アメリカの女子プロテニスプレイヤーであるソフィア・ケニン(Sofia Kenin)選手。
この記事ではケニン選手の簡単なプロフィール、使用しているラケット、ランキングの推移、ツアーでの成績、主な経歴などの選手情報をまとめていきます。
(2020,1,23更新)
プロフィール
年齢 | 21歳 |
生年月日 | 1998年11月14日 |
国 | アメリカ |
身長 | 170cm |
利き手 | 右 |
Semis bound 😁 #MO2019 @MallorcaOpen pic.twitter.com/hBxD8jBCtL
— Sofia Kenin (@SofiaKenin) 2019年6月21日
ケニン選手は生まれたのがモスクワでしたが、幼い頃にアメリカに移住。
ジュニア時代から注目されていた選手で、アメリカの国内ランキングではなんども1位にランキングされていたくらいです。
現在のコーチは父親であるアレクサンダー・ケニン(roman-kislianskii)。
ケニン選手がテニスを始めた5歳の時からコーチを続けています。
ツアーの成績
キャリアタイトル
キャリアタイトルは3勝
初タイトルは2019年の1月に20歳で優勝したホバート(インターナショナル)。
グレード別 | |
インターナショナル | 3 |
サーフェス別 | |
グラス | 1 |
ハード | 2 |
グランドスラムの成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 4回戦 |
ウィンブルドン | 2回戦 |
全米オープン | 3回戦 |
グランドスラム全体での最高成績は2019年の全仏オープン4回戦(ベスト16)。
まだ上位進出こそありませんが、若くして全てのグランドスラムの本戦で勝利経験があります。
プレミアマンダトリーの成績
インディアンウェルズ | 2回戦 |
マイアミ | 3回戦 |
マドリード | 1回戦 |
北京 | ベスト16 |
プレミアマンダトリーでの最高成績は2019年北京でのベスト16。
2018年にはマイアミでも3回戦進出があります。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約290万ドル(約3億1000万円)
1シーズン平均にすると約6200万円になります。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2018年(19歳) |
トップ50 | 2018年(19歳) |
トップ20 | 2019年(20歳) |
キャリアハイ|12位 | 2019年(20歳) |
ランキングの推移 | |
2015 | 620 |
2016 | 212 |
2017 | 113 |
2018 | 52 |
2018 | 14 |
使用しているラケットやウェア
Babolat Pure Drive
【市販されているラケットのスペック】
重さ | 317g |
スウィングウェイト | 324g |
ヘッドサイズ | 100インチ |
推奨テンション | 50-59ポンド |
ガットパターン | 16本×19本 |
フレームの硬さ | 71 |
ケニン選手が使用しているラケットはBabolatの「Pure Drive」。
ラケットカラーは青を基調にして両サイドに黒と白。
重さ、スウィングウェイト共に軽めのラケットで筋力の少ないプレイヤーにも扱いやすいです。
ヘッドサイズも100インチとやや大きめ。
非常にスピンがかけやすく、ベースラインでのプレーを得意とする選手に合ったラケットです。
またこのラケットは他に女子ではカロリーナ・プリスコバ選手、ムグルッサ選手などキャリアハイで1位を記録したトッププレイヤーも使用しています。
主な経歴
2017年に全米オープンで3回戦に進出
2014年頃からプロのツアー大会に本格的に参戦し、下部大会のITFサーキットで少しずつポイントを集めランキングも徐々に上げていきます。
そしてワイルドカードで出場した2017年の全米オープン。
1回戦は同じアメリカでキャリアハイでは26位を記録している第32シードのデイビス選手でしたが、ストレートで勝利。
続く2回戦も勝利し、3回戦では元世界1位のシャラポワ選手に敗れましたが、凄い活躍でした。
ツアーレベルでの活躍とトップ50入り
2017年の活躍もあり2018年シーズンはツアーレベルの大会にも出場できるようになり、活躍も増えてきます。
3月のマイアミ(プレミアマンダトリー)では予選から勝ち上がり本戦3回戦進出。
6月のマヨルカ(インターナショナル)では予選を突破し、準々決勝では大会第1シードのガルシア選手に勝利しベスト4入りも果たします。
この活躍もありシーズン終盤にはトップ50入り。
2019年にホバートでツアー初タイトル
そして2019年シーズンの序盤、全豪オープン直前のホバート(インターナショナル)でついに初タイトルを獲得。
ノーシードでの出場で、1回戦から第1シードのガルシア選手との対戦でしたが勝利。
さらに準々決勝で第7シードのフリプケンス選手、準決勝で第6シードのコルネ選手と立て続けにシード勢を倒し、決勝もノーシードから上がってきたシュミドローバ選手に勝利し優勝を果たしました。
この大会は1回戦から全てストレートセットでの完全優勝。
シーズン毎の主な成績
2017年
- 113位
- グランドスラム|全米(3回戦)
2018年
- 52位
- グランドスラム|全米(3回戦)
- プレミアマンダトリー|マイアミ(3回戦)
- インターナショナル|ケベックシティ、マヨルカ(ベスト4) オークランド(ベスト8)
2019年
- 14位
- グランドスラム|全仏(ベスト16) 全米(3回戦)
- プレミア5|シンシナティ、カナダ(ベスト4)
- プレミア|鄭州(ベスト8)
- インターナショナル|ホバート、マヨルカ、広州(優勝) アカプルコ(準優勝)
ではソフィア・ケニン選手については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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