ|8勝24敗(勝率25%)
【サーフェス別】
- クレー|0勝4敗(勝率0%)
- グラス|2勝7敗(勝率22%)
- ハード|9勝27敗(勝率25%)
これまでに最も勝利数が多いのはハードコートで、勝率も一番高いです。
クレーコートでの勝利がまだありません。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は$1,374,035(約1億4700万円)
1シーズン平均にすると約1800万円になります。
プレースタイルや強さ
サーブはスピードより精度重視で、左利きを生かしたスライスサーブもレベルが高いです。
フォアはスピン量は普通くらいですが、深いところへ入る良いショット。
またバックはスライスを使うことが多く、このショットのレベルもなかなか高いです。
戦力分析
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 6 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 6 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 6 |
総合力 | 68 |
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
クラン | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 380本 (1試合平均:7.7本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
70% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
50% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
76% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
24% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
42% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
12% | 27% | 27% |
主な経歴
プロ入り2年後に早くもトップ100入り
クラン選手は大学テニスを経ているので、プロ入りしたのは他の選手と比べると遅いですがかなり早い段階でチャレンジャーでも優勝し、トップ100に入っています。
プロ入りしたシーズンの2012年には全米オープンにWCで出場し、いきなり1回戦を突破。
かなり順調に成績を残していきました。
2015年2月から背中の怪我により2年近くツアーから離脱
そんな中、2015年の2月に背中の怪我によりツアーから離脱。
2度の手術をするほど非常に大きな怪我になり、クラン選手本人も一時は引退を考えたほどだったそうです。
しかし2016年のシーズン終盤、11月にアメリカのチャレンジャーで復帰を果たし、予選から勝ち上がりベスト8入り。
徐々にランキングを戻し2018年には4年ぶりにトップ100へカムバック
2年近くのツアー離脱により、ポイントが0になりランキングは圏外へなってしまいましたが、2017年には1年間で855位から214位まで上昇。
そして2018年には2つのチャレンジャーでタイトルを獲得し、ウィンブルドンでも1回戦を突破する活躍。
その結果8月には4年ぶりにトップ100へカムバックを果たしました。
クラン選手と錦織圭の対戦成績
対戦成績
勝利数 | ハード | クレー | グラス | |
ブラッドリー・クラン | 0 | 0 | 0 | 0 |
錦織圭 | 0 | 0 | 0 | 0 |
クラン選手と錦織選手の対戦成績はまだありません。
過去の対戦結果
年 | 大会 (グレード・コート) |
勝者 | スコア |
– | – | – | – |
ではブラッドリー・クラン選手のプレースタイルやランキング、使用ラケットやウェア、錦織選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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