イタリアの男子プロテニスプレイヤーであるロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego)選手。
2019年6月のATP250アンタルヤでツアー初タイトルを獲得したソネゴ選手。
今回はソネゴ選手のプロフィール、プレースタイル、使用しているラケットやウェア、ランキングの推移などをまとめていきます。
(2021,7,3更新)
プロフィール
年齢 | 26歳 |
生年月日 | 1995年5月11日 |
国 | イタリア |
身長 | 191cm |
体重 | 76kg |
利き手 | 右 |
バックハンド | 両手 |
プロ転向 | 2013年(18歳) |
ATP公式サイト | 選手ページ |
コーチ | ギポ・アルビノ |
ソネゴ選手は11歳からテニスを開始。
当時から現在のコーチでもあるアルビノコーチに指導を受けています。
憧れの選手はロジャー・フェデラーとジョー・ウィルフリード・ツォンガ。
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使用しているラケットやウェア
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ソネゴ選手が使用しているラケットはWILSONの「BLADE」シリーズ。
プロ入り当初から使用をしていますが、一時的にWILSONの「BURN」シリーズを使用していた時期もありました。
そして着用しているウェアとシューズは「MIZUNO」。
こちらもプロ入り初期から着用し試合時はヘアバンドを着けている事が多いです。
ただリストバンドはあまり着けていません。
ツアーでの成績
シングルスのキャリアタイトル
シングルスのキャリアタイトルは2勝。
2019年のATP250アンタルヤでツアー初タイトルを獲得。
また、下部ツアーのチャレンジャーではこれまでに2つのタイトルを獲得。
グレード別 | |
グランドスラム | – |
マスターズ | – |
ATP500 | – |
ATP250 | 2 |
サーフェス別 | |
ハード | – |
クレー | 1 |
グラス | 1 |
グランドスラムの最高成績
全豪オープン | 2回戦 |
全仏オープン | 4回戦 |
ウィンブルドン | 1回戦 |
全米オープン | 2回戦 |
- グランドスラムの最高成績は4回戦(ベスト16)
- 初めてのグランドスラム本戦入りとなった2018年の全豪オープンでいきなり1回戦を突破
- 2020年の全仏で初めて2回戦を突破してそのまま一気にベスト16入り
マスターズの最高成績
インディアンウェルズ | – |
マイアミ | 4回戦(ベスト16) |
モンテカルロ | ベスト8 |
マドリード | – |
ローマ | ベスト4 |
カナダ | – |
シンシナティ | 1回戦 |
上海 | 1回戦 |
パリ | 2回戦 |
- マスターズの最高成績はベスト4
- 2018年のローマで本戦初勝利
- 2019年のモンテカルロで予選からの出場でしたがシード選手を破りベスト8まで勝ち上がり
- 2021年のローマで初のマスターズベスト4。この大会ではモンフィス選手、ティエム選手、ルブレフ選手と3人のシード選手に勝利。
ランキングの推移
キャリアハイの推移 | |
トップ100 | 2018年(23歳) |
トップ50 | 2019年(24歳) |
キャリアハイ|26位 | 2021年(26歳) |
年末ランキングの推移 | |
2014 | 812 |
2015 | 370 |
2016 | 300 |
2017 | 212 |
2018 | 107 |
2019 | 52 |
2020 | 33 |
勝敗
キャリア通算のツアーレベル(ATP250以上)での勝敗は55勝57敗(勝率49%)
【試合形式別】
- 5セットマッチ|7勝11敗(勝率38%)
- 3セットマッチ|48勝46敗(勝率51%)
【サーフェス別】
- クレー|30勝27敗(勝率52%)
- グラス|8勝5敗(勝率61%)
- ハード|17勝25敗(勝率40%)
現状ではタイトルを獲得しているグラスコートでの勝率が最も高いです。
しかしソネゴ選手自身は最も好きなサーフェスがクレーみたいなので、今後クレーの勝率が上がってくるかもしれません。
獲得賞金
キャリア通算の獲得賞金は約250万ドル(約2億7000万円)
1シーズン平均(プロ入り9年目)にすると約3000万円になります。
ソネゴ選手のプレースタイル・強さ・スタッツから見る特徴
プレースタイルや強さ
サーブ自体の威力もなかなか高いですが、そこからのネットプレーやフォアハンドでの攻めが良く、その結果キープ率もかなり高くなっています。
また時折見せるドロップショットのレベルもそれなりに高く、タイミングが合えば相手が全く動けないような時もあります。
スタッツ
(比較用に錦織選手・フェデラー選手のスタッツも表示しています。)
ソネゴ | 錦織圭 | フェデラー | |
エースの数 | 653本 (1試合平均:5.9本) |
1851本 (1試合平均:3.2本) |
10865本 (1試合平均:7.5本) |
ファーストサーブ ポイント獲得率 |
72% | 71% | 77% |
セカンドサーブ ポイント獲得率 |
50% | 53% | 57% |
サービスゲーム 取得率 |
81% | 80% | 89% |
ファーストサーブ リターンポイント獲得率 |
27% | 30% | 33% |
セカンドサーブ リターンポイント獲得率 |
46% | 53% | 51% |
リターンゲーム 取得率 |
17% | 27% | 27% |
サービスエースの数が1試合平均約6本と多めで、サービスゲームキープ率も良いです。
リターンについてもブレーク率こそそこまで高く無いですが、リターンポイント自体は結構取れているので後は重要なポイントでいかにポイントを取るかという事だけだと思います。
主な経歴
2017年に地元イタリアのチャレンジャーで優勝
ソネゴ選手はプロ登録は2013年でしたが、本格的にツアーに参戦したのは2014年の後半頃から。
ランキングが大きくアップすることはありませんでしたが、じわじわと上げて2017年の10月に地元イタリアで開催されたチャレンジャーで優勝。
この大会はWCでの出場でしたが、2人のシード選手を撃破してタイトルを獲得しています。
2019年のアンタルヤでツアー初タイトル
2018年にはグランドスラム初勝利をあげるなど、徐々にツアーレベルでも戦える実力をつけてきます。
2019年シーズンに入り、4月のATP1000モンテカルロでマスターズ初のベスト8進出。
予選からの出場でしたが、本戦の2回戦では8シードのハチャノフ選手にストレートで勝利しています。
6月のATP250アンタルヤではノーシードでの出場で、決勝までに3人のシード選手を破り、3回の逆転勝ちを収めての劇的な優勝となりました。
ではロレンツォ・ソネゴ選手のプレースタイルやランキング、使用しているラケットについては以上です。ここまで読んでくださってありがとうございました。
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