アルゼンチンのディエゴ・シュワルツマン(Diego Schwartzman)選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績や過去の対戦結果をまとめていきます。
(2019,8月更新)
シュワルツマンと錦織圭のプロフィールや成績の比較
錦織圭 | シュワルツマン | |
身長 | 178cm | 170cm |
体重 | 73kg | 64kg |
プロ入り | 2007年(17歳) | 2010年(18歳) |
初タイトル | 2008年(18歳) | 2016年(23歳) |
トップ10入り | 2014年(24歳) | – |
トップ5入り | 2014年(24歳) | – |
グランドスラム 最高成績 |
準優勝 | ベスト8 |
マスターズ 最高成績 |
準優勝(4回) | ベスト4 |
シュワルツマン選手はプロのテニスプレイヤーの中でも非常に小柄な選手で、トップ100で錦織選手より身長の低い数少ない選手の1人です。
全ての成績で錦織選手の方が上回っていますが、小柄な体格でグランドスラムやマスターズでここまでの成績を残しているのは素晴らしいですよね。
錦織圭とシュワルツマンの対戦成績
対戦成績
錦織圭(3勝)
過去の対戦結果
年 | 大会 (グレード) |
勝者 | スコア |
2017 | ブエノスアイレス (ATP250・クレー) |
錦織圭 | 57 62 62 |
2017 | マドリード (マスターズ・クレー) |
錦織圭 | 16 60 64 |
2018 | 全米オープン (グランドスラム・ハード) |
錦織圭 | 64 64 57 61 |
2019 | ローマ (マスターズ・クレー) |
シュワルツマン | 64 62 |
- 初対戦は2017年のATP250ブエノスアイレス・2回戦
第2セット以降に主導権を握り、合計6度のブレークを成功させて錦織選手が1セットダウンからの逆転で勝利。 - 2回目の対戦は2017年のマスターズ・マドリード2回戦
第1セットはシュワルツマン選手が圧倒しますが、第2セット以降は錦織選手が相手の2NDサーブの時にほとんどのポイントで主導権を握り、逆転で勝利。 - 3回目の対戦は2018年の全米オープン3回戦。
2NDサーブ時のポイント獲得率はシュワルツマン選手の方が10%以上高かったですが、1STサーブ時のポイント獲得率で大きく差がつき、そこが勝負の分かれ目に。お互いにブレークはそれなりにありましたが、倍のブレークをした錦織選手が勝利。 - 4回目の対戦は2019年のマスターズローマ・準々決勝。
シュワルツマン選手のリターンが好調で、試合を通して錦織選手のサーブを11回のチャンスから5回のブレークに成功。トータルポイントでも10ポイント以上の差をつけストレートで勝利。
コートサーフェス別
次にコートサーフェス別の対戦成績を見ていきます。
ハード | クレー | グラス | |
錦織圭 |
1 | 2 | 0 |
シュワルツマン | 0 | 1 | 0 |
これまでにハード、クレーでの対戦があり、どちらも錦織選手が勝ち越し。
マッチセット数別
次はマッチセット数別の対戦成績。
5セット | 3セット | |
錦織圭 | 1 | 2 |
シュワルツマン | 0 | 1 |
どちらのセット数でも錦織選手の勝ち越し。
タイブレーク、フルセット、決勝戦など
次は接戦の時やプレッシャーがかかる状況での対戦成績を調べていきます。
タイブレークを 取った回数 |
フルセットマッチ | 決勝での対戦 | |
錦織圭 | 0回 | 2 | 0 |
シュワルツマン | 0回 | 0 | 0 |
これまでにフルセットマッチが2回ありましたが、いずれも錦織選手が1セットダウンからの逆転勝ち。
2018年の全米オープンもフルセットではありませんが、3-1で錦織選手が勝利しているので、やはり接戦になった場合は錦織選手に分がありそうです。
シュワルツマン選手のビッグ4やトップ選手との対戦成績一覧
ビッグ4
ビッグ4 | 0勝14敗 | 0% |
ロジャー・フェデラー | 0勝4敗 | 0% |
ラファエル・ナダル | 0勝7敗 | 0% |
ノバク・ジョコビッチ | 0勝3敗 | 0% |
アンディ・マレー | 0勝0敗 | -% |
10回以上の対戦がありますが、まだビッグ4からの勝利経験はありません。
トップ選手(キャリアハイが5位以内)
スタン・ワウリンカ | 0勝1敗 | 0% |
マリン・チリッチ | 2勝2敗 | 50% |
グリゴール・ディミトロフ | 1勝2敗 | 33% |
アレクサンダー・ズベレフ | 1勝1敗 | 50% |
ダビド・フェレール | 2勝0敗 | 100% |
ミロシュ・ラオニッチ | 0勝2敗 | 0% |
ファン・マルティン・デルポトロ | 0勝1敗 | 0% |
トマーシュ・ベルディヒ | 0勝1敗 | 0% |
ドミニク・ティエム | 2勝4敗 | 33% |
ジョー・ウィルフリード・ツォンガ | 1勝0敗 | 100% |
ケビン・アンダーソン | 1勝2敗 | 33% |
ステファノス・チチパス | 1勝1敗 | 50% |
何人かのトップ選手には勝ち越しや互角の成績となっています。
特に身長差にしたら30cm近くにもなるアンダーソン選手やチリッチ選手らビッグサーバー相手にも勝利したことがあります。
まとめ
- 錦織選手とシュワルツマン選手の対戦成績は錦織選手が勝ち越し。
- ビッグ4からの勝利経験は無し
- 2勝以上あげたことのあるトップ選手はチリッチ選手、ティエム選手、引退したフェレール選手。
安定と鋭さのあるストロークと世界でもトップクラスのリターン力を武器に自分より身長の高い選手にも勝利していくシュワルツマン選手を見ているとどうしても応援したくなってしまいます。
日本人も小柄な選手が多いので、その点では親近感が湧きますよね。
偶然にも日本の西岡選手と同じ170cmということで、この2人の対戦も楽しみです。
ではディエゴ・シュワルツマン選手の錦織圭やトップ選手との対戦成績については以上です。
ここまで読んでくださってありがとうございました!