2021年の全仏オープンジュニアで優勝したフランス期待の若手であるルカ・ヴァン・アッシュ(Luca
Van Assche)選手。
今回はルカ・ヴァン・アッシュ選手のプレースタイル、使用しているラケット、ツアーでの成績などの情報をまとめていきます。
(2023,11更新)
プロフィール
年齢 | 19歳 |
国 | フランス |
身長 | 178cm |
体重 | 72kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2021年 |
コーチ | Yannick Quere |
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4歳から家の近所にあったテニスクラブでテニスを開始。
2021年の全仏オープンジュニアで優勝を果たし、本格的にプロのツアーに参戦しています。
ラケット・シューズ・ウェア
ラケット
Wilson Pro Staff 97
【市販品のスペック】
ヘッドサイズ | 98インチ |
重さ | 329g |
スウィングウェイト | 324g |
ストリングパターン | 16×19 |
WilsonのPro StaffシリーズはWilsonのラケットの中でもかなり長い歴史のあるラケットで、フェデラー選手が愛用していたシリーズとしても有名です。
特徴としては、Wilsonのラケットの中でも特にコントロール性能を重視したラケットで、ヘッドサイズも小さめなため上級者向けのラケットになっています。
シューズ
Asics Solution Swift FFシリーズ
ウェア
le coq sportif
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獲得タイトル
ツアータイトル|0勝
- 下部ツアーのチャレンジャーでは3つのタイトルを獲得。チャレンジャー初優勝は2022年で当時18歳。本格的にプロツアーに参戦してから2年も経たずに3つのチャレンジャータイトルを獲得するのは相当凄い事です。
カテゴリー別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | – |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | – |
グラス | – |
グランドスラム・マスターズの成績
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 1回戦 |
全仏オープン | 2回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 1回戦 |
- グランドスラムの最高成績|2回戦
- グランドスラム2度目の本戦出場となった2023年の全仏オープンでグランドスラム本戦初勝利。
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | – |
モンテカルロ | – |
マドリード | – |
ローマ | 1回戦 |
カナダ | – |
シンシナティ | – |
上海 | 1回戦 |
パリ | 1回戦 |
- マスターズでの最高成績|1回戦
- まだマスターズ本戦での勝利経験はありません。
キャリアハイランキングの推移
トップ300 | 2022年(18歳) |
トップ200 | 2022年(18歳) |
トップ100 | 2023年(19歳) |
キャリアハイ|63位 | 2023年(19歳) |
2022年シーズンではチャレンジャー大会でのベスト4や準優勝といった上位進出が徐々に増えてきて、トップ300、200を達成。
そして2023年の3月頃には2大会連続でチャレンジャー大会優勝を果たし、トップ100入り。
プレースタイル
体格的にもプロのテニス選手としては小柄な方なので、派手なビッグショットはありませんが、堅実なストロークに加えてフットワークも非常に良いため、対戦する相手からしても簡単にはポイントを取らせてくれない選手です。
またヴァン・アッシュ選手はフォアハンドの打つタイミングが少し独特で、かなり引き付けて打つためこの少しのテンポのズレも武器になっています。
さらにフォアハンドはループ系のゆっくりしたショットを使うことも多く、加えてアングルへのショット、フラット系でエースを取るショットなど、フォアだけでもかなり色んなショットを扱うため、ラリー戦での展開の幅がかなり多いです。
ヴァン・アッシュ選手のテニスは、最近の若手選手に多いビッグサーブとビッグフォアハンドで攻撃的に攻めるテニスとは真逆に位置すると言っても良いため、今後の活躍がとても楽しみです。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
アッシュ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 (1試合平均) |
157本 (3.5本) |
2049本 (3.3本) |
11452本 (7.8本) |
1stサーブ ポイント獲得率 |
65% | 70% | 77% |
2ndサーブ ポイント獲得率 |
49% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
67% | 80% | 89% |
1stサーブリターン ポイント獲得率 |
32% | 31% | 32% |
2ndサーブリターン ポイント獲得率 |
50% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
24% | 27% | 27% |
ヴァン・アッシュ選手はまだ試合数自体が少ないため、参考程度にはなりますがリターンのスタッツが非常に良いです。
世界でも屈指のリターンを持つフェデラー選手や錦織選手と比較してもその凄さが分かると思います。
しかしその反面で、サーブに関するスタッツはかなり低めとなっています。
特にサービスキープ率が7割を切るというのは、かなり苦しい試合展開になるはずです。
逆に言えば、これだけサーブのスタッツが低くてもここまでランキングを上げてきているため、今後の伸びしろもまだまだありそうです。
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