こんにちは~ケイです。今回はスペインのベテランで元トップ10プレイヤーであるフェルナンド・ベルダスコ選手のプレースタイルやランキング、錦織選手やビッグ4との対戦成績などについてまとめていきます。
(2018,9,29更新)
プロフィール
年齢 | 34歳 |
国 | スペイン |
身長 | 185cm |
体重 | 87kg |
利き手 | 左 |
バックハンド | 両手 |
ラケット | HEAD |
ベルダスコ選手がテニスを始めたのは4歳の頃で、なんと家にハードのテニスコートが2面あったそうです。
プロ転向は2007年に17歳、2017年には結婚しています。
休暇中にはマイアミで過ごすのが好きだそうですね。あと好きなサッカーチームが地元スペインのレアルマドリードなので、サッカー観戦も趣味みたいです。
使用しているラケットやウェア
ラケット | HEAD | Graphene 360 Speed Pro |
ウェア | ADIDAS | polo |
シューズ | ADIDAS | Ubersonic 3 |
使用しているラケットはHEADのGrapheneシリースです。
ウェアとシューズはadidasを使用。
プレースタイル
ベルダスコ選手のプレースタイルは攻撃型ベースライナーで、武器はヘビースピンのフォアハンドです。
スペイン人選手特有のヘビースピンに加え、スピードもそれなりにあるショットを打ちます。普通はスピンとスピードの両立は難しいものですが強靭な肉体がそれを可能にしています。
さらにサーブも強力で、フラットサーブは210kmを超えますし左利きの利点を生かしたスライスサーブもかなりキレがあります。
ボレーはダブルスでツアータイトルを多く獲得していることからも分かるように、かなりレベルが高いです。シングルスでは基本的にベースラインでのプレーが多いですが、ネットプレーへいっても戦える力があります。
フォア・バック・サーブなどの戦力分析
フォアハンド | 9 |
バックハンド | 7 |
サーブ | 8 |
リターン | 8 |
ボレー | 8 |
テクニック | 7 |
メンタル | 8 |
フットワーク | 8 |
攻撃力 | 9 |
守備力 | 7 |
合計 | 78 |
テニス選手としての経歴や成績
キャリアタイトル
シングルス
タイトル | 7勝 |
ATP500 | 1 |
ATP250 | 6 |
クレー | 5 |
ハード | 2 |
初タイトル | 2004年(20歳) |
初タイトルは2004年のバレンシア(ATP250・クレー)です。
ATP500で初めて優勝したのは2010年のバルセロナ。こちらもクレーコートでスペインの大会。
クレーでのタイトル数が高い割合になっていますね。
ダブルス
タイトル | 8勝 |
ツアーファイナル | 1 |
ATP500 | 3 |
ATP250 | 4 |
クレー | 5 |
ハード | 3 |
初タイトル | 2004年(20歳) |
初ツアーファイナルタイトル | 2013年(27歳) |
初タイトルは2004年にストックホルム(ATP250)での優勝です。この時は同じスペインのロペス選手と組んでの優勝。
その後2012年にアカプルコでATP500初タイトルを獲得。さらに2013年にはツアーファイナルに出場しマレロ選手と組んでファイナル初の優勝も果たします。
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績 | ||
全豪オープン | ベスト4 | ハード |
全仏オープン | 4回戦 | クレー |
ウィンブルドン | ベスト8 | グラス |
全米オープン | ベスト8 | ハード |
マスターズの最高成績 | ||
インディアンウェルズ | ベスト8 | ハード |
マイアミ | ベスト8 | ハード |
モンテカルロ | 準優勝 | クレー |
マドリード | ベスト8 | クレー |
ローマ | ベスト4 | クレー |
カナダ | 3回戦 | ハード |
シンシナティ | 3回戦 | ハード |
上海 | 3回戦 | ハード |
パリ | ベスト8 | ハード |
グランドスラムでは全豪オープンでのベスト4、マスターズではモンテカルロでの準優勝が最高成績となっています。
クレーに関して言うと、全仏オープンでは4回戦進出が最高なのに対し、マスターズでは3大会全てでベスト8以上の成績を残しています。
今後、全仏で活躍できる可能性は十分に高いと言えますね。
キャリアハイやランキングの推移
キャリアハイランキングの推移 | |
トップ100 | 2003年(19歳) |
トップ50 | 2004年(20歳) |
トップ20 | 2008年(24歳) |
トップ10 | 2009年(25歳) |
キャリアハイ|7位 | 2009年(25歳) |
年末ランキングの推移 | |
2001 | 464 |
2002 | 173 |
2003 | 109 |
2004 | 36 |
2005 | 32 |
2006 | 35 |
2007 | 26 |
2008 | 16 |
2009 | 9 |
2010 | 9 |
2011 | 24 |
2012 | 24 |
2013 | 30 |
2014 | 33 |
2015 | 49 |
2016 | 42 |
2017 | 40 |
初めてトップ10入りを果たしたのは2009年、25歳の頃です。
その年にキャリアハイの7位を記録し、翌年までトップ10をキープします。
最近はややランキングが落ちてきていますが、大きく落とすことはなくトップ30前後はキープできています。
20歳の頃から徐々に頭角を現し始める
20歳の頃にはグランドスラムの本戦に出られるくらいのランキングまで順位を上げ、さらにこの頃ツアーでの初タイトルを獲得。
徐々にランキングを上げトップ選手の仲間入りを果たしていきます。
そして2009年の全豪オープン。この時ベルダスコ選手は初めてグランドスラムのベスト4に残ります。
準決勝の相手は当時世界ランキング1位だったナダル選手。この時の試合は今もなお全豪オープンの歴史に残る試合となっており、試合時間5時間を超える大熱戦となりました。
ここでベルダスコ選手は本当にわずかな差で敗れてしまうわけですが、その後キャリアハイである世界ランキング7位まで順位を上げ、初めてツアーファイナルにも出場。
ここ数年はトップ50あたりのランキングで推移しています。ただ怪我さえなければ実力的にはトップ10に再び戻って来るものは十分に持っていると思います。
またベルダスコ選手はビッグ4の選手との試合でも全く引かず打ち合うことができる選手でもあり、今までに何回もビッグ4を破った経歴も持っています。
戦績
錦織選手との対戦成績
F・ベルダスコ | 2 | 5 | 錦織圭 |
ツアーでの対戦成績はベルダスコ選手の2勝、錦織選手の5勝。2勝5敗(勝率29%)で負け越しています。
サーフェス別でみるとハードで1勝2敗、クレーで1勝2敗、グラスで0勝1敗となっています。
グランドスラムでの5セットマッチの対戦は3度あり1勝2敗。
年 | 大会 | コート | スコア (赤=負け、青=勝ち) |
2011 | 全豪オープン (グランドスラム) |
ハード | 62,64,63 |
2012 | バルセロナ (ATP500) |
クレー | 42RET |
2015 | インディアンウェルズ (マスターズ) |
ハード | 76 16 46 |
2016 | 全仏オープン (グランドスラム) |
クレー | 36 46 63 62 46 |
2017 | マイアミ (マスターズ) |
ハード | 67 76 16 |
2017 | 全仏オープン (グランドスラム) |
クレー | 60 46 46 06 |
2017 | ハレ (ATP500) |
グラス | 76 36 46 |
ビッグ4との対戦成績
F・ベルダスコ | 10 | 46 | ビッグ4 |
ベルダスコ選手の10勝、ビッグ4の46勝で勝率は(17%)となっています。
フェデラー選手からの勝利がありませんが、その他の3人からは2勝以上の勝利をしています。
名前 | 最高ランク | 対戦成績 | 勝率 |
R・フェデラー | 1 | 0勝6敗 | 0% |
R・ナダル | 1 | 3勝16敗 | 16% |
N・ジョコビッチ | 1 | 4勝11敗 | 26% |
A・マレー | 1 | 3勝13敗 | 18% |
ではベルダスコ選手のプレースタイル、テニス選手としての経歴、戦績にについては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました!
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