今回はボスニア・ヘルツェゴビナのNO.1プレイヤーで小柄な体格ながら2017年シーズンに初タイトルを獲得したダミール・ズムル選手についての情報をまとめていこうと思います。
(2018,6,25更新)
プロフィール
年齢 | 26歳 |
国 | ボスニア・ヘルツェゴビナ |
身長 | 175cm |
体重 | 70kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2011年(19歳) |
ラケット | ウィルソン |
ウェア | ロット |
コーチ | ナーフド・ズムル |
ATP公式サイト | 選手情報 |
獲得タイトル
シングルス | |
タイトル | 2勝 |
ATP250 | 2 |
ハード | 2 |
初タイトル | 2017年(25歳) |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績 | ||
全豪オープン | 3回戦 | ハード |
全仏オープン | 3回戦 | クレー |
ウィンブルドン | 2回戦 | グラス |
全米オープン | 3回戦 | ハード |
マスターズの最高成績 | ||
インディアンウェルズ | 2回戦 | ハード |
マイアミ | 4回戦 | ハード |
モンテカルロ | 3回戦 | クレー |
マドリード | 2回戦 | クレー |
ローマ | 2回戦 | クレー |
カナダ | – | ハード |
シンシナティ | – | ハード |
上海 | 1回戦 | ハード |
パリ | – | ハード |
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2015年(23歳) |
トップ50 | 2017年(25歳) |
トップ30 | 2017年(25歳) |
キャリアハイ | 28位 |
年末ランキングの推移 | |
2011 | 339 |
2012 | 242 |
2013 | 187 |
2014 | 109 |
2015 | 82 |
2016 | 77 |
2017 | 30 |
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 7 |
バックハンド | 8 |
サーブ | 8 |
リターン | 8 |
ボレー | 7 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 6 |
守備力 | 8 |
総合力|75
プレースタイル
ズムル選手のプレースタイルは守備型ベースライナーで、武器はコンパクトなスイングから打たれるバックハンドです。小柄な体格なのでそれほどパワーのあるショットを打つことはありませんが、コンパクトで鋭いスイングから打たれるバックハンドはかなり強いです。
アングルへのコントロールやしっかりラリーを続ける安定感も備えています。
その他のショットについてはまだ大きな武器と呼べるほどのものはありませんが、これといって弱点も無いのが強みでもあります。
2014年の全豪で予選から本戦3回戦まで勝ち進む
ズムル選手が最初にツアーレベルの大会で大きく活躍を見せたのは、2014年の全豪オープンです。
この時、ズムル選手はランキング188位で予選エントリーすらギリギリのランキングでしたが、見事に予選を突破し、グランドスラム初の本戦入り、そして初勝利に加え3回戦まで勝ち進みました。
3回戦ではベルディヒ選手に敗れましたが、この活躍がきっかけでここから徐々にランキングを上げていくことになります。
2016年にはベルディヒ選手に勝利
その後ズムル選手はツアーでのベスト4進出や、全仏での3回戦進出などもありトップ100入りを果たします。そして2016年シーズンには下部大会ではなく本格的にツアーを周るようになります。中でも話題になったのはモンテカルロのマスターズでベルディヒ選手に勝利したことですね。
2017年シーズンにはウィンストンセーラムの250の大会で初めてツアー決勝に進出。この時は決勝でバウティスタアグート選手に惜敗してしまいましたが、そのあとのサンクトペテルブルクの250の大会で決勝でフォニーニ選手を破ってツアー初タイトルを獲得します。
それによりランキングも初めてトップ50を突破しジャンプアップしました。ボスニア・ヘルツェゴビナはテニスがそれほど強いというイメージがありませんでしたが、これからどんどん強い選手が出てくると良いですよね!
錦織選手・杉田選手との対戦成績
錦織選手との対戦|0勝0敗
年 | 大会 | コート | スコア |
杉田選手との対戦|0勝0敗
年 | 大会 | コート | スコア |
ビッグ4・トップ選手との対戦成績
ビッグ4との対戦|1勝4敗(勝率20%)
名前 | 最高ランク | 対戦成績 | 勝率 |
R・フェデラー |
1 | 0勝2敗 | 0% |
R・ナダル | 1 | 1勝2敗 | 33% |
N・ジョコビッチ | 1 | 0勝0敗 | -% |
A・マレー | 1 | 0勝0敗 | -% |
トップ選手との対戦
名前 | 最高ランク | 対戦成績 | 勝率 |
S・ワウリンカ | 3 | 1勝0敗 | 100% |
M・チリッチ | 3 | 0勝1敗 | 0% |
G・ディミトロフ | 3 | 0勝3敗 | 0% |
A・ズベレフ | 3 | 1勝1敗 | 50% |
D・フェレール | 3 | 0勝1敗 | 0% |
M・ラオニッチ | 3 | 0勝2敗 | 0% |
J・M・デルポトロ | 4 | 0勝2敗 | 0% |
T・ベルディヒ | 4 | 1勝3敗 | 33% |
錦織圭 | 4 | 0勝0敗 | -% |
D・ティエム | 4 | 0勝1敗 | 0% |
J・W・ツォンガ | 5 | 0勝1敗 | 0% |
ではズムル選手のプレースタイルやランキング、錦織選手・杉田選手・ビッグ4との対戦成績については以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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