2019年にコルドバでツアー初タイトルを獲得したアルゼンチンのファン・イグナシオ・ロンデロ(Juan Ignacio Londero)選手のプレースタイル、グランドスラムやマスターズでの成績、ランキング、獲得賞金などの情報をまとめていきます。
(2020,4,29更新)
プロフィール
年齢 | 26歳 |
生年月日 | 1993年8月15日 |
国 | アルゼンチン・ブエノスアイレス |
身長 | 180cm |
体重 | 70kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2010年(15歳) |
好きなショット | フォア |
好きなコート | クレー |
憧れだった選手 | ダビド・ナルバンディアン |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | アンドレス・シュナイター |
【ロンデロ選手のインスタグラム】
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キャリアタイトル
シングルス
シングルスでのキャリアタイトルは1勝。
2019年シーズンから新設されたアルゼンチン・コルドバ(ATP250・クレー)で優勝を果たしています。
グレード別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | 1 |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | 1 |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 予選2回戦 |
全仏オープン | 4回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 2回戦 |
グランドスラムでの最高成績は4回戦。
2019年の全仏オープンで初の本戦出場から一気に4回戦まで勝ち上がる快進撃を見せました。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | – |
モンテカルロ | 1回戦 |
マドリード | – |
ローマ | – |
カナダ | – |
シンシナティ | 2回戦 |
上海 | 1回戦 |
パリ | – |
マスターズの最高成績は2回戦。
2019年のシンシナティでマスターズ初勝利を挙げて2回戦進出を果たしています。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2019年(25歳) |
トップ50 | 2019年(26歳) |
キャリアハイ|50位 | 2019年(26歳) |
年末ランキングの推移 | |
2010 | 786 |
2011 | 680 |
2012 | 478 |
2013 | 278 |
2014 | 232 |
2015 | 287 |
2016 | 338 |
2017 | 362 |
2018 | 120 |
2019 | 50 |
獲得賞金・スタッツ・勝敗
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は29勝31敗(勝率48%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|4勝4敗(勝率50%)
- 3セットマッチ|25勝27敗(勝率48%)
ランキングがまだそれほど高くない選手は5セットマッチの勝率が低くなる事が多いですが、ロンデロ選手はまだ試合数こそ少ないですが、ランキングを考えると5割というのは非常に高い勝率。
5セットマッチを得意としている可能性があります。
【サーフェス別】
- クレー|25勝17敗(勝率59%)
- グラス|1勝2敗(勝率33%)
- ハード|3勝12敗(勝率20%)
明らかにクレーでの成績が良く、6割近い勝率というのはかなり高いです。
生粋のクレーコーターである事を証明するデータになっています。
全仏で4回戦進出をしたのもありますし、ロンデロ選手のクレーでの活躍は特に注目です。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約143万ドル(約1億5300万円)
1シーズン平均(プロ入りから10年)にすると約1500万円になります。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ロンデロ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 233本 (1試合平均:3.8本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
70% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
56% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
80% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
28% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
21% | 27% | 27% |
ロンデロ選手は1stサーブのポイント獲得率は平均的でエースの数もそこまで多くないですが、2ndサーブのポイント獲得率が高くそれがキープ率の高さに繋がっています。
つまりラリー戦になってもしっかりとポイントが取れているという事になり、こういった数字の場合はセカンドサーブが強力か、サーブからの展開がうまいタイプの選手となる事が多いです。
プレースタイル
ロンデロ選手のプレースタイルはバランス型ベースライナーで、強みはフォアハンドです。
コントロール重視の鋭いストロークを持っており、特にフォアハンドはクロスもダウンザラインも打ち方がほとんど変わらないので、相手からするとどこにボールが来るか分かりにくいです。
またバックもフォアほどの武器ではありませんが、ショートクロスのキレが良くパッシングやラリー時の攻撃の起点となることもあります。
フォアハンド | 8 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 7 |
リターン | 7 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 7 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 7 |
守備力 | 7 |
総合力 | 71 |
動画
主な経歴
2018年にメキシコのチャレンジャーで優勝
ロンデロ選手はプロ入りしてから長い間なかなか成績が残せず、フューチャーズ・チャレンジャーを主戦場として戦ってきました。
そして24歳の時にメキシコで行われた大会でついにチャレンジャー初タイトルを獲得。この大会、予選からの出場で2回戦では第2シード・ブラジルのモンテイロ選手に勝利しています。
2014年以来4年ぶりにトップ200の壁を破り、さらに7月にはドイツで行われたクレーのチャレンジャーでも優勝しキャリアハイを更新。
2019年にワイルドカードで出場したコルドバの大会でツアー初タイトルを獲得
2018年はチャレンジャー2大会優勝とキャリアハイを更新し、好調な状態で迎えた2019年。
2019年から新設されたアルゼンチン・コルドバでの大会にワイルドカードで出場し、1回戦で第5シードのジェリー選手に勝利。これがロンデロ選手のツアー初勝利になったわけですが、結果的にはこのツアー初勝利から一気に初タイトル獲得となりました。
この優勝により初のトップ100入りはもちろん、一気に60位台までジャンプアップ。
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