2019年10月21日〜10月27日にかけてオーストリア・ウィーンで行われる男子テニスツアー大会でATP500の「エルステ・バンク・オープン」のドローや結果、出場選手、注目選手などをまとめていきます。
2020年大会についてはこちら!

2019年のエルステバンクオープンには日本人選手では錦織選手が出場する予定になっています。
錦織選手は右ひじの怪我のため欠場。
【男子テニスツアー大会のグレード】
マスターズ(ATP1000)
ATP500
ATP250
ATP500 ウィーン 2019年の出場選手・注目選手
出場選手一覧
本戦に出場する選手一覧です。ドローサイズは64で上位8シードは1回戦免除。
- Q=予選勝者
- WC=ワイルドカード(主催者推薦)
- PR=プロテクトランキング(一時的にランキングを落としている選手の救済措置)
- LL=ラッキールーザー(本戦に欠場者が出た時に予選決勝で敗退した選手の繰り上がり)
選手 | |
1 | ドミニク・ティエム |
2 | カレン・カチャノフ |
3 | マテオ・ベレッティーニ |
4 | ガエル・モンフィス |
5 | ディエゴ・シュワルツマン |
6 | フェリックス・オジェ・アリアシム |
7 | ギド・ペラ |
8 | ボルナ・チョリッチ |
9 | ニコロズ・バシラシビリ |
10 | グリゴール・ディミトロフ |
11 | ミロシュ・ラオニッチ |
12 | アンドレイ・ルブレフ |
13 | ホベルト・ホルカシュ |
14 | パブロ・カレーニョブスタ |
15 | デニス・シャポバロフ |
16 | フェルナンド・ベルダスコ |
17 | サム・クエリー |
18 | ジル・シモン |
19 | ロレンゾ・ソネゴ |
20 | カイル・エドモンド |
21 | チョン・ヒョン |
22 | ミハイル・ククシュキン |
23 | フェリシアーノ・ロペス |
24 | ピエール・ユーグ・エルベール |
25 | アドリアン・マナリノ |
26 | ジョー・ウィルフリード・ツォンガ(WC) |
27 | ヤニック・シナー(WC) |
28 | デニス・ノバク(WC) |
29 | ダミアー・ジュムホール(Q) |
30 | マートン・フチョビッチ(Q) |
31 | アルヤズ・ベデネ(Q) |
32 | フィリップ・コールシュライバー(Q) |
注目選手
ダニール・メドベージェフ
8月以降驚異の6大会連続でツアー決勝に進出しているダニール・メドベージェフ選手。
全米オープン開催中に初出場となるにも関わらず早々とツアーファイナル出場を決め、レースランキングではついに3位まで浮上。
シンシナティでのマスターズ初タイトルに加え上海でも優勝、全米オープンではグランドスラム初の決勝進出と一気にトップ5へ駆けあがってきました。
錦織圭
昨年のこのウィーンで準優勝を果たしている錦織圭選手。
以前は同週に開催されているATP500 バーゼルの方に出場する事がほとんどでしたが、昨年はこちらのウィーンに変更。
初参戦でしたがいきなり準優勝で、バーゼルも相性の良い大会でしたがこちらも相性は良さそうです。
リュカ・プイユ
2017年大会で優勝を果たしているフランスの元トップ10プレイヤーであるリュカ・プイユ選手。
2017年はノーシードでの出場でしたが、ガスケ選手、エドモンド選手らを撃破し決勝では同胞のツォンガ選手に勝利してタイトルを獲得。
今年は1回戦敗退の大会も多いですが、全豪ではグランドスラム初のベスト4、マスターズ・シンシナティでもベスト8入り。
パブロ・カレーニョブスタ
全豪オープン以降、やや不調気味でしたが7月以降再び調子を上げてきているスペインのパブロ・カレーニョブスタ選手。
ウィーンではまだ好成績を残した経験はなく、2017年の2回戦が最高成績。
クレーを得意とする選手ですが、近年はハードでも徐々に成績を上げてきて、2017年には全米でベスト4入りもしています。
9月に開催されたATP250成都では2年ぶりにツアータイトルも獲得。
ATP500 ウィーン 2019年のドローと結果
ドローが発表されたら以下にリンクを貼ります。
エルステ・バンク・オープン2019 シングルス ドロー(ATPTOUR.COM)
1回戦〜2回戦のシードダウンなどの注目結果
【1回戦の注目結果】
- 予選上がりのベデネ選手が7シードのペラ選手に勝利。
- カザフスタンのククシュキン選手が8シードのチョリッチ選手に勝利。
【2回戦の注目結果】
準々決勝〜決勝のドローと結果
ティエム【1】 | ティエム【1】 50 RET | ティエム【1】 36 75 63 | ティエム【1】 36 64 63 |
カレーニョブスタ | |||
ベレッティーニ 【3】 | ベレッティーニ 【3】 75 76 | ||
ルブレフ | |||
ベデネ(Q) | モンフィス【4】 75 61 | シュワルツマン【5】 63 62 | |
モンフィス【4】 | |||
シュワルツマン【5】 | シュワルツマン【5】 76 62 | ||
カチャノフ【2】 |
【準々決勝の注目結果】
- 5シードのシュワルツマン選手が2シードのカチャノフ選手に勝利。これにより対カチャノフ選手で2勝1敗と勝ち越し。
【準決勝の結果】
- 1シードのティエム選手が3シードのベレッティーニ選手に1セットダウンからの逆転で勝利。これでベレッティーニ選手に対しては2勝1敗で勝ち越し。この母国開催のウィーンでは初の決勝進出。
- 5シードのシュワルツマン選手が4シードのモンフィス選手に勝利。これでモンフィス選手との戦績は2勝2敗のイーブン。ウィーンでは初の決勝進出。
【決勝の結果】
- 1シードのティエム選手が5シードのシュワルツマン選手に1セットダウンからの逆転で勝利。これでシュワルツマン選手との対戦成績は5勝2敗。ウィーンでは初のタイトルを獲得し、今シーズン5つ目のタイトルを獲得。
大会後終了時の錦織圭のポイント変動とランキングの推測
錦織選手が昨年この大会で獲得したポイントは準優勝の300。
大会開始前のポイントは2860で9位。
結果 | 加算 | ポイント |
優勝 | +200 | 3060 |
準優勝 | 0 | 2860 |
ベスト4 | -120 | 2740 |
ベスト8 | -210 | 2650 |
2回戦 | -255 | 2605 |
1回戦 | -300 | 2560 |
錦織選手は大会欠場のため300ポイントがマイナスされ、少なくとも9位以下のランキングに。
他の選手の活躍次第ではトップ10から落ちる可能性もあります。
日程・放送予定
日程
日程 | ラウンド | 開始時間 現地(日本) |
10月21日(月) | 1回戦 | |
10月22日(火) | 1回戦 | |
10月23日(水) | 2回戦 | |
10月24日(木) | 2回戦 | |
10月25日(金) | 準々決勝 | |
10月26日(土) | 準決勝 | |
10月27日(日) | 決勝 |
放送予定
【WOWOWオンデマンド】
1回戦からライブ配信&見逃し配信
【GAORA】
1回戦から生中継
【Paravi】
1回戦からライブ配信
【BS朝日】
錦織選手の試合を中心に放送。
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